John Escreet "Exception To The Rule"
John Escreetのアルバムは、先日の"The Age We Live In"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60783022.html)以来の2枚目となります。
前作はメンツ買いをしていましたが、本作はその内容を鑑みた上でのレーベル買いみたいなところがあります。
メンツは以下の通り。盟友David Binneyの参加は当然として、リズムは全然別の人を起用しています。
Eivind Opsvikは、David Binneyのアルバムでベースを弾いてる人(自blogで2枚引っかかりました)。
Nasheet Waitsは、最近では有名人と言っても良いでしょう、参加作多数です。
John Escreet(P/Key)、David Binney(As)、Eivind Opsvik(B)、Nasheet Waits(Ds)
演奏曲は、John Escreetの全部オリジナルで、1曲だけDavid Binneyとの共作になっています。
1 Exception To The Rule (John Escreet)
2 Redeye (John Escreet)
3 Collapse (John Escreet)
4 They Can See (John Escreet)
5 Escape Hatch (John Escreet)
6 Wide Open Spaces (John Escreet)
7 Electrotherapy (John Escreet / David Binney)
8 The Water Is Tasting Worse (John Escreet)
9 Restlessness (John Escreet)
10 Wayne's World (John Escreet)
前作ではFUSION臭の強めな言ってみれば聴きやすい部類の演奏でしたが、本作ではフリー要素を多めに含んでいるため、とっつきは悪めの作品になっています。
現代音楽、ミニマルを感じさせる楽曲とスピリチュアルな楽曲を組み合わせ、プログレ的進行とテクノ/エレクトロな味付けを垣間見せつつ、フリージャズフレーバーを振りかけたような演奏とでも言うんでしょうか? まったく訳わからないですね。
リズム、テーマが単調な繰り返しに近い曲が多いこと。リズムが単調で上にのっかるテーマが難解に感じる展開を繰り広げるもの。テーマがいろいろと表情を変えながら延々続くような感じのもの。
上記展開に、音のエフェクトとして電子音が絡んでいるものがあること。という感じで曲としてはいろいろと複雑な曲調のものが多く、一聴のとっつきは正直あまり良くないと感じさせるものがあります。
が、ソロになるとそれは熱いジャズど真ん中な即興を繰り広げている箇所があって、その部分で思わず耳をそばだててしまうようなかなりのインパクトを感じさせるソロを繰り広げています。
ちなみにソロはフリーキーではないものがほとんどです。
特に1曲目のDavid Binneyの延々のソロとか、10曲目のJohn Escreetのソロとか、思わず身を乗り出して聴き入ってしまいました。
全体としては、David BinneyよりもリーダーのJohn Escreetのほうが良い仕事をしている感が強いのは、長らく一緒に演っている盟友としての配慮の部分もあるのかなぁと。。
こういうのもジャズの1つの最先端的な演奏になるんだと思います。
John Escreet "Exception To The Rule" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4162808)
前作はメンツ買いをしていましたが、本作はその内容を鑑みた上でのレーベル買いみたいなところがあります。
メンツは以下の通り。盟友David Binneyの参加は当然として、リズムは全然別の人を起用しています。
Eivind Opsvikは、David Binneyのアルバムでベースを弾いてる人(自blogで2枚引っかかりました)。
Nasheet Waitsは、最近では有名人と言っても良いでしょう、参加作多数です。
John Escreet(P/Key)、David Binney(As)、Eivind Opsvik(B)、Nasheet Waits(Ds)
演奏曲は、John Escreetの全部オリジナルで、1曲だけDavid Binneyとの共作になっています。
1 Exception To The Rule (John Escreet)
2 Redeye (John Escreet)
3 Collapse (John Escreet)
4 They Can See (John Escreet)
5 Escape Hatch (John Escreet)
6 Wide Open Spaces (John Escreet)
7 Electrotherapy (John Escreet / David Binney)
8 The Water Is Tasting Worse (John Escreet)
9 Restlessness (John Escreet)
10 Wayne's World (John Escreet)
前作ではFUSION臭の強めな言ってみれば聴きやすい部類の演奏でしたが、本作ではフリー要素を多めに含んでいるため、とっつきは悪めの作品になっています。
現代音楽、ミニマルを感じさせる楽曲とスピリチュアルな楽曲を組み合わせ、プログレ的進行とテクノ/エレクトロな味付けを垣間見せつつ、フリージャズフレーバーを振りかけたような演奏とでも言うんでしょうか? まったく訳わからないですね。
リズム、テーマが単調な繰り返しに近い曲が多いこと。リズムが単調で上にのっかるテーマが難解に感じる展開を繰り広げるもの。テーマがいろいろと表情を変えながら延々続くような感じのもの。
上記展開に、音のエフェクトとして電子音が絡んでいるものがあること。という感じで曲としてはいろいろと複雑な曲調のものが多く、一聴のとっつきは正直あまり良くないと感じさせるものがあります。
が、ソロになるとそれは熱いジャズど真ん中な即興を繰り広げている箇所があって、その部分で思わず耳をそばだててしまうようなかなりのインパクトを感じさせるソロを繰り広げています。
ちなみにソロはフリーキーではないものがほとんどです。
特に1曲目のDavid Binneyの延々のソロとか、10曲目のJohn Escreetのソロとか、思わず身を乗り出して聴き入ってしまいました。
全体としては、David BinneyよりもリーダーのJohn Escreetのほうが良い仕事をしている感が強いのは、長らく一緒に演っている盟友としての配慮の部分もあるのかなぁと。。
こういうのもジャズの1つの最先端的な演奏になるんだと思います。
John Escreet "Exception To The Rule" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4162808)
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