Michel Camilo "Mano A Mano"

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Michel Camiloの新譜は、"Caribe"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60026272.html)以来ですので半年強ぶりって感じのようです。"Caribe"の録音はだいぶ前だったようですが、それにしてもリリースペースとしてはだいぶ早い感じします。
トリオでは"Spirit of the Moment"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a46580559.html)以来のようですので、4年ぶりくらいになるんですね。とこっちで考えれば納得というか腑に落ちはしますが。。(笑)
"Spirit of the Moment"の前の作品では往時の勢いをちょっと削がれた感じがしていたのですが、"Spirit of the Moment"でだいぶ戻ってきたなと感じていたので、その次作ということで興味津々です。

メンツは"Spirit of the Moment"と同じベーシストに、ドラムを廃してパーカッションを導入しています。
Michel Camilo(P)、Charles Florez(B)、Giovani Hidalgo(Per)

演奏曲は、camiloのオリジナルが8曲に"The Sidewinder","Naima""Alfonsina y El Mar"で全11曲となります。
1 Yes
2 The Sidewinder
3 Then and Now
4 Mano A Mano
5 You and Me
6 Rice and Beans
7 Naima
8 No Left Turn
9 Alfonsina y El Mar
10 Rumba Pa' Ti
11 About You

冒頭、コンガの音からスタートすることで普通のピアノトリオの感覚で聴くもんじゃないなとあらためて思い知らされるわけであります(笑)
すぐに、ピアノが絡んできてコンガとピアノの一騎打ちのような感じになるのですが、この1分程度のイントロ部分が、なんだか妙に心惹かれる演奏で、その後テーマになると、Michel Camiloらしいピアノ(ただし、まだテンションの高さは足りないか?)になって、ちょっとホッとするというか。。

冒頭もそうですが、その後もこのコンガとの掛け合いはちょっと他では聴けないくらいの相性の良さというか、もの凄さを感じさせてくれます。

8曲目が、そのコンガとのデュオなんですが、ピアノのソロフレーズがいかにもMichel Camiloな感じで、ノってるなと感じさせるところが個人的にはかなり好きです。

2曲目、7曲目とお馴染みのテーマの曲が入っているのですが、ドラムを廃したコンガ中心のラテンサウンドの中ではちょっと浮いてる印象を受けますかねぇ。

3、5、9、11と4曲スローな曲が入っていますが、正直彼の場合スローな曲に本領は無いと思っているのであまり期待していなかったのですが、テクニックに裏打ちされたかなり美しいフレーズをきれいにキメているのは実は圧巻だったりします(反省) ここでもコンガとの相性が効いているのかもしれません。
が、やっぱり彼の本領は早い曲にこそあるというのは間違いなさそうで、4曲目の後半のテンションの高さとか、はじけ具合とか、かなり満足度高いです。
スローな曲を多くすることで緩急をしっかりつけて、早い曲の良さを引き立てている部分ってのもあるのかなぁと勘ぐっています(笑)

ベストは、・・・8曲目にしておきます。


Michel Camilo "Mano A Mano"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4077044)

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