類家心平4 "Sector b"
DCPRGでトランペットを吹いている類家心平さんのリーダー作で、菊地成孔がプロデュースをしています。
実は、当初買う予定はなかったのですが、中古で見つけて思わず手にとってました。
このジャケのインパクトは結構強いと思います。
メンツは以下の通り、キムハクエイさんが光っているような。。
類家心平(Tp)、キムハクエイ(P)、鉄井孝司(B)、吉岡大輔(Ds)
演奏曲は7曲で、類家作が4曲(1,3,6,7)、菊地作が1つ(2)、ガガが1曲(4)、他1曲(5)という構成になります。
1 Obsession
2 GL/JM
3 Chaotic Territory IV
4 Poker Face
5 ATOM
6 Flow
7 Coerulea
1曲目が、人力ドラムンベースな楽曲。
2曲目、3曲目がちょっとミニマル感を持たせた16ビートな曲、2曲目がちょっとダンサブル、3曲目が電気マイルスっぽい?
4曲目がバラードで、'50の演奏を想起させるような。。 ガガの曲なんですけどね
5曲目が、ちょっと"Time after time"を彷彿とさせる曲。
6曲目が、ジャズロックな雰囲気で、どことなく"side winder"を思い起こさせる。
7曲目が、思索的なごくごくスローな演奏で、エンディングを迎えます。
演奏ですが、類家さんの音は多彩な曲調に追従した盤石なものがあります。
さすがにウマいなぁと感じるところではありますが、ただ演奏が曲の範疇に収まっているのかなぁなんて思ってもみたり。
おそらく、この演奏のキモはキムハクエイさんで、彼のピアノが織りなすフレーズに耳を奪われることが幾度かありました。
彼のピアノは、アルバムでは2~3回聴いているはずですが、あまり強タッチにぐいぐい押すタイプでは無いのですが、その分織りなすフレーズの個性と1音1音の説得力が見事というか、惹かれます。
でも、(過去に聴いた印象からも)進化している部分があるんだろうなというのも感じられます。
そういう意味では、彼の演奏が曲を超えているところがアルバムのキモになっていると言えるのかも知れません。
ベースはゴリゴリ系、ドラムもあまりまとまるタイプではない印象で、この辺が全体の印象に寄与しているのは間違いのないところ。
曲のイメージを冒頭に書き出しましたが、良くも悪くも菊地プロデュースらしいところは見えているのかなぁ(笑)
類家さんの他のアルバムを聴いていないのでなんとも言えないですが、それでも、菊地プロデュースと言われて、あぁ判るw みたいなところはありますかね。
ベストは、類家さんの真価はここにあるんじゃないかという最後の曲になるのかなぁ。
類家心平4 "Sector b" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4175411)
実は、当初買う予定はなかったのですが、中古で見つけて思わず手にとってました。
このジャケのインパクトは結構強いと思います。
メンツは以下の通り、キムハクエイさんが光っているような。。
類家心平(Tp)、キムハクエイ(P)、鉄井孝司(B)、吉岡大輔(Ds)
演奏曲は7曲で、類家作が4曲(1,3,6,7)、菊地作が1つ(2)、ガガが1曲(4)、他1曲(5)という構成になります。
1 Obsession
2 GL/JM
3 Chaotic Territory IV
4 Poker Face
5 ATOM
6 Flow
7 Coerulea
1曲目が、人力ドラムンベースな楽曲。
2曲目、3曲目がちょっとミニマル感を持たせた16ビートな曲、2曲目がちょっとダンサブル、3曲目が電気マイルスっぽい?
4曲目がバラードで、'50の演奏を想起させるような。。 ガガの曲なんですけどね
5曲目が、ちょっと"Time after time"を彷彿とさせる曲。
6曲目が、ジャズロックな雰囲気で、どことなく"side winder"を思い起こさせる。
7曲目が、思索的なごくごくスローな演奏で、エンディングを迎えます。
演奏ですが、類家さんの音は多彩な曲調に追従した盤石なものがあります。
さすがにウマいなぁと感じるところではありますが、ただ演奏が曲の範疇に収まっているのかなぁなんて思ってもみたり。
おそらく、この演奏のキモはキムハクエイさんで、彼のピアノが織りなすフレーズに耳を奪われることが幾度かありました。
彼のピアノは、アルバムでは2~3回聴いているはずですが、あまり強タッチにぐいぐい押すタイプでは無いのですが、その分織りなすフレーズの個性と1音1音の説得力が見事というか、惹かれます。
でも、(過去に聴いた印象からも)進化している部分があるんだろうなというのも感じられます。
そういう意味では、彼の演奏が曲を超えているところがアルバムのキモになっていると言えるのかも知れません。
ベースはゴリゴリ系、ドラムもあまりまとまるタイプではない印象で、この辺が全体の印象に寄与しているのは間違いのないところ。
曲のイメージを冒頭に書き出しましたが、良くも悪くも菊地プロデュースらしいところは見えているのかなぁ(笑)
類家さんの他のアルバムを聴いていないのでなんとも言えないですが、それでも、菊地プロデュースと言われて、あぁ判るw みたいなところはありますかね。
ベストは、類家さんの真価はここにあるんじゃないかという最後の曲になるのかなぁ。
類家心平4 "Sector b" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4175411)
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