Third World Love "Songs And Portraits"
最近俄然注目度上昇中といった感じの中東系ミュージシャンの台頭著しいイメージがありますが、特にイスラエルの活躍に目覚ましいものがあると感じています。
Avishai Cohen(Tp)、Avishai Cohen(B)、Omer Avital(B)、Yaron Herman(P)、
Gilad Hekselman(G)、Omer Klein(P)、Eli Degibri(Ts)
ざっと挙げても、こんな感じでなかなか層が厚いと感じるものがあります。
そんなイスラエル人4人のユニットが、このThird World Loveとなります。
この盤が2枚目で、1枚目は2008年の"New Blues"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2650184)となります。
メンツは、以下の通り。なかなか強力な布陣だと思います。ピアノ、ドラムの人は初めてと思いますが..
Avishai Cohen(Tp)、Yonatan Avishai(P)、Omer Avital(B)、Daniel Freedman(Ds)
演奏曲は以下の9曲。メンバーのオリジナルが8曲。と、その他1曲という構成になります。
1 Im Ninalu
2 Song For a Dying Country
3 Sefarad bass intro
4 Sefarad
5 The Abutbuls
6 The Immigrant's Anthem
7 Song for Sankoum
8 Alona
9 A Night in Zebulon
かーらぁすー という出たしからスタート。そこから中東風フレーズの楽曲がスタートと、メンツの出身を想起させる中東からアジア圏の雰囲気を感じさせる楽曲が多いイメージ。
この辺は、すでにNY系のジャズを聴いていれば免疫が出来るくらいに普通になってきているので、あまりそれを意識する必要はありません。
民族楽器を利用していないので、ご当地色はそんなに強く出ていないというのもあるかも知れません。
演奏は、Omer Avitalのゴリンゴリン唸るようなベースが主導しているような感じで、彼の力強さがこのユニットの原動力になっているといっても過言ではないと思います。
Avishai Cohenも、デビュー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a34243841.html)が強烈すぎたせいだと思いますが、その後一時期ちょっと・・・てな雰囲気を歩んでいた感じですが、この盤では期待通りの演奏で満足度高いトランペットを聴かせてくれます。
ドラムのDaniel Freedmanは初聴きだと思いますが、あまり派手な叩きっぷりとはいかないまでも、堅実に楽曲を鼓舞する良い演奏をしていると感じてます。
と言う意味では、Yonatan Avishaiのピアノがちょっと弱いのかなぁという気がしないでもない。
テーマとか合いの手とかは特に不満を感じるようなことはないんですが、ソロがちょっと満足度が足りないような感じがするのですが、「あの」Avishai Cohenを相手に相対評価になってしまうので、しょうがないのかも知れません。
全体にOmer Avital基調にAvishai Cohenを楽しむという構図のアルバムと言えると思います。
ベストは。。。4曲目の雰囲気が好きです。
Third World Love "Songs And Portraits"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4216298)
Avishai Cohen(Tp)、Avishai Cohen(B)、Omer Avital(B)、Yaron Herman(P)、
Gilad Hekselman(G)、Omer Klein(P)、Eli Degibri(Ts)
ざっと挙げても、こんな感じでなかなか層が厚いと感じるものがあります。
そんなイスラエル人4人のユニットが、このThird World Loveとなります。
この盤が2枚目で、1枚目は2008年の"New Blues"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2650184)となります。
メンツは、以下の通り。なかなか強力な布陣だと思います。ピアノ、ドラムの人は初めてと思いますが..
Avishai Cohen(Tp)、Yonatan Avishai(P)、Omer Avital(B)、Daniel Freedman(Ds)
演奏曲は以下の9曲。メンバーのオリジナルが8曲。と、その他1曲という構成になります。
1 Im Ninalu
2 Song For a Dying Country
3 Sefarad bass intro
4 Sefarad
5 The Abutbuls
6 The Immigrant's Anthem
7 Song for Sankoum
8 Alona
9 A Night in Zebulon
かーらぁすー という出たしからスタート。そこから中東風フレーズの楽曲がスタートと、メンツの出身を想起させる中東からアジア圏の雰囲気を感じさせる楽曲が多いイメージ。
この辺は、すでにNY系のジャズを聴いていれば免疫が出来るくらいに普通になってきているので、あまりそれを意識する必要はありません。
民族楽器を利用していないので、ご当地色はそんなに強く出ていないというのもあるかも知れません。
演奏は、Omer Avitalのゴリンゴリン唸るようなベースが主導しているような感じで、彼の力強さがこのユニットの原動力になっているといっても過言ではないと思います。
Avishai Cohenも、デビュー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a34243841.html)が強烈すぎたせいだと思いますが、その後一時期ちょっと・・・てな雰囲気を歩んでいた感じですが、この盤では期待通りの演奏で満足度高いトランペットを聴かせてくれます。
ドラムのDaniel Freedmanは初聴きだと思いますが、あまり派手な叩きっぷりとはいかないまでも、堅実に楽曲を鼓舞する良い演奏をしていると感じてます。
と言う意味では、Yonatan Avishaiのピアノがちょっと弱いのかなぁという気がしないでもない。
テーマとか合いの手とかは特に不満を感じるようなことはないんですが、ソロがちょっと満足度が足りないような感じがするのですが、「あの」Avishai Cohenを相手に相対評価になってしまうので、しょうがないのかも知れません。
全体にOmer Avital基調にAvishai Cohenを楽しむという構図のアルバムと言えると思います。
ベストは。。。4曲目の雰囲気が好きです。
Third World Love "Songs And Portraits"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4216298)
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