Lee Konitz / Brad Mehldau / Charlie Haden / Paul Motian "Live At Birdland"
ECMの新譜をリリース前に予約して購入するのは、実はかなり久々ではないかと思っております。
この盤は、下記する通りの泣く子もだまる面々のライブと言うことで、ちょっと保留ってわけにもいかず予約購入をしています。
目当ては、最近クールジャズが気持ちよいのでLee Konitzと、昨今の活動は見逃せないBrad Mehldauと言うことになるでしょうか。。Charlie HadenだってPaul Motianだって、凄い人ですが最近積極的に買っている感じでもないので..
Lee Konitz(As)、Brad Mehldau(P)、Charlie Haden(B)、Paul Motian(Ds)
演奏曲は下記6曲。お馴染みのスタンダードです。このライブは、事前のリハーサルも打ち合わせもない、ぶっつけ本番だったという前情報もあるのでオリジナルとか難解な曲は演れなかったということかもしれません。ちなみに2009年の録音と言うことです。
1 Loverman
2 Lullaby Of Birdland
3 Solar
4 I Fall In Love Too Easily
5 You Stepped Out Of A Dream
6 Oleo
さすがに、モダンジャズの黄金期に数々の演奏を経験してきた面々。年齢的にもLee Konitz 84歳、Charlie Haden 74歳、Paul Motian 80歳と、還暦どころじゃない高齢の方々の演奏ということになります。
ちなみにBrad Mehldau 41歳だそうです。
演奏は、普通にテーマを実直に演奏して、ソロをまわしてという、まっとうなスタイルというよりは、テーマはLee Konitzがかなり崩して演奏してますし、リズムもCharlie Haden、Paul Motianのコンビらしく普通に4ビートを刻むようなことはなく訥々とした中に不思議な味わいを醸し出すような感じ。
リズムがそう言う意味では、しっかり刻まれていないのですが、だからといって破綻しているようなこともない演奏が繰り広げられています。まぁ、破綻はしてないですがちょっとくすんだ感じはしますかね(笑)
冒頭に書いた通り年齢のせいもあってか、全体に冴えた演奏というよりも、円熟味のあるというか、枯淡の境地的というかゆったりとした演奏が続いているというところは間違いのないところです。
それでも、各曲10分以上の演奏となっているので、各人各人なりの気合いを入れた演奏をしているのは間違いのないところでしょう。
と、いろいろ書きましたが、つまるところBrad Mehldauの力量に支えられている部分ってのは多大にあるだろうなと、容易に想像できるような状況ではありまして、演奏が破綻してないのも、締まった感じになっているのも、すべてはBrad Mehldauが要所を抑えているからに違いないでしょう。
しかし、平均年齢80歳+40歳という面々の演奏とは信じられないくらい、しっかりとした演奏を聴かせてくれています。 ・・・ これって、褒め言葉じゃないですね(笑)
Lee Konitz / Brad Mehldau / Charlie Haden / Paul Motian "Live At Birdland"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4016375)
この盤は、下記する通りの泣く子もだまる面々のライブと言うことで、ちょっと保留ってわけにもいかず予約購入をしています。
目当ては、最近クールジャズが気持ちよいのでLee Konitzと、昨今の活動は見逃せないBrad Mehldauと言うことになるでしょうか。。Charlie HadenだってPaul Motianだって、凄い人ですが最近積極的に買っている感じでもないので..
Lee Konitz(As)、Brad Mehldau(P)、Charlie Haden(B)、Paul Motian(Ds)
演奏曲は下記6曲。お馴染みのスタンダードです。このライブは、事前のリハーサルも打ち合わせもない、ぶっつけ本番だったという前情報もあるのでオリジナルとか難解な曲は演れなかったということかもしれません。ちなみに2009年の録音と言うことです。
1 Loverman
2 Lullaby Of Birdland
3 Solar
4 I Fall In Love Too Easily
5 You Stepped Out Of A Dream
6 Oleo
さすがに、モダンジャズの黄金期に数々の演奏を経験してきた面々。年齢的にもLee Konitz 84歳、Charlie Haden 74歳、Paul Motian 80歳と、還暦どころじゃない高齢の方々の演奏ということになります。
ちなみにBrad Mehldau 41歳だそうです。
演奏は、普通にテーマを実直に演奏して、ソロをまわしてという、まっとうなスタイルというよりは、テーマはLee Konitzがかなり崩して演奏してますし、リズムもCharlie Haden、Paul Motianのコンビらしく普通に4ビートを刻むようなことはなく訥々とした中に不思議な味わいを醸し出すような感じ。
リズムがそう言う意味では、しっかり刻まれていないのですが、だからといって破綻しているようなこともない演奏が繰り広げられています。まぁ、破綻はしてないですがちょっとくすんだ感じはしますかね(笑)
冒頭に書いた通り年齢のせいもあってか、全体に冴えた演奏というよりも、円熟味のあるというか、枯淡の境地的というかゆったりとした演奏が続いているというところは間違いのないところです。
それでも、各曲10分以上の演奏となっているので、各人各人なりの気合いを入れた演奏をしているのは間違いのないところでしょう。
と、いろいろ書きましたが、つまるところBrad Mehldauの力量に支えられている部分ってのは多大にあるだろうなと、容易に想像できるような状況ではありまして、演奏が破綻してないのも、締まった感じになっているのも、すべてはBrad Mehldauが要所を抑えているからに違いないでしょう。
しかし、平均年齢80歳+40歳という面々の演奏とは信じられないくらい、しっかりとした演奏を聴かせてくれています。 ・・・ これって、褒め言葉じゃないですね(笑)
Lee Konitz / Brad Mehldau / Charlie Haden / Paul Motian "Live At Birdland"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4016375)
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