Jimmy Raney "Two Jims And Zoot"
1964年録音の2ギターによるクインテットの演奏です。
これは、ずいぶん昔にいつものお店で教えてもらって妙に気に入ったので、いつか買おうと思って思っているうちに凄い時間が経ってしまって、ようやく入手した盤となります。
すでに、教えてもらったのがどういうタイミングだったか、良く覚えていないのですが。。
ふらっと寄った時だったか、新譜試聴会で復刻紹介だったか、平井さんのイベントだったか。。
おそらく、コレ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59384489.html)でしょう。
メンツは、以下の通り、ドラムの人の名前は記憶にないですが、それでも錚々たると言える面々です。
Jimmy Raney(G)、Jim Hall(G)、Zoot Sims(Ts)、Steve Swallow(B)、Osie Johnson(Ds)
演奏曲は以下の通り、A面B面5曲ずつの計40分の収録です。
1 Hold Me
2 A Primera Vez
3 Presente De Natal
4 Morning Of The Carnival
5 Este Seu Olhar
6 Betaminus
7 Move It
8 All Across The City
9 Coisa Mais Linda
10 How About You
中身ですが、ほどよくリラックス感を持ち、ほどよく抑制の利いた演奏で、4ビートにちょうど良いテンポの曲を気持ちよくスウィングする曲と、美しいバラードを次々と奏でるような内容で構成されています。
演奏は、丁々発止も、刺激的な音も、超絶テクニックも、派手といえるような要素はほぼ皆無で、録音もあまりレベルを上げて強い音を出すような感じではなくと、落ち着いて演奏と対峙できるようなアルバムです。
ベースとドラムがリズムをしっかり形作っている上で、サックスとギターがテーマとソロを分け合うような構成になるのですが、ギターが2本いるのでいつでもギターの音(主にカッティング)が鳴っている印象で、サックスとギターのユニゾンとギターの掛け合いとか、リズムギターが入ったうえでサックスとギターの掛け合いとか、ギター2本の掛け合いとか、次から次へと構成を変えながら曲を進行していくアレンジはなかなか二聴き応えがあります。
ピアノを入れなかったのは、音数を多くしない雰囲気を作りあげると言う意味で、功を奏していると感じられます。
フロントの3者がしっかり歌心を持った演奏で丁寧に情感込めて演奏していながら、ちょっとだけ緊張感を醸し出す部分なども存在していたりして、特に昨今のジャズを聴いている耳には、ほっと安堵のひとときをくれるような清涼感というか、安心して楽しめる内容じゃないかと思います。
Jimmy Raney "Two Jims And Zoot"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2610827)
これは、ずいぶん昔にいつものお店で教えてもらって妙に気に入ったので、いつか買おうと思って思っているうちに凄い時間が経ってしまって、ようやく入手した盤となります。
すでに、教えてもらったのがどういうタイミングだったか、良く覚えていないのですが。。
ふらっと寄った時だったか、新譜試聴会で復刻紹介だったか、平井さんのイベントだったか。。
おそらく、コレ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59384489.html)でしょう。
メンツは、以下の通り、ドラムの人の名前は記憶にないですが、それでも錚々たると言える面々です。
Jimmy Raney(G)、Jim Hall(G)、Zoot Sims(Ts)、Steve Swallow(B)、Osie Johnson(Ds)
演奏曲は以下の通り、A面B面5曲ずつの計40分の収録です。
1 Hold Me
2 A Primera Vez
3 Presente De Natal
4 Morning Of The Carnival
5 Este Seu Olhar
6 Betaminus
7 Move It
8 All Across The City
9 Coisa Mais Linda
10 How About You
中身ですが、ほどよくリラックス感を持ち、ほどよく抑制の利いた演奏で、4ビートにちょうど良いテンポの曲を気持ちよくスウィングする曲と、美しいバラードを次々と奏でるような内容で構成されています。
演奏は、丁々発止も、刺激的な音も、超絶テクニックも、派手といえるような要素はほぼ皆無で、録音もあまりレベルを上げて強い音を出すような感じではなくと、落ち着いて演奏と対峙できるようなアルバムです。
ベースとドラムがリズムをしっかり形作っている上で、サックスとギターがテーマとソロを分け合うような構成になるのですが、ギターが2本いるのでいつでもギターの音(主にカッティング)が鳴っている印象で、サックスとギターのユニゾンとギターの掛け合いとか、リズムギターが入ったうえでサックスとギターの掛け合いとか、ギター2本の掛け合いとか、次から次へと構成を変えながら曲を進行していくアレンジはなかなか二聴き応えがあります。
ピアノを入れなかったのは、音数を多くしない雰囲気を作りあげると言う意味で、功を奏していると感じられます。
フロントの3者がしっかり歌心を持った演奏で丁寧に情感込めて演奏していながら、ちょっとだけ緊張感を醸し出す部分なども存在していたりして、特に昨今のジャズを聴いている耳には、ほっと安堵のひとときをくれるような清涼感というか、安心して楽しめる内容じゃないかと思います。
Jimmy Raney "Two Jims And Zoot"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2610827)
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