Gary Husband "Dirty And Beautiful Vol.2"

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Dirty And BeautifulのVol.2というアルバムです。
Vol.1(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60124365.html)の文末に、「すいません、単純に個人的には合わない音楽だってことだとだと思います。」なんて書いているくせに、性懲りもなく買い込んでいます(笑)

メンツですが、前作もそうですがいろいろな人が参加しているようです。まとめると大変なのでバッサリ割愛させていただきます。
えーと、ギタリストだけ列挙しておきます。
John McLaughlin, Allan Holdsworth, Mike Stern, Wayne Krantz, Alex Machacek, Jimmy Herring, Ray Russell, Neil Taylor, Robin Trower

演奏曲は以下の通り。これも参加メンバーのオリジナルが中心になっていて、最後の曲がMiles Davisなのが特記事項になります。
1 If The Animals Had Guns Too (Featuring Ray Russell)
2 Rolling Sevens (Featuring Mike Stern)
3 New Blues, Old Bruise (Featuring Sean Freeman)
4 East River Jam (Featuring Wayne Krantz)
5 Fred 2011 (Featuring Allan Holdsworth And Jan Hammer)
6 Rain (Featuring Neal Taylor)
7 Lock, Stock & Two Smoking Brothers (Featuring Alex Machacek)
8 Fuguie
9 Sulley (Featuring John Mclaughlin And Mark King)
10 England Green (Featuring Jimmy Herring)
11 Yesternow - Epilogue (Featuring Robin Tower)

演奏ですが、当然の如くVol.1の路線上から大きくは逸脱している感じではないハードフュージョン作品となります。
16ビートの早いドラムビートの上で、高音基調の早いフレーズのベースがのっかり、その上でギターが主旋律を奏でるその後ろではスペイシーなキーボードサウンドが彩りを添えているというのが全体の印象になりますが、典型的ハードフュージョンって感じで。。(笑)

前作より参加ギタリストが有名どころを多数起用していることになると思いますが、それだけギターサウンドが前面に出た演奏が中心になっています。
前作では、「メンツが変わると音楽性が変わるようなイメージ」で散漫な印象を持ったようですが、そう言う意味ではギターサウンドという統一ラインができたからか、それほど散漫な印象は持っていません。
とはいえ、これだけギタリストが変わると、そのギターサウンドの如実な違いに笑ってしまうと言うか。。。

さすがに名手そろい踏みと言うことで、隙のない緻密な演奏が繰り広げられているのは間違いありませんが、とはいえ、やっぱり個人的にはこの辺の演奏はあまり思い入れを感じるものではなく..
Wayne Krantz, John McLaughlinとか個人名義では好んで聴いている人が多いのに、何が差になって好嫌をわけているのか自分でもよく判らないところが自分で自分がわからない。。。


Gary Husband "Dirty And Beautiful Vol.2"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4930061)

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