Brad Mehldau "Ode"
Brad Mehldauのトリオの新作です。
The Art of Trio のメンツからdrummerがJeff Ballardに変わってから3作目のアルバムとなります。
初作が2005年の
"day is done"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a12660457.html)
次が
"Live"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52936081.html)
となり、それから4年ぶりの新譜となります。
この3人のトリオの演奏はかなり気に入っていたので、こんなに低頻度のリリースだったというのはちょっと驚きというか。。(渇望感がでてても不思議でないところでもあります。)
それくらい普段は他のアルバムにうつつを抜かしていることにほかなりませんが。。(汗)
ベースとドラムの両者ともひっぱりだこの人気者でしょうから、ライブはもとより、スタジオでもレコーディングにしても、スケジュールを合わせるのは至難の業なんじゃないか?というのは容易に想像できるところではあります。
録音が2008年11月に8曲を録音し、2011年4月に3曲を録音してアルバムにしているようです。
ということは、当初アルバムリリースを予定して録音に臨んだが何かが気に食わなくてお蔵入りさせちゃったということなんですかね。
そしてそれを3年後に引っ張り出してきて、アルバムとして完成させたということなんでしょう。
でも全部やり直さなかったというのは。。。(悩)
メンツはそういうわけでおなじみの3人となります。
Brad Mehldau(P)、Larry Grenadier(B)、Jeff Ballard(Ds)
演奏曲は以下の11曲。全部、Brad Mehldauのオリジナルのようです。
過去のアルバムがどうだったか記憶定かではありませんが、彼のトリオ作品で全部オリジナルってのはかなり珍しいんじゃないかと思うのですが。。
1 M.B.
2 Ode
3 26
4 Dream Sketch
5 Bee Blues
6 Twiggy
7 Kurt Vibe
8 Stan the Man
9 Wyatt’s Eulogy for George Hanson
10 Aquaman
11 Days of Dilbert Delaney
演奏ですが、さすがの磐石なピアノトリオ体制を実感させてくれる実にスリリングな演奏が並んでいるという印象です。
Jeff Ballardのまさに的を得たという感じのドラミングが冴え渡っているところが、当初からの聴き所の1つと認識していますが、本作品でもそれは継承されています。格好良いっす。
Larry Grenadierも普段あまり派手な印象を持っていないサウンドが妙に張りを持った感じで、演奏を鼓舞しているのが印象的。
この辺、Pat Methenyが重用しているところから実力をメキメキとつけてきているというのもあるかもしれません。
Brad Mehldauのピアノは・・・いわずもがなです。
曲としても、陽系でノリよい演奏が3曲並んだ前半。グっとスローな曲になり、そこからアメリカンな雰囲気を持った曲が並び、Kurt Rosenwinkelに捧げた曲から現代ジャズな雰囲気の曲になって..とシーンが微妙に移り変わっていくような感じも◎じゃないでしょうか?
3曲(3,8,10)が最近の録音となりますが、そこが特に違和感を感じることもないですが、このときの録音がこの3曲だけだったとも思えず、なんか気になります。。
ベストは1曲目(Michael Breckerにささげた曲)のインパクトにあげたいと思います。
Brad Mehldau "Ode"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4956070)
The Art of Trio のメンツからdrummerがJeff Ballardに変わってから3作目のアルバムとなります。
初作が2005年の
"day is done"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a12660457.html)
次が
"Live"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52936081.html)
となり、それから4年ぶりの新譜となります。
この3人のトリオの演奏はかなり気に入っていたので、こんなに低頻度のリリースだったというのはちょっと驚きというか。。(渇望感がでてても不思議でないところでもあります。)
それくらい普段は他のアルバムにうつつを抜かしていることにほかなりませんが。。(汗)
ベースとドラムの両者ともひっぱりだこの人気者でしょうから、ライブはもとより、スタジオでもレコーディングにしても、スケジュールを合わせるのは至難の業なんじゃないか?というのは容易に想像できるところではあります。
録音が2008年11月に8曲を録音し、2011年4月に3曲を録音してアルバムにしているようです。
ということは、当初アルバムリリースを予定して録音に臨んだが何かが気に食わなくてお蔵入りさせちゃったということなんですかね。
そしてそれを3年後に引っ張り出してきて、アルバムとして完成させたということなんでしょう。
でも全部やり直さなかったというのは。。。(悩)
メンツはそういうわけでおなじみの3人となります。
Brad Mehldau(P)、Larry Grenadier(B)、Jeff Ballard(Ds)
演奏曲は以下の11曲。全部、Brad Mehldauのオリジナルのようです。
過去のアルバムがどうだったか記憶定かではありませんが、彼のトリオ作品で全部オリジナルってのはかなり珍しいんじゃないかと思うのですが。。
1 M.B.
2 Ode
3 26
4 Dream Sketch
5 Bee Blues
6 Twiggy
7 Kurt Vibe
8 Stan the Man
9 Wyatt’s Eulogy for George Hanson
10 Aquaman
11 Days of Dilbert Delaney
演奏ですが、さすがの磐石なピアノトリオ体制を実感させてくれる実にスリリングな演奏が並んでいるという印象です。
Jeff Ballardのまさに的を得たという感じのドラミングが冴え渡っているところが、当初からの聴き所の1つと認識していますが、本作品でもそれは継承されています。格好良いっす。
Larry Grenadierも普段あまり派手な印象を持っていないサウンドが妙に張りを持った感じで、演奏を鼓舞しているのが印象的。
この辺、Pat Methenyが重用しているところから実力をメキメキとつけてきているというのもあるかもしれません。
Brad Mehldauのピアノは・・・いわずもがなです。
曲としても、陽系でノリよい演奏が3曲並んだ前半。グっとスローな曲になり、そこからアメリカンな雰囲気を持った曲が並び、Kurt Rosenwinkelに捧げた曲から現代ジャズな雰囲気の曲になって..とシーンが微妙に移り変わっていくような感じも◎じゃないでしょうか?
3曲(3,8,10)が最近の録音となりますが、そこが特に違和感を感じることもないですが、このときの録音がこの3曲だけだったとも思えず、なんか気になります。。
ベストは1曲目(Michael Breckerにささげた曲)のインパクトにあげたいと思います。
Brad Mehldau "Ode"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4956070)
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