清水くるみ4

9月最後の金曜日に久々にライブを聴きに言ってきました。

清水くるみ4=清水くるみ(P)、津上研太(As)、工藤精(B)、力武誠(Ds)
このユニットのライブは初めてだったのですが、各人それぞれはどこかのライブの一員として聴いていることになります。

今回もいつも通りに2部からの参戦ということで、9時頃到着するように家に出たのですが、店に着くと1部の最後の曲の最中でした。(最近、2部から参入パターンに加え、このパターンも多くなってきている。)

2部は9時半頃から開始。今回のライブはオリジナルだけを演奏するという縛りのあるシリーズだったので、曲の前に清水さんが、「誰々の作曲の何々というタイトルの曲です。」と一言入れながらの演奏となりました。

約1時間強のセットで5曲くらいの演奏だったでしょうか?
美旋律を持った曲が多かった印象ですが、それでもおおむねどの曲でも熱く盛り上がる場面をつくって手に汗握るじゃないですが、白熱した演奏を楽しむことが出来ました。
研太さんのちょっと哀愁味を感じさせつつ、温度感は若干低めなれど優しさを感じる演奏はいつ聴いても素晴らしい。
工藤さんの地に足がついた感じの盤石の演奏も安心して聴けるというかとても好感触であります。
そして、力武さんの床を揺るがすが如くの力のこもったソロは圧巻でありました。
同席したG氏も話してましたが、清水くるみさんのピアノは琴線に引っかかる何かがあるようで、個人的には好きな演奏であります。

今回、なぜか?(前日に別の店で同じメンツのライブがあったから??それとも。。)聴衆が少なかったのですが、アンコールにもしっかり答えていただき、満足の1時間強でありました。

個人的には、火星2部作のなかに入っていたMars Rush が生で聴けたのがかなりの収穫でした。
Mars Rushは、BOZOの2作(下記)で演奏されているちょっと不思議なテーマを持った演奏なんですが、そのテーマが妙に印象的で、個人的には印象に残る好きな曲でありました。が、タイトルなんて覚えてないので、あのイントロが始まったときの驚きというか感激というか。。

 Bozo "Red Context -Anthology Of Live 2007"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a53070889.html)
 Kenta Tsugami "BOZO & Phonolite ensemble"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57062162.html)

研太さんにこの曲が聴けたのがうれしかったと話したところ、当時(2006?)多くの国が火星へ探査機を飛ばしていたのをニュースで見て、このタイトルで曲を書いてみようと思った、タイトル先行の曲だったそうです。
あとから調べて上記2枚のアルバムで演奏しているということは、研太さんもお気に入りの曲なんでしょう。


終演後は、常連の方々といろいろ話をしていたら。。
なぜか終演後にいらっしゃる方が多く、なんだかんだいろいろ話をしつつだらだらしていたらあっという間に2時を過ぎてしまいました。
最後は、Keith Jarrettのソロ作2枚を聴きながら閉店となりました。

飲酒量は少なかったので宿酔いはありませんでしたが、強烈な寝不足で翌日はとっとと寝てしまいましたとさ(笑)

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