Charlie Haden / Hank Jones "Come Sunday"

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Charlie HadenとHank Jonesのデュオ作です。
この2人のデュオ作は、以前(正確には、1995)"Steal Away"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4909636)というアルバムが出ていまして、これが個人的にかなりツボにはまりまして、その後のCharie Hadenのデュオ作をたくさん買うきっかけになっています。
以前にも並べたことありますが、所有しているので以下の通り。

Charlie Haden / Antonio Forcoine
Charlie Haden / Pat Metheny
Charlie Haden / John Taylor
Charlie Haden / Kenny Barron
Charlie Haden / Egberto Gismonti
Charlie Haden / Christian Escoude
Charlie Haden / Carlos Paredes
Charlie Haden / Hank Jones
Charlie Haden / Hampton Hawes
Charlie Haden / Ornette Coleman
Charlie Haden / Keith Jarrette
Charlie Haden / Hank Jones

本作は2010年2月に録音されたもので、2011年5月に亡くなったHank Jonesの最後の録音のような気配です。
ということで、メンツは当然の以下の2人
Charlie Haden(B)、Hank Jones(P)

演奏曲は、おなじみの曲がずらずら並んでいます。英語表記なので??が多いですが、聴くとアレねコレね状態が延々続くようなイメージです。(本当はそんなことはない。)
1 Take My Hand, Precious Lord
2 God Rest Ye Merry, Gentlemen
3 Down By the Riverside
4 Going Home
5 Blessed Assurance
6 It Came Upon a Midnight Clear
7 Bringing In the Sheaves
8 Deep River
9 Give Me That Old Time Religion
10 Sweet Hour of Prayer
11 Old Rugged Cross
12 Were You There When They Crucified My Lord?
13 Nearer My God To Thee
14 Come Sunday

要するに、古き良きアメリカの音楽(スロー目なものを抽出)と言う感じの選曲になりますが、それが牧歌的とか、郷愁を感じるとか、童謡な雰囲気を醸し出すとか そういう気分にさせてくれるのですが、それが滋味深いというか、しみじみしちゃうというか、癒されるというか たまらんものがあります。
Charlie Hadenの極々低い、少し重さを感じるベースの音に引っ張られて、Hank Jonesのピアノがポロロンと旋律を紡ぎ出すという雰囲気で曲が坦々かつ延々と続いていくような作りになっています。

一般的には、気を落ち着けたいときに1人で部屋で静かに聴くと良いと言う感じになると思います。
個人的には、どういう状況でも聴き始めちゃうとこの世界にどっぷりはまって強制的に気を落ち着けてもらえるような音楽になっている感じですが。。
最初に聴いたのは、会社帰りにとっても遠回りして散歩のように歩いているときだったのですが、身体は多少暖まってきているにも関わらず、最初の1音(は大袈裟だが)で、気持ちはググッと演奏に持っていかれ歩いている(=多少なりとも運動)の気分をはずれ、(足は動いているけど)しみじみ聴き入って、気分はすっかり落ちついてしまったような感じになってました。。。

とずらずら書いてますが(汗)、内容的にも特になにもいうことなし、ただひたすらに聴いてほしい。
というのが本音ですかね。。(自爆)
前作(Steal Away)とくらべて、選曲は大きく違うものではありませんが、演奏はもうちょっと老成したような雰囲気が強くなっている気がするのは、気のせいかも知れません。


Charlie Haden / Hank Jones "Come Sunday"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4208309)

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