Giulia Valle Group "Berenice"
2007年の"Danza Imprevista"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a48191275.html)の次の新作ということで気にはなっていたのですが、販売価格がこなれず、もうちょっと安価なモノが見つかるか、中古で出るまで待とうと思っていたらなかなか見つからず、年明けにようやく見つけて入手にこぎ着けた次第であります。
FSNTなんですが、デジパック仕様という、ある意味レアなアルバムと言うことになりますかね(笑)
彼女の参加作は、他にJason Lindner関連で2枚持っていまして、記事は下記の通り。(参考)
"1,2,3,ETC"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59539604.html)
"Enchanted House"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59504704.html)
メンツは、下記5人で2管のクインテットとなります。David Xirguの名前はFSNTをチェックしているとよく見る名前ですが、他の人は初めて見る名前だと思います。
Giulia Valle(B)、Marti Serra(Ts,Ss)、Gorka Benitez(Ts,Fl)、Marco Mezqida(P,Key)、David Xirgu(Ds)
演奏曲は下記8曲で、おそらく全部オリジナルです。
1 Argentina
2 Break-A-Loop
3 Un Sueno
4 Xuxi
5 Va Y Viene
6 Berenice
7 Shades Off
8 Intro
演奏ですが、全体的におとぎ話のBGMに使えそうな、ちょっとかわいい雰囲気とユーモア感を感じさせる旋律の曲が多く、アレンジとアンサンブルのしっかりした演奏で、演奏を楽しむ部分よりも、曲を楽しむ部分が強いような印象を受けています。
ちょっとかわいい雰囲気とユーモア感はあるのですが、随所にフリーな演奏を差し挟むことで一筋縄ではいかない雰囲気を醸し出しているというか、フリーの部分も情景を彩る演出としてしっかり機能している感じです。
メンツ単位で見ると
Giulia Valleのちょっと硬質なベース音、Marti Serraの印象的なソプラノソロ、Gorka Benitezの軽快なフルート、Marco Mezqidaの全体をまとめ上げるような鍵盤、David Xirguのなかなかタイトに決まるドラム という感じでそれぞれも、特筆すべきものはないけど相応のクオリティの演奏をしていると思いますが、それ以上にその5者が有機的に絡まったアンサンブルの部分に、面白さの大半があるような印象です。
冒頭に書いた通り、情景を思い浮かべるような、映画音楽なような、"Secret story"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2612776)を聴いているようなというのが、印象的なアルバムであります。
部分的には、かなりストイックでヘヴィな演奏であるところが多いとは思いますが、全体としてはストーリー性を楽しめるので、以外と1枚一気にすんなりと聴き通せてしまうアルバムです。
こういう感じ好きな人多いと思うんですけど、なかなか手が出せない(その前に知る機会がない)ですよね。。
Giulia Valle Group "Berenice"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3842446)
FSNTなんですが、デジパック仕様という、ある意味レアなアルバムと言うことになりますかね(笑)
彼女の参加作は、他にJason Lindner関連で2枚持っていまして、記事は下記の通り。(参考)
"1,2,3,ETC"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59539604.html)
"Enchanted House"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59504704.html)
メンツは、下記5人で2管のクインテットとなります。David Xirguの名前はFSNTをチェックしているとよく見る名前ですが、他の人は初めて見る名前だと思います。
Giulia Valle(B)、Marti Serra(Ts,Ss)、Gorka Benitez(Ts,Fl)、Marco Mezqida(P,Key)、David Xirgu(Ds)
演奏曲は下記8曲で、おそらく全部オリジナルです。
1 Argentina
2 Break-A-Loop
3 Un Sueno
4 Xuxi
5 Va Y Viene
6 Berenice
7 Shades Off
8 Intro
演奏ですが、全体的におとぎ話のBGMに使えそうな、ちょっとかわいい雰囲気とユーモア感を感じさせる旋律の曲が多く、アレンジとアンサンブルのしっかりした演奏で、演奏を楽しむ部分よりも、曲を楽しむ部分が強いような印象を受けています。
ちょっとかわいい雰囲気とユーモア感はあるのですが、随所にフリーな演奏を差し挟むことで一筋縄ではいかない雰囲気を醸し出しているというか、フリーの部分も情景を彩る演出としてしっかり機能している感じです。
メンツ単位で見ると
Giulia Valleのちょっと硬質なベース音、Marti Serraの印象的なソプラノソロ、Gorka Benitezの軽快なフルート、Marco Mezqidaの全体をまとめ上げるような鍵盤、David Xirguのなかなかタイトに決まるドラム という感じでそれぞれも、特筆すべきものはないけど相応のクオリティの演奏をしていると思いますが、それ以上にその5者が有機的に絡まったアンサンブルの部分に、面白さの大半があるような印象です。
冒頭に書いた通り、情景を思い浮かべるような、映画音楽なような、"Secret story"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2612776)を聴いているようなというのが、印象的なアルバムであります。
部分的には、かなりストイックでヘヴィな演奏であるところが多いとは思いますが、全体としてはストーリー性を楽しめるので、以外と1枚一気にすんなりと聴き通せてしまうアルバムです。
こういう感じ好きな人多いと思うんですけど、なかなか手が出せない(その前に知る機会がない)ですよね。。
Giulia Valle Group "Berenice"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3842446)
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