Michael Jackson "Michael"
ジャズに限らない年間ベストを選んだときという話題で、さる人が「このアルバムに勝るものがあったか?」という発言をされたことで一気に気になるアルバム度急上昇したものであります。
たしかに、"This Is It"は、これまたさる人のご託宣により映画館まで足を運び、唖然としているうちにあっという間に終わってしまって衝撃的というか、感動しているうちに終了というとんでもない体験もしております。
が、この作品が出るニュースは知っていても、買うという意識にまでは至らなかった(ジャズ盤で充分忙しいから)のが、当時(2010年末)の状況だったので、上記ひと言のインパクトの強さがわかろうってもんです。
個人的には、"ジャズに限らない年間ベスト"なんて口出しできないほど他のジャンルの音楽を聴いていないので、当然何も言い返せず、ただただそれだけ凄いんなら聴いてみようじゃありませんかと買い込んできた次第であります。
収録曲は下記10曲。これらの曲を準備して新アルバムを作ろうとしていたわけではく、また未発表曲というわけでもなく、過去からの未完成曲を寄せ集めて完成させたという感じのようです。
白眉は、9曲目でしょうね。日本人ですから..(笑)
1 Hold My Hand (Duet with Akon)
2 Hollywood Tonight
3 Keep Your Head Up
4 (I Like) The Way You Love Me
5 Monster (Featuring 50 Cent)
6 Best Of Joy
7 Breaking News
8 (I Can’t Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz)
9 Behind The Mask
10 Much Too Soon
おそらく、当人没後の完成と言うことで細かいところまで本人の検閲が入っていると言うことはないんでしょうけれど、それでもしっかりとMichael Jacksonワールドが構築されており、Thriller以来の(という言い方が正しいかよくわからんが)彼独特の音世界をしっかり表現していること。
それでいて、曲毎のドラマチックな展開は聴くものの琴線をしっかり掴んでいく巧みさを持ち。
さらに、本来は寄せ集めであったはずの10曲であるにもかかわらず、聴いていて違和感とか、場違い感を感じさせる楽曲がないことも、驚きに値するわけであります。
そりゃ5曲目が直接的にThrillerの2(3?)番煎じだろとか、7曲目の自画自賛だか自分の名前を連呼するのって.. とか、ツッコミどころもないわけではなく、なんの欠点のない完璧な作品とは言いませんが、それでも1枚一気に聴いても、それを何度繰り返しても、圧倒的な作品だと感じさせるだけの力を持ったアルバムであることは間違いありません。
たしかに、これを凌駕するだけの力を持った作品ってのは、(2010年内に限らなくても)あっても数少ないだろうと思わせます。
興味の対象であるところの9曲目は、曲としては、かなり原曲に忠実に再現されており、そこにMJのいつものテンションが注入されて、なかなか格好良い仕上がりになっています。
Michael Jackson "Michael" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/3944466)
たしかに、"This Is It"は、これまたさる人のご託宣により映画館まで足を運び、唖然としているうちにあっという間に終わってしまって衝撃的というか、感動しているうちに終了というとんでもない体験もしております。
が、この作品が出るニュースは知っていても、買うという意識にまでは至らなかった(ジャズ盤で充分忙しいから)のが、当時(2010年末)の状況だったので、上記ひと言のインパクトの強さがわかろうってもんです。
個人的には、"ジャズに限らない年間ベスト"なんて口出しできないほど他のジャンルの音楽を聴いていないので、当然何も言い返せず、ただただそれだけ凄いんなら聴いてみようじゃありませんかと買い込んできた次第であります。
収録曲は下記10曲。これらの曲を準備して新アルバムを作ろうとしていたわけではく、また未発表曲というわけでもなく、過去からの未完成曲を寄せ集めて完成させたという感じのようです。
白眉は、9曲目でしょうね。日本人ですから..(笑)
1 Hold My Hand (Duet with Akon)
2 Hollywood Tonight
3 Keep Your Head Up
4 (I Like) The Way You Love Me
5 Monster (Featuring 50 Cent)
6 Best Of Joy
7 Breaking News
8 (I Can’t Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz)
9 Behind The Mask
10 Much Too Soon
おそらく、当人没後の完成と言うことで細かいところまで本人の検閲が入っていると言うことはないんでしょうけれど、それでもしっかりとMichael Jacksonワールドが構築されており、Thriller以来の(という言い方が正しいかよくわからんが)彼独特の音世界をしっかり表現していること。
それでいて、曲毎のドラマチックな展開は聴くものの琴線をしっかり掴んでいく巧みさを持ち。
さらに、本来は寄せ集めであったはずの10曲であるにもかかわらず、聴いていて違和感とか、場違い感を感じさせる楽曲がないことも、驚きに値するわけであります。
そりゃ5曲目が直接的にThrillerの2(3?)番煎じだろとか、7曲目の自画自賛だか自分の名前を連呼するのって.. とか、ツッコミどころもないわけではなく、なんの欠点のない完璧な作品とは言いませんが、それでも1枚一気に聴いても、それを何度繰り返しても、圧倒的な作品だと感じさせるだけの力を持ったアルバムであることは間違いありません。
たしかに、これを凌駕するだけの力を持った作品ってのは、(2010年内に限らなくても)あっても数少ないだろうと思わせます。
興味の対象であるところの9曲目は、曲としては、かなり原曲に忠実に再現されており、そこにMJのいつものテンションが注入されて、なかなか格好良い仕上がりになっています。
Michael Jackson "Michael" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/3944466)
この記事へのコメント