Stefano Di Battista "Woman's Land"
前作は"La Musica Di Noi"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59374219.html)で良いと思うので、昨年に引き続きということになります。
が、個人名義ではその前の"trouble shootin'"となるので、こちらをとると2007年作品だから4年ぶりと言うことになります。
リリース情報はかなり前から入手していたし、情報がいろいろ伝わってくるとメンツで食指がグィグィと動いたのですが、一旦、国内入荷がないような情報が流れ、その後国内リリースは大丈夫そうだと思っていたら、今度は全然値段がこなれないと、結構イライラさせられていたのですが、ある程度経ってから満を持してと言う感じで購入に至りました。
その食指が動いたメンツは以下の通り。個人的には、Jeff Ballard、Jonathan Kreisbergなんて名前だけでヨダレもんです(笑)
Stefano Di Battista(As,Ss)、Jeff Ballard(Ds)、Jonathan Kreisberg(G)、Francesco Puglisi(B)、Roberto Tarenzi(P)、Julian Oliver Mazzariello(P)
Ivan Lins(Vo:3)
Fabrizio Bosso(Tp:8,10)
演奏曲は、以下の12曲。最後の曲以外全部女性名がついているということで間違いないでしょう。なので、アルバムタイトルが"Woman's Land"となるわけであります。全部、Stefano Di Battistaのオリジナルとなります。
1 Molly Bloom
2 Valentina Tereakova
3 Rita Levi
4 Coco Chanel
5 Ella
6 Madame Lily Devaller
7 Josephine Baker
8 Maria Lani
9 Anna Magnani
10 Lucy
11 Lara Croft
12 Woman's Land
聴きながら調べていたんだけど全然見つからなかったんですが、だけど、過去に聴いたことがあるテーマが印象的な最初の2曲。
3曲目は、Ivan Linsのボーカルがフィーチャされたバラード。突然ボーカルが入るので、えっ?と思うのですが、なかなか沁みる良い演奏です。
4曲目は、古いフランスのジャズを彷彿とさせるような。。ってタイトルがココシャネル なるほどねぇと..(笑)
その後もオーソドクスだったり、オールドスタイルな雰囲気をそこはかとなく持った曲が多い印象がありまして、8曲目はロック調だったり10曲目は現代的なノリの良い感じ(前半)だったりするので実際は多彩なんですが、1曲の時間があまり長くない(概ね5分前後に抑えられている)ので、万華鏡的に大枠では大きな変化はない中でいろいろな場面をくるくると見せてくれるようなイメージを感じます。
演奏は、曲自体が総じて難解なものではないというのも影響しているのか、各人が安心して暴れられる環境が整っているということなのかも知れませんが、皆満足度の高い演奏(ソロ)を繰り広げています。
Stefano Di Battistaが彼の持ち味を出し切っていると言って良いでしょう。個人的にこの演奏の満足度は高いです。
さらに、Jonathan Kreisbergも、そう前面に出てくる頻度が高いかんじではありませんが、彼らしいソロをしっかり聴かせてくれてます。
Roberto TarenziだかJulian Oliver Mazzarielloだか判別つきませんが(汗)ピアノソロが、ハッと惹きつけられるものがありまして、思わず他の参加作を漁ってしまいそうになって、誰を捜せばいいのか迷ってしまいました(笑)
Jeff Ballarのタイトなドラムが格好良いし、各人の演奏それぞれが、もう素晴らしい。
最後がタイトル曲ですが、女性のボイス(誰が何を言ってるのかは全然判らん。)を前半に配した ちょっと落ちついた楽曲で締めくくられます。
と、もう一度調べてみたらちょっと前に中古で入手した"Jazz Italiano Live 2009"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60509138.html)がこの作品と近い選曲(タイトルが微妙に違いますが、同じ曲でしょう)になっていることに気がつきました。
最初の2曲が強烈な印象があるのですが、他の曲もなんか聞いたことあるような..が多いのが全部合点がいきました(笑)
ということで、最初の2曲一気聴きがベストということになります。この2曲のインパクトは強いです。
それぞれの女性について解説してあるページを見つけたので、無断転載しておきます。
1.MOLLY BLOOM/James Joyceの小説『Ulysses』の登場人物
2.VALENTINA TERESKOVA/旧ソ連・世界初の女性宇宙飛行士
3.RITA LEVI/RITA LEVI MONTALCINI、イタリアのノーベル神経学者
4.COCO CHANEL/ココ・シャネル
5.ELLA/エラ・フィッツジェラルド
6.MADAME LILY DEVALIER/Tom Robbinsの小説『JITTERBUG PERFUME』の登場人物
7.JOSEPHINE BAKER/「ブロンズ・ヴィーナス」ことフランス初の有色スター
8.MARIA LANI/ポーランド出身、パリ画界伝説の詐欺師
9.ANNA MAGNANI/ソフィア・ローレンより一世代上のイタリアの大女優
10.LUCY/1974年にエチオピアで発見された約350万年前の化石人骨
11.LARA CROFT/TVゲーム『トゥームレイダー』のキャラクター
12.WOMAN'S LAND/イタリアの女流詩人Alda Meriniの一節より
(http://www.musicalboxstore.com/prod.taf?n=Stefano%20Di%20Battista-Woman's%20land&idp=259615)
Stefano Di Battista "Woman's Land"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4079155)
が、個人名義ではその前の"trouble shootin'"となるので、こちらをとると2007年作品だから4年ぶりと言うことになります。
リリース情報はかなり前から入手していたし、情報がいろいろ伝わってくるとメンツで食指がグィグィと動いたのですが、一旦、国内入荷がないような情報が流れ、その後国内リリースは大丈夫そうだと思っていたら、今度は全然値段がこなれないと、結構イライラさせられていたのですが、ある程度経ってから満を持してと言う感じで購入に至りました。
その食指が動いたメンツは以下の通り。個人的には、Jeff Ballard、Jonathan Kreisbergなんて名前だけでヨダレもんです(笑)
Stefano Di Battista(As,Ss)、Jeff Ballard(Ds)、Jonathan Kreisberg(G)、Francesco Puglisi(B)、Roberto Tarenzi(P)、Julian Oliver Mazzariello(P)
Ivan Lins(Vo:3)
Fabrizio Bosso(Tp:8,10)
演奏曲は、以下の12曲。最後の曲以外全部女性名がついているということで間違いないでしょう。なので、アルバムタイトルが"Woman's Land"となるわけであります。全部、Stefano Di Battistaのオリジナルとなります。
1 Molly Bloom
2 Valentina Tereakova
3 Rita Levi
4 Coco Chanel
5 Ella
6 Madame Lily Devaller
7 Josephine Baker
8 Maria Lani
9 Anna Magnani
10 Lucy
11 Lara Croft
12 Woman's Land
聴きながら調べていたんだけど全然見つからなかったんですが、だけど、過去に聴いたことがあるテーマが印象的な最初の2曲。
3曲目は、Ivan Linsのボーカルがフィーチャされたバラード。突然ボーカルが入るので、えっ?と思うのですが、なかなか沁みる良い演奏です。
4曲目は、古いフランスのジャズを彷彿とさせるような。。ってタイトルがココシャネル なるほどねぇと..(笑)
その後もオーソドクスだったり、オールドスタイルな雰囲気をそこはかとなく持った曲が多い印象がありまして、8曲目はロック調だったり10曲目は現代的なノリの良い感じ(前半)だったりするので実際は多彩なんですが、1曲の時間があまり長くない(概ね5分前後に抑えられている)ので、万華鏡的に大枠では大きな変化はない中でいろいろな場面をくるくると見せてくれるようなイメージを感じます。
演奏は、曲自体が総じて難解なものではないというのも影響しているのか、各人が安心して暴れられる環境が整っているということなのかも知れませんが、皆満足度の高い演奏(ソロ)を繰り広げています。
Stefano Di Battistaが彼の持ち味を出し切っていると言って良いでしょう。個人的にこの演奏の満足度は高いです。
さらに、Jonathan Kreisbergも、そう前面に出てくる頻度が高いかんじではありませんが、彼らしいソロをしっかり聴かせてくれてます。
Roberto TarenziだかJulian Oliver Mazzarielloだか判別つきませんが(汗)ピアノソロが、ハッと惹きつけられるものがありまして、思わず他の参加作を漁ってしまいそうになって、誰を捜せばいいのか迷ってしまいました(笑)
Jeff Ballarのタイトなドラムが格好良いし、各人の演奏それぞれが、もう素晴らしい。
最後がタイトル曲ですが、女性のボイス(誰が何を言ってるのかは全然判らん。)を前半に配した ちょっと落ちついた楽曲で締めくくられます。
と、もう一度調べてみたらちょっと前に中古で入手した"Jazz Italiano Live 2009"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60509138.html)がこの作品と近い選曲(タイトルが微妙に違いますが、同じ曲でしょう)になっていることに気がつきました。
最初の2曲が強烈な印象があるのですが、他の曲もなんか聞いたことあるような..が多いのが全部合点がいきました(笑)
ということで、最初の2曲一気聴きがベストということになります。この2曲のインパクトは強いです。
それぞれの女性について解説してあるページを見つけたので、無断転載しておきます。
1.MOLLY BLOOM/James Joyceの小説『Ulysses』の登場人物
2.VALENTINA TERESKOVA/旧ソ連・世界初の女性宇宙飛行士
3.RITA LEVI/RITA LEVI MONTALCINI、イタリアのノーベル神経学者
4.COCO CHANEL/ココ・シャネル
5.ELLA/エラ・フィッツジェラルド
6.MADAME LILY DEVALIER/Tom Robbinsの小説『JITTERBUG PERFUME』の登場人物
7.JOSEPHINE BAKER/「ブロンズ・ヴィーナス」ことフランス初の有色スター
8.MARIA LANI/ポーランド出身、パリ画界伝説の詐欺師
9.ANNA MAGNANI/ソフィア・ローレンより一世代上のイタリアの大女優
10.LUCY/1974年にエチオピアで発見された約350万年前の化石人骨
11.LARA CROFT/TVゲーム『トゥームレイダー』のキャラクター
12.WOMAN'S LAND/イタリアの女流詩人Alda Meriniの一節より
(http://www.musicalboxstore.com/prod.taf?n=Stefano%20Di%20Battista-Woman's%20land&idp=259615)
Stefano Di Battista "Woman's Land"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4079155)
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