Bill Frisell "All We Are Saying"
Bill Frisellの新作は、なんとJohn Lennon集でした。
昨年の"Beautiful Dreams"( http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59889980.html)あたりで、そろそろBill Frisellの新作を全部買わなくても良いかな?と思いつつ、それでも買い続けていたのですが、そろそろ買わない決断を・・・と思っていたらJohn Lennon集とのことで、思わず買ってしまいました(笑)
しかし、"そろそろ買わない決断を"と考えるのには、その多作ぶりのせいもあるかもしれません。
現状、半年に1枚くらいリリースしてるんじゃないですか? ちょっと多すぎな気もしますね。
この盤のメンツですが、2ギター+バイオリンに、ドラムとなります。ここのところBill Frisell盤では重用されているJenny Scheinmanがここでも起用されています。
凄い旨いとは思えないのですが、妙に味のあるバイオリンでJohn Lennonの音世界をどう構築しているのか興味津々のような、容易に窺い知れるような。。
Greg Leisz(G)、Bill Frisell(G)、Kenny Wollesen(Ds)、Jenny Scheinman(Vln)
演奏曲は、下記16曲のてんこ盛りです。だいたい全部が3~5分くらいに収まっている感じでしょう。
1 Across the Universe
2 Revolution
3 Nowhere Man
4 Imagine
5 Please, Please Me
6 You've Got to Hide Your Love Away
7 Hold On
8 In My Life
9 Come Together
10 Julia
11 Woman
12 Number 9 Dream
13 Love
14 Beautiful Boy
15 Mother
16 Give Peace a Chance
演奏ですが、ほとんどの曲が旋律としては基本的に元曲に忠実な演奏をしています。
テンポも、原曲が判別できる範疇で常識的なテンポを使用しています。
一部イントロをちょっといじっている感じのものもありますが、全体的にはさすがに原曲の良さを削がない音作りをしているということなんでしょう。
また、曲ごとのテンポが、近いところで合わせられていて、あまり印象がかけ離れたものにならないように配慮している感じ
John Lennon作品集という以外にも、アルバム内の統一感を持たせようとしたのではないかと推測しています。
なんで、名曲strawberry fields foreverも Starting Overも Jealous Guyも Ballad of John and Yoko(?)も
Happy Xmasなんかも漏れたのはアルバムの統一感を重視したからではないかと、嘘800を書いておきます。
サウンドとしては、紛うことなきBill Frisellの音世界以外の何ものでもなく、好き者には充分満足でき、食傷の人はしっかり食傷するべくサウンドが響きます。
バイオリンが主旋律を奏でる後ろで、ギターが幽幻なハーモニーをつける。あるいはギターが主旋律を奏でる後ろで、Jenny Scheinmanの変な揺らぎがありながら妙な味わいを感じさせるバイオリンが合いの手を入れる。
はたまたユニゾンで旋律を奏でていくと、手法はいろいろ使っていますがイメージとしてはあまり変化がないというか、良く言えば演奏者の個性が際立った演奏が聴かれます。
それにしても、Bill Frisellサウンドで奏でられるJohn Lennonの音楽は非常に気持ちよく、これほど魅力的に響くものかと驚愕するほど魅力的な作品に仕上がっているのは間違いありません。
ベストは、・・・原曲の好き嫌いになってしまいますかねぇ。とか言いつつJenny Scheinmanのバイオリンがフィーチャされた13曲目にしておきましょう(笑)
Bill Frisell "All We Are Saying"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4208462)
昨年の"Beautiful Dreams"( http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59889980.html)あたりで、そろそろBill Frisellの新作を全部買わなくても良いかな?と思いつつ、それでも買い続けていたのですが、そろそろ買わない決断を・・・と思っていたらJohn Lennon集とのことで、思わず買ってしまいました(笑)
しかし、"そろそろ買わない決断を"と考えるのには、その多作ぶりのせいもあるかもしれません。
現状、半年に1枚くらいリリースしてるんじゃないですか? ちょっと多すぎな気もしますね。
この盤のメンツですが、2ギター+バイオリンに、ドラムとなります。ここのところBill Frisell盤では重用されているJenny Scheinmanがここでも起用されています。
凄い旨いとは思えないのですが、妙に味のあるバイオリンでJohn Lennonの音世界をどう構築しているのか興味津々のような、容易に窺い知れるような。。
Greg Leisz(G)、Bill Frisell(G)、Kenny Wollesen(Ds)、Jenny Scheinman(Vln)
演奏曲は、下記16曲のてんこ盛りです。だいたい全部が3~5分くらいに収まっている感じでしょう。
1 Across the Universe
2 Revolution
3 Nowhere Man
4 Imagine
5 Please, Please Me
6 You've Got to Hide Your Love Away
7 Hold On
8 In My Life
9 Come Together
10 Julia
11 Woman
12 Number 9 Dream
13 Love
14 Beautiful Boy
15 Mother
16 Give Peace a Chance
演奏ですが、ほとんどの曲が旋律としては基本的に元曲に忠実な演奏をしています。
テンポも、原曲が判別できる範疇で常識的なテンポを使用しています。
一部イントロをちょっといじっている感じのものもありますが、全体的にはさすがに原曲の良さを削がない音作りをしているということなんでしょう。
また、曲ごとのテンポが、近いところで合わせられていて、あまり印象がかけ離れたものにならないように配慮している感じ
John Lennon作品集という以外にも、アルバム内の統一感を持たせようとしたのではないかと推測しています。
なんで、名曲strawberry fields foreverも Starting Overも Jealous Guyも Ballad of John and Yoko(?)も
Happy Xmasなんかも漏れたのはアルバムの統一感を重視したからではないかと、嘘800を書いておきます。
サウンドとしては、紛うことなきBill Frisellの音世界以外の何ものでもなく、好き者には充分満足でき、食傷の人はしっかり食傷するべくサウンドが響きます。
バイオリンが主旋律を奏でる後ろで、ギターが幽幻なハーモニーをつける。あるいはギターが主旋律を奏でる後ろで、Jenny Scheinmanの変な揺らぎがありながら妙な味わいを感じさせるバイオリンが合いの手を入れる。
はたまたユニゾンで旋律を奏でていくと、手法はいろいろ使っていますがイメージとしてはあまり変化がないというか、良く言えば演奏者の個性が際立った演奏が聴かれます。
それにしても、Bill Frisellサウンドで奏でられるJohn Lennonの音楽は非常に気持ちよく、これほど魅力的に響くものかと驚愕するほど魅力的な作品に仕上がっているのは間違いありません。
ベストは、・・・原曲の好き嫌いになってしまいますかねぇ。とか言いつつJenny Scheinmanのバイオリンがフィーチャされた13曲目にしておきましょう(笑)
Bill Frisell "All We Are Saying"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4208462)
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