Emmylou Harris "Hard Bargain"

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2011年のボーカルまとめ買いの1枚の紹介となります。
昨年秋の異種格闘試聴会でいくつかピックアップして購入したものと、その後の皆さんの年間ベストを眺めた中から何枚かピックアップして購入しています。


ちなみに、2011年版のその1は、
 Becca Stevens "Weightless"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61019768.html)
でした。
この前に1枚
 Gretchen Parlato "Lost & Found (Autographed)"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61137449.html)
を紹介済みで、あともう1枚くらい買うか買わないかといった感じで考えています。
このボーカルものを年末にまとめて数枚買うってのは、恒例にしてもいいかもとか密かに考えていますが、持続するかは気分の問題だけです。
でも、これも2年ぶりのまとめ買いなので、毎年でなく隔年でも良いのかも知れません(笑)

この盤は、異種格闘試聴会で気になった1枚で他の数枚とともに熟慮して、なんとなく一歩だけ気分的に秀でたようなところで買いを決めたと言うことになります。
でも、どうしてこれにしたか具体的に決め手を述べよと言われても、納得できる回答をする自信はありません。

演奏者は、おおむね以下の通りということで良さそうです。
Emmylou Harris(G,Vo)、Jay Joice(G,B,Syn)、Giles Reaves(Ds)

収録曲は、下記13曲となります。ボーカルものは1曲が短めになるので収録曲は多めという印象はありますね。
1 The Road
2 Home Sweet Home
3 My Name Is Emmett Till
4 Goodnight Old World
5 New Orleans
6 Big Black Dog
7 Lonely Girl
8 Hard Bargain (Ron Sexsmith cover)
9 Six White Cadillacs
10 The Ship on His Arm
11 Darlin’ Kate
12 Nobody
13 Cross Yourself (Jay Joyce cover)

この盤も前述の通りこれまで同様の経緯で購入を決めている(=1曲聴かせてもらってる)のですが、その割にはポピュラー音楽感が強いというか、非ジャズ度が高いというか、そういう印象の曲が多いと感じています。
Emmylou Harrisの声は、女性らしさというよりワイルドな感じを出しているようなもので、声域もあまり高くないというより低めの範疇に入ると思います。
表打ちのドラムと、ジャラジャラかき鳴らすようなギターの音とが演奏の基調となっていて、カントリー感のある(曲もあるが)というよりフォークに近い感じ(の曲が多い感じ)になるんだと思います。
この辺も門外漢なので的はずれなことか書いていたらお詫びします。

個人的には、曲と歌い方がジャズである必要は全然ないのですが、それでももうちょっとジャズ濃度が高い(演奏はジャズの人がやってくれてる)ほうが満足度は高いようです。

音数も楽器数は少ないことになっていますが、その割には空間をだいぶ埋めているような感じで、ちょっと多めに感じている部分があります。
この辺も、個人的な嗜好からはちょっとずれている感じかなぁ。。
悪くはないんですが。。。、正直、個人の好みの問題だけです。


Emmylou Harris "Hard Bargain"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4173171)

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