Chick Corea / Gary Burton "Hot House"

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Chick CoreaとGary Burtonのデュオ作品というと一連のCrystal Silence関連のアルバムと、すぐに思い浮かべますが、この辺は、実はかなり遅れて聞いてまして、たぶん"New Crystal Silence"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52479713.html)がリリースされた後に、旧作をまとめたボックスがリリースされたのを買ってまとめて聞いているというのが実情だったりします。

ということで、その演奏の素晴らしさは充分認識していますが、思い入れという部分ではそう濃厚に持っているものでのないところが...

ちなみに"New Crystal Silence"が35周年でのリリース。本作が40周年での記念アルバムという位置づけのようです。

メンツは、そういうわけで御大2人だけとなります。
Chick Corea(P)、Gary Burton(Vib)

演奏曲も有名曲のオンパレードといった布陣でして。。。2はBeates、3、8はjobim、6がBrubeck、7がMonkといった感じ。
1 Can't We Be Friends
2 Eleanor Rigby
3 Chega de Saudade
4 Time Remembered
5 Hot House
6 Strange Meadow Lark
7 Light Blue
8 Once I Loved
9 My Ship
10 Mozart Goes Dancing

演奏内容に不満が出るわけも(当然)なく、ただただその美しい音世界を楽しめば良いというアルバムで、それぞれ持ち味がしっかり出た極上の演奏だと思います。
たしかに、そこここにスリリングな展開を感じる部分ってのは感じてますし、満足度の充分高いものがありますが、...。
が、そこに将来性を感じたりジャズの新しい一面を見出す必要もない(もしかしたら新しい2者の交歓なんてのがあるかもしれないが)というふうにも感じておりまして、ただひたすらにその音世界をどっぷりと楽しめれば良いアルバムと認識しています。
なので、特に文章にすべき事柄もなく。。。

と聞いているのですが。。(それで充分なのかは???)
ということで、文章作りに時間を使わないで、その分この音楽を楽しませていただきます(汗)
それだけのクオリティを持った演奏であることは間違いありません。


Chick Corea / Gary Burton "Hot House" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4962346)

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