Esperanza Spalding "Junjo"
新作がリリースされ、ここのところ話題と人気が上昇中のEsperanza Spaldingのデビューアルバムとなります。
Esperanza Spaldingは、最初に"Esperanza"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59631520.html)を買い込んできて、そのサウンドが気に入って、そのまま"Chamber Music Society"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60189919.html)を買っています。
巷では、この"Chamber Music Society"のライブ盤リリースの噂が出てましたが知らぬ間に立ち消え、新作はでも早々に出てくるだろうなとは思ってましたが。。
で、そのリリースを待っている間に旧作も聴いておいてしまおうという魂胆になります。
2005年4月録音となっているので2005年の作品で良いと思います。
メンツは、3人でごくシンプルな構成となっています。
Aruan Ortiz(P)、Esperanza Spalding(B,Vo)、Francisco Mela(Ds)
演奏曲は4曲のオリジナルとegberto gismonti, chick corea などで全9曲となります。
1 The Peacocks
2 Loro
3 Humpty Dumpty
4 Mompouana
5 Perazuan
6 Junjo
7 Cantora de Yala
8 Two bad
9 Perazela
冒頭、力強いベースのサウンドからスタートして、ベース奏者Esperanza Spaldingを聴きたい身としてもなかなか満足度の高い出だしであります。
このへんの曲ではボーカルもボイス程度の控えめなものなので、当初はベーシストで売り出そうとしていたんじゃないかと勘ぐるくらいのものがあります。
この前半は他人様の曲でテーマが明瞭でキャッチーなものを並べて、スキャット調のボイスでテーマを奏で、ピアノがコロコロしたサウンドで彩りを添え、ベースも音数多めでリーダーとしての存在感を誇示するようなスタイルというんでしょうか..。
この後の彼女のアルバムとの印象の違いを如実に感じるくらいに雰囲気の違いを感じさせるものがあります。
当初はこういう売り出しを画策していたのね。というのを明瞭に感じさせるくらいに、昨今のものとは雰囲気が異なります。
その後、歌が評判になってそっちで売り出す方向に転換していったということなんでしょう。歌のほうが売れるからかもしれませんが。。
中後半で歌の比率が高くなってきますので、リリースした後にこのへんの評判が良かったってことなのかも知れません。
個人的には、当初(前の2枚)でも書いていた通り、彼女のベースサウンドを楽しみたかったところがあるのでこの盤の満足度はかなり高いものがあります。
今後、彼女を純粋にベーシストとして起用する機会がもっともっと増えてくれても良いのになぁと思っているのですが..。
先日のJack DeJohnette盤"Sound Travels"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61141090.html)がそうだったのかもしれませんが、あまりベースが目立った演奏という感じでもなく、そう言う意味では満足度は低かったかなぁ..
これだけ人気が出てくると、忙しくなっているでしょうから私の希望が叶う可能性もかなり低いと思います。。
ベストは、インパクトありました。1曲目で良いと思います。
Esperanza Spalding "Junjo"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1371436)
Esperanza Spaldingは、最初に"Esperanza"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59631520.html)を買い込んできて、そのサウンドが気に入って、そのまま"Chamber Music Society"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60189919.html)を買っています。
巷では、この"Chamber Music Society"のライブ盤リリースの噂が出てましたが知らぬ間に立ち消え、新作はでも早々に出てくるだろうなとは思ってましたが。。
で、そのリリースを待っている間に旧作も聴いておいてしまおうという魂胆になります。
2005年4月録音となっているので2005年の作品で良いと思います。
メンツは、3人でごくシンプルな構成となっています。
Aruan Ortiz(P)、Esperanza Spalding(B,Vo)、Francisco Mela(Ds)
演奏曲は4曲のオリジナルとegberto gismonti, chick corea などで全9曲となります。
1 The Peacocks
2 Loro
3 Humpty Dumpty
4 Mompouana
5 Perazuan
6 Junjo
7 Cantora de Yala
8 Two bad
9 Perazela
冒頭、力強いベースのサウンドからスタートして、ベース奏者Esperanza Spaldingを聴きたい身としてもなかなか満足度の高い出だしであります。
このへんの曲ではボーカルもボイス程度の控えめなものなので、当初はベーシストで売り出そうとしていたんじゃないかと勘ぐるくらいのものがあります。
この前半は他人様の曲でテーマが明瞭でキャッチーなものを並べて、スキャット調のボイスでテーマを奏で、ピアノがコロコロしたサウンドで彩りを添え、ベースも音数多めでリーダーとしての存在感を誇示するようなスタイルというんでしょうか..。
この後の彼女のアルバムとの印象の違いを如実に感じるくらいに雰囲気の違いを感じさせるものがあります。
当初はこういう売り出しを画策していたのね。というのを明瞭に感じさせるくらいに、昨今のものとは雰囲気が異なります。
その後、歌が評判になってそっちで売り出す方向に転換していったということなんでしょう。歌のほうが売れるからかもしれませんが。。
中後半で歌の比率が高くなってきますので、リリースした後にこのへんの評判が良かったってことなのかも知れません。
個人的には、当初(前の2枚)でも書いていた通り、彼女のベースサウンドを楽しみたかったところがあるのでこの盤の満足度はかなり高いものがあります。
今後、彼女を純粋にベーシストとして起用する機会がもっともっと増えてくれても良いのになぁと思っているのですが..。
先日のJack DeJohnette盤"Sound Travels"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61141090.html)がそうだったのかもしれませんが、あまりベースが目立った演奏という感じでもなく、そう言う意味では満足度は低かったかなぁ..
これだけ人気が出てくると、忙しくなっているでしょうから私の希望が叶う可能性もかなり低いと思います。。
ベストは、インパクトありました。1曲目で良いと思います。
Esperanza Spalding "Junjo"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1371436)
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