Joel Frahm "Live At Smalls"
Live at Smallsシリーズの5回目くらいのリリースでしょうか?
今回は以下の3枚のリリースとなります。
Tim Ries(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4237777)
Joel Frahm(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4237780)
Bernstein / Goldings / Stewart(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4237786)
※今回も前回変わったジャケ仕様になってます。
開けて中央からCDを取り出すタイプから、外側から取り出すタイプで、内スリーブ付きです。
本作は、Joel Frahmというサックス奏者がリーダーです、過去に下記2作で聴いていることになっています。
Omer Avital "Free Forever"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60501402.html)
Omer Avital Group "Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60199015.html)
Cyrille Aimee and Friends "Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60462944.html)
Cyrille Aimeeにgreat wonderfulと紹介されている中堅レベルの人になると思います。
本作は、Kurt Rosenwinkelの参加がすべてと言ったら言い過ぎかも知れませんが、一番の注目株であることは間違いがいないところであります。
Joe Martinは話題作"Not By Chance"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58688010.html)のリーダーで、Otis Brown IIIは、Esperanza Spalding盤、Baptiste Trotignon盤で聴いている人となります。
Joel Frahm(Ts)、Kurt Rosenwinkel(G)、Joe Martin(B)、Otis Brown III(Ds)
ちなみに、ジャケではOtis BrownがPIANOと誤植があります(笑)
演奏曲は、Joel Frahmのオリジナルが5曲に、ストレイホーン、パーカーで全部で7曲となります。
1 Short Rack
2 A Little Extra
3 What's Your Beat?
4 Song For Mom
5 Chelsea Bridge
6 Alert
7 Steeplechase
1曲目がブルース基調の演奏、2曲目以降も4ビート8ビート基調のオーソドクスな演奏集となっています。
おおよそテーマをサックスが中心となって奏で、ギターは絶妙に絡んだり伴奏したりで進行した後サックスのソロから即興に入っていくような展開となります。
サックスのソロは、序盤冷静に演奏しているところから、徐々に熱さを帯びてくるというパターンが多く、この辺は予定調和的ではありますが、気持ちよく演奏に集中できるところがあります。
ギターのソロは実にKurt Rosenwinkelらしい熱くなりきらないところで、気持ちよくスウィングする演奏で曲調から微妙にはぐらかしてみたり、深く突っ込んでみたりと聴きどころ満載のソロを聴かせてくれます。
5、7曲めが非オリジナルになるのですが、昨今のKurt Rosenwinkelのスタンダードを演奏するトリオを彷彿とさせるかの如くのギターの延び延びとした演奏が気持ちよく響きます。
ベース、ドラムも演奏全体の雰囲気を上手に形成するような、でしゃばり過ぎず、凡庸にならずの好サポートを決めてくれています。
Live at Smallsシリーズらしいライブの好演を楽しませてくれる1枚となっています。たまらんす。
Joel Frahm "Live At Smalls" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4237780)
今回は以下の3枚のリリースとなります。
Tim Ries(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4237777)
Joel Frahm(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4237780)
Bernstein / Goldings / Stewart(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4237786)
※今回も前回変わったジャケ仕様になってます。
開けて中央からCDを取り出すタイプから、外側から取り出すタイプで、内スリーブ付きです。
本作は、Joel Frahmというサックス奏者がリーダーです、過去に下記2作で聴いていることになっています。
Omer Avital "Free Forever"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60501402.html)
Omer Avital Group "Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60199015.html)
Cyrille Aimee and Friends "Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60462944.html)
Cyrille Aimeeにgreat wonderfulと紹介されている中堅レベルの人になると思います。
本作は、Kurt Rosenwinkelの参加がすべてと言ったら言い過ぎかも知れませんが、一番の注目株であることは間違いがいないところであります。
Joe Martinは話題作"Not By Chance"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58688010.html)のリーダーで、Otis Brown IIIは、Esperanza Spalding盤、Baptiste Trotignon盤で聴いている人となります。
Joel Frahm(Ts)、Kurt Rosenwinkel(G)、Joe Martin(B)、Otis Brown III(Ds)
ちなみに、ジャケではOtis BrownがPIANOと誤植があります(笑)
演奏曲は、Joel Frahmのオリジナルが5曲に、ストレイホーン、パーカーで全部で7曲となります。
1 Short Rack
2 A Little Extra
3 What's Your Beat?
4 Song For Mom
5 Chelsea Bridge
6 Alert
7 Steeplechase
1曲目がブルース基調の演奏、2曲目以降も4ビート8ビート基調のオーソドクスな演奏集となっています。
おおよそテーマをサックスが中心となって奏で、ギターは絶妙に絡んだり伴奏したりで進行した後サックスのソロから即興に入っていくような展開となります。
サックスのソロは、序盤冷静に演奏しているところから、徐々に熱さを帯びてくるというパターンが多く、この辺は予定調和的ではありますが、気持ちよく演奏に集中できるところがあります。
ギターのソロは実にKurt Rosenwinkelらしい熱くなりきらないところで、気持ちよくスウィングする演奏で曲調から微妙にはぐらかしてみたり、深く突っ込んでみたりと聴きどころ満載のソロを聴かせてくれます。
5、7曲めが非オリジナルになるのですが、昨今のKurt Rosenwinkelのスタンダードを演奏するトリオを彷彿とさせるかの如くのギターの延び延びとした演奏が気持ちよく響きます。
ベース、ドラムも演奏全体の雰囲気を上手に形成するような、でしゃばり過ぎず、凡庸にならずの好サポートを決めてくれています。
Live at Smallsシリーズらしいライブの好演を楽しませてくれる1枚となっています。たまらんす。
Joel Frahm "Live At Smalls" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4237780)
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