Bill McHenry "Ghost Of The Sun"
Bill McHenryというテナー奏者のリーダー作です。この盤もサイドメン買いだったと思います。
思いますって、、REID ANDERSON、PAUL MOTIANですから、それだけで充分なんですが。。
で、過去の参加作を調べてみたら。。。
Bill McHenryとBen Monderの共演作って昨年も出ていてチェックした記憶はあるのですが購入には至っていなかったようです。
"Bloom"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3806878)
と思ったら、Paul Motianとの共演も2枚出ていたんですね。
8年前の"Bill MecHenry Quartet"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1969433)
4年前の"Roses"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2615788)
これは未チェックでした。
この2枚は今回の盤とまったく同じメンツみたいなので音の変遷をみるには好適のようなアルバムです。買おうかなぁ..
さらに、Bill McHenryは下記アルバムに参加していたので、Bad Plus人脈とも長らく交流があったということになるので、REID ANDERSON参加も納得できる布陣と言えるのかなぁと。。。
Live At Smalls"Live at SMALLS"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a46003321.html)
というメンツは以下の通り。
ちょうどこの盤が届いた直後くらいにPAUL MOTIANの訃報が入りまして、これが最後の録音か?と気になったのですが残念ながら2006年12月の録音でした。。。 ということは"Roses"と同時録音の可能性が高そうです。
BILL McHENRY(Ts)、BEN MONDER(G)、REID ANDERSON(B)、PAUL MOTIAN(Ds)
演奏曲は以下の通り、すべてBILL McHENRYのオリジナルとなります。
1 MS. POLLEY
2 LA FUERZA
3 ANTI HEROES
4 GHOSTS OF THE SUN
5 WILLIAM (DRUMS)
6 LITTLE ONE
7 WILLIAM III
8 LOST SONG
9 ROSES II
PAUL MOTIANのリーダー作を筆頭に彼の入ったユニットの演奏というと、どうもとっつきが悪いというか、そんな印象があるのですが...。
という前口上にはなるのですが、それでもBILL McHENRYの書く曲の良さというか、判りやすさが功を奏しているのか前述の先入観がある身にはかなり判りやすい演奏という印象となります。
PAUL MOTIANの叩き出す独特の間を持ったドラムが土台となり、REID ANDERSONがこれは曲調にあった盤石なベースを重ね、さらにBEN MONDERのギターが彩りを添えている上で、BILL McHENRYのサックスがメロディラインを奏でるという構図。
ですが、音の要はPAUL MOTIANが担っている印象にはなります。なんだかんだいって、PAUL MOTIAN偉大です。
全体の印象としては、スピリチュアル臭を感じる若干重めの演奏(でもフリーではない)ということは否定しませんが、と、ちょっと調べていたら、BILL McHENRYは"現代トリスターノ派の一人"と言われているようで、そういう耳で聴くとたしかに、そんな気配は感じるかもしれません。
それでもなんとも言えない不思議な雰囲気を醸し出していて、一筋縄ではいかないおもしろさというか、聴くたびに発見がありそうな予感を感じさせてくれる演奏で、思わず過去盤買おうかと思ったくらいにこの演奏に惹かれていたりします。
PAUL MOTIANが亡くなってこのユニットの存続はなくなってしまったことになりますが、このバンドを継承できるドラマーはなかなか見つからないと思うので、打ち止めかと思うとちょっと残念な気も..
Bill Mchenry "Ghost Of The Sun" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4223306)
思いますって、、REID ANDERSON、PAUL MOTIANですから、それだけで充分なんですが。。
で、過去の参加作を調べてみたら。。。
Bill McHenryとBen Monderの共演作って昨年も出ていてチェックした記憶はあるのですが購入には至っていなかったようです。
"Bloom"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3806878)
と思ったら、Paul Motianとの共演も2枚出ていたんですね。
8年前の"Bill MecHenry Quartet"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1969433)
4年前の"Roses"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2615788)
これは未チェックでした。
この2枚は今回の盤とまったく同じメンツみたいなので音の変遷をみるには好適のようなアルバムです。買おうかなぁ..
さらに、Bill McHenryは下記アルバムに参加していたので、Bad Plus人脈とも長らく交流があったということになるので、REID ANDERSON参加も納得できる布陣と言えるのかなぁと。。。
Live At Smalls"Live at SMALLS"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a46003321.html)
というメンツは以下の通り。
ちょうどこの盤が届いた直後くらいにPAUL MOTIANの訃報が入りまして、これが最後の録音か?と気になったのですが残念ながら2006年12月の録音でした。。。 ということは"Roses"と同時録音の可能性が高そうです。
BILL McHENRY(Ts)、BEN MONDER(G)、REID ANDERSON(B)、PAUL MOTIAN(Ds)
演奏曲は以下の通り、すべてBILL McHENRYのオリジナルとなります。
1 MS. POLLEY
2 LA FUERZA
3 ANTI HEROES
4 GHOSTS OF THE SUN
5 WILLIAM (DRUMS)
6 LITTLE ONE
7 WILLIAM III
8 LOST SONG
9 ROSES II
PAUL MOTIANのリーダー作を筆頭に彼の入ったユニットの演奏というと、どうもとっつきが悪いというか、そんな印象があるのですが...。
という前口上にはなるのですが、それでもBILL McHENRYの書く曲の良さというか、判りやすさが功を奏しているのか前述の先入観がある身にはかなり判りやすい演奏という印象となります。
PAUL MOTIANの叩き出す独特の間を持ったドラムが土台となり、REID ANDERSONがこれは曲調にあった盤石なベースを重ね、さらにBEN MONDERのギターが彩りを添えている上で、BILL McHENRYのサックスがメロディラインを奏でるという構図。
ですが、音の要はPAUL MOTIANが担っている印象にはなります。なんだかんだいって、PAUL MOTIAN偉大です。
全体の印象としては、スピリチュアル臭を感じる若干重めの演奏(でもフリーではない)ということは否定しませんが、と、ちょっと調べていたら、BILL McHENRYは"現代トリスターノ派の一人"と言われているようで、そういう耳で聴くとたしかに、そんな気配は感じるかもしれません。
それでもなんとも言えない不思議な雰囲気を醸し出していて、一筋縄ではいかないおもしろさというか、聴くたびに発見がありそうな予感を感じさせてくれる演奏で、思わず過去盤買おうかと思ったくらいにこの演奏に惹かれていたりします。
PAUL MOTIANが亡くなってこのユニットの存続はなくなってしまったことになりますが、このバンドを継承できるドラマーはなかなか見つからないと思うので、打ち止めかと思うとちょっと残念な気も..
Bill Mchenry "Ghost Of The Sun" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4223306)
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