Jonathan Kreisberg "Shadowless"
Jonathan Kreisbergの2011年の新作です。
Jonathan Kreisbergは、Ari Hoenig "Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60161207.html)に参加しているのを聴いて好感触を受け、既発売盤を物色していたら新作リリースの情報を見つけ、HMV,amazon等での扱いがないので、直接買い付けを実施した次第であります。
国内一般入手は3月過ぎなのですが、直接買い付けで1月には手に入れています。
日本のアマチュアでは、一番早い入手だったんじゃないかと自負しているのですが。。
メンツは以下の通り、前に紹介した"South Of Everywhere"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60300874.html)と同じです。
Jonathan Kreisberg(G)、Will Vinson(Sax)、Henry Hey(P)、Matt Penman(B)、Mark Ferber(Ds)
演奏曲は8曲で、6曲がオリジナル。4曲目がギリシャの古いメロディ、8曲目がガーシュインという布陣です。
1 Twenty One
2 Stir the Stars
3 Shadowless
4 Zembekiko
5 Long, Like a Mercury Day
6 The Common Climb
7 Defying Gravity
8 Nice Work If You Can Get It
演奏ですが、複雑な構成の曲が多いなぁという印象で、それらの曲がとっても魅力的であるところがアルバムの価値をあげていると感じさせてくれます。
それでいて、全体に凄みを感じさせる演奏が増えていまして、各奏者の演奏それぞれのそれ自体も凄みを感じるものがあるうえに、バンド全体としての凄み(ある種の勢いか?)を感じる部分も多くあり、バンドとしての一体感というより押し出し("突進"が近いか)感みたいなものに圧倒されるような感じを受けています。
さらに"South Of Everywhere"と較べて、SAXとGuitarのユニゾンと、それぞれが別個に動く部分の対比が秀逸で、別々に演奏しているそれぞれと、その絡みがえらく格好良くて、その格好良いところから、ユニゾンになだれ込んだ瞬間に、背筋ゾゾーみたいな感覚が(笑)
当然、各人のソロも勢いのある演奏目白押しで、ゆったり聴いている暇を与えないような怒濤の演奏に耳をそばだてっぱなしみたいな感じで、大変なことになってます。
4曲目がギリシャの古いメロディで、アルバムの中ではエキゾチックなメロディが異彩を放っている感じになるのですが、それが逆に良いアクセントになっている感じです。
前作が、will vinsonを除いた4人、前々作が同じ5人と、普段の活動を一緒に演っている可能性は(それぞれ、引く手数多であろうから)かなり低いとは思うが、それでも長らく一緒に演奏してきたことが、しっかり身になった息のあった演奏の素晴らしさにひれ伏すばかりです。
と、圧倒されっぱなしで、一気にアルバム全部を聴いてしまうような自体になること多々ではありますが、それでいて聴いた後の爽快感なんてものもありまして。
ヘヴィローテーションしたくなるというシロモノであります。
このアルバムはかなり良いと思います。たった2枚しか聴いてませんが、きっとこれが彼のベストです。
年ベストにも入れたいような勢いですが、年末まで覚えていられるか。。(汗)
Jonathan Kreisberg "Shadowless"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3989455)
Jonathan Kreisbergは、Ari Hoenig "Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60161207.html)に参加しているのを聴いて好感触を受け、既発売盤を物色していたら新作リリースの情報を見つけ、HMV,amazon等での扱いがないので、直接買い付けを実施した次第であります。
国内一般入手は3月過ぎなのですが、直接買い付けで1月には手に入れています。
日本のアマチュアでは、一番早い入手だったんじゃないかと自負しているのですが。。
メンツは以下の通り、前に紹介した"South Of Everywhere"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60300874.html)と同じです。
Jonathan Kreisberg(G)、Will Vinson(Sax)、Henry Hey(P)、Matt Penman(B)、Mark Ferber(Ds)
演奏曲は8曲で、6曲がオリジナル。4曲目がギリシャの古いメロディ、8曲目がガーシュインという布陣です。
1 Twenty One
2 Stir the Stars
3 Shadowless
4 Zembekiko
5 Long, Like a Mercury Day
6 The Common Climb
7 Defying Gravity
8 Nice Work If You Can Get It
演奏ですが、複雑な構成の曲が多いなぁという印象で、それらの曲がとっても魅力的であるところがアルバムの価値をあげていると感じさせてくれます。
それでいて、全体に凄みを感じさせる演奏が増えていまして、各奏者の演奏それぞれのそれ自体も凄みを感じるものがあるうえに、バンド全体としての凄み(ある種の勢いか?)を感じる部分も多くあり、バンドとしての一体感というより押し出し("突進"が近いか)感みたいなものに圧倒されるような感じを受けています。
さらに"South Of Everywhere"と較べて、SAXとGuitarのユニゾンと、それぞれが別個に動く部分の対比が秀逸で、別々に演奏しているそれぞれと、その絡みがえらく格好良くて、その格好良いところから、ユニゾンになだれ込んだ瞬間に、背筋ゾゾーみたいな感覚が(笑)
当然、各人のソロも勢いのある演奏目白押しで、ゆったり聴いている暇を与えないような怒濤の演奏に耳をそばだてっぱなしみたいな感じで、大変なことになってます。
4曲目がギリシャの古いメロディで、アルバムの中ではエキゾチックなメロディが異彩を放っている感じになるのですが、それが逆に良いアクセントになっている感じです。
前作が、will vinsonを除いた4人、前々作が同じ5人と、普段の活動を一緒に演っている可能性は(それぞれ、引く手数多であろうから)かなり低いとは思うが、それでも長らく一緒に演奏してきたことが、しっかり身になった息のあった演奏の素晴らしさにひれ伏すばかりです。
と、圧倒されっぱなしで、一気にアルバム全部を聴いてしまうような自体になること多々ではありますが、それでいて聴いた後の爽快感なんてものもありまして。
ヘヴィローテーションしたくなるというシロモノであります。
このアルバムはかなり良いと思います。たった2枚しか聴いてませんが、きっとこれが彼のベストです。
年ベストにも入れたいような勢いですが、年末まで覚えていられるか。。(汗)
Jonathan Kreisberg "Shadowless"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3989455)
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