国立パワージャズ 2011
2011年11月13日 国立は、一橋大学兼松講堂に於いて、国立パワージャズが開催されました。
今年で5回目となりますが、個人的には3回目の参戦となります。
先にメニューを書いておきます。昨年は4組だったのが、今年は3組に戻ってます。
1.寅カルテット:林栄一(As)、スガダイロー(P)、安東昇(B)、外山明(Ds)
2.三宅伸治 Deluxe BAND:三宅伸治(Vo,G)、高橋知治(B)、大島賢治(Ds)、厚見玲衣(Key)、
梅津和時(As)、片山広明(Ts)
3.山下洋輔 Special トリオ:山下洋輔(P)、竹内直(Ts)、江藤良人(Ds)
おおむね時間通りの開始で、会場が暗くなったところで、寅カルテットの4人が登場して、林さんがおもむろにサックスで曲を吹き始めてスタート。3世代の寅年人を集めたユニットでNO Trunksでは何回かライブをやっているのは知っているが、いままでタイミングが合わず見てませんでした。
寅年というだけのつながりで、それまでの共演歴もそう多くないような気がしていたのでどういう演奏になっているのかと興味津々でしたが、各人が各人の持ち味を発揮していながらしっかりまとまり感のある演奏で、なるほどねぇとえらそうに..(^^;;
特にピアノトリオになったときのダイローさんと外山さんの掛け合いの楽しさが良かったでしょうか..
さらに、今回の特筆として安東さんのベースソロが圧倒的に良くて、失礼な話ですが安東さんのベースってこんなに凄かったのかと感嘆してしまいました。
2組目は、三宅伸治バンド。前情報としては、忌野清志郎バンドを最後まで引っ張っていた人ということだけ。
ということで、ロックなんだろうなということくらいしか考えずにいるところで、演奏スタート。
最初2曲アップテンポの曲をやり、その後数曲静かな曲。忌野さんの、反原発歌、多摩蘭坂、いいことばかりはありゃしねぇと演奏して、最後にアップテンポな曲3~4曲演って大盛り上がりで終了。
忌野清志郎直系のロックンロールは、老体には厳しい部分がありつつ中盤では良い曲と演奏だなぁと感じておりました。
それと、前方2列くらいめまでは、最初から立ち上がって凄いテンションで盛り上がるのだが、そのすぐ後ろからは妙に冷めて聴いているような状況が不思議に面白く、冷静に三宅さんはやりにくいだろうなと感じてました。
というのもあってか?後半では三宅さんが肩車で会場をひとめぐり、その後もう1回飛び降りて一回りと、会場内を回ってと、盛り上げようとしてましたが..
3組目は、山下さん。実は山下さんってまともに聴いたことが無く、また生演奏も今回初めての体験でした。
が、大御所になる人はさすがに実力もかなり高く、演奏の説得力というかしっかり聴かせる力を持っていることをしっかりと感じ取りました。圧巻でした。
さらに、竹内さんの循環呼吸による延々のロングトーンソロと江藤さんのしなやか(力技でない)なドラムも素晴らしく満足度の高い演奏を楽しむことが出来ました。
山下さんのバンドだけ、アンコールがありました。
ということで、25分x2の休憩を挟んで、ほぼ定刻通りの19時頃に終了。
その後の打ち上げに参加させていただき、なんだかずるずる最後までいちゃいました。
※今回は、ミュージシャンの人たくさんいらっしゃいました。寅の3人。梅津さん、三宅さん..
国立パワージャズは、毎回隠れテーマというか、一貫性を持たせるためのキーワードがあると思っているのですが、今回はずばり中央線ってことで良いと思います。
中央線ジャズど真ん中のバンドから、国分寺/国立出身の忌野清志郎直系+梅津片山ペア、最後は立川在住の山下さんで締めるというのは、どっから見ても"真ん中通るは中央線"ということでしょう。
ちなみに、前回はピアノがテーマだったらしいですが、個人的にはドラムでした。
諸般もろもろあって、来年の開催がどうなるか、いろいろ心配な部分もあるのですが
今年で5回目となりますが、個人的には3回目の参戦となります。
先にメニューを書いておきます。昨年は4組だったのが、今年は3組に戻ってます。
1.寅カルテット:林栄一(As)、スガダイロー(P)、安東昇(B)、外山明(Ds)
2.三宅伸治 Deluxe BAND:三宅伸治(Vo,G)、高橋知治(B)、大島賢治(Ds)、厚見玲衣(Key)、
梅津和時(As)、片山広明(Ts)
3.山下洋輔 Special トリオ:山下洋輔(P)、竹内直(Ts)、江藤良人(Ds)
おおむね時間通りの開始で、会場が暗くなったところで、寅カルテットの4人が登場して、林さんがおもむろにサックスで曲を吹き始めてスタート。3世代の寅年人を集めたユニットでNO Trunksでは何回かライブをやっているのは知っているが、いままでタイミングが合わず見てませんでした。
寅年というだけのつながりで、それまでの共演歴もそう多くないような気がしていたのでどういう演奏になっているのかと興味津々でしたが、各人が各人の持ち味を発揮していながらしっかりまとまり感のある演奏で、なるほどねぇとえらそうに..(^^;;
特にピアノトリオになったときのダイローさんと外山さんの掛け合いの楽しさが良かったでしょうか..
さらに、今回の特筆として安東さんのベースソロが圧倒的に良くて、失礼な話ですが安東さんのベースってこんなに凄かったのかと感嘆してしまいました。
2組目は、三宅伸治バンド。前情報としては、忌野清志郎バンドを最後まで引っ張っていた人ということだけ。
ということで、ロックなんだろうなということくらいしか考えずにいるところで、演奏スタート。
最初2曲アップテンポの曲をやり、その後数曲静かな曲。忌野さんの、反原発歌、多摩蘭坂、いいことばかりはありゃしねぇと演奏して、最後にアップテンポな曲3~4曲演って大盛り上がりで終了。
忌野清志郎直系のロックンロールは、老体には厳しい部分がありつつ中盤では良い曲と演奏だなぁと感じておりました。
それと、前方2列くらいめまでは、最初から立ち上がって凄いテンションで盛り上がるのだが、そのすぐ後ろからは妙に冷めて聴いているような状況が不思議に面白く、冷静に三宅さんはやりにくいだろうなと感じてました。
というのもあってか?後半では三宅さんが肩車で会場をひとめぐり、その後もう1回飛び降りて一回りと、会場内を回ってと、盛り上げようとしてましたが..
3組目は、山下さん。実は山下さんってまともに聴いたことが無く、また生演奏も今回初めての体験でした。
が、大御所になる人はさすがに実力もかなり高く、演奏の説得力というかしっかり聴かせる力を持っていることをしっかりと感じ取りました。圧巻でした。
さらに、竹内さんの循環呼吸による延々のロングトーンソロと江藤さんのしなやか(力技でない)なドラムも素晴らしく満足度の高い演奏を楽しむことが出来ました。
山下さんのバンドだけ、アンコールがありました。
ということで、25分x2の休憩を挟んで、ほぼ定刻通りの19時頃に終了。
その後の打ち上げに参加させていただき、なんだかずるずる最後までいちゃいました。
※今回は、ミュージシャンの人たくさんいらっしゃいました。寅の3人。梅津さん、三宅さん..
国立パワージャズは、毎回隠れテーマというか、一貫性を持たせるためのキーワードがあると思っているのですが、今回はずばり中央線ってことで良いと思います。
中央線ジャズど真ん中のバンドから、国分寺/国立出身の忌野清志郎直系+梅津片山ペア、最後は立川在住の山下さんで締めるというのは、どっから見ても"真ん中通るは中央線"ということでしょう。
ちなみに、前回はピアノがテーマだったらしいですが、個人的にはドラムでした。
諸般もろもろあって、来年の開催がどうなるか、いろいろ心配な部分もあるのですが
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