RiskFactor "私を動物園につれてって"
太田朱美さん率いるRisk Factorの新作がリリースされました。
販売開始時はかなり限られたルートでしか入手できませんでしたが、1.5ヶ月経過してメジャーな流通にものって、購入しやすくなりました。
個人的には、メジャーな流通に乗る直前にご本人様から入手させていただきました。
ちなみに前作は "Risk Factor"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52038606.html)
上記アルバムを購入したときはまだライブを生で見ていなかったのですが、この後5~6回は見ている勘定になると思います。
メンツは、前作からクラリネットの土井さんを加えた5人となります。土井さんは太田さんの夫ですね。。
太田朱美(Fl)、土井徳浩(Cl)、石田衛(P)、織原良次(B)、橋本学(Ds)
演奏曲は、以下7曲。2曲を除いて太田さんのオリジナルとなります。
1.皆既日食
2.すぱしいば
3.x rpm
4.out of order
5.あざらしぽにょぽにょ
6.テグメンタ
7.darn that dream
1曲目、アップテンポでノリの良い演奏がよくスウィングしている1曲。キメを重視した演奏という感じが個人的にちょっと・・ではありますが..
2曲目、ピアノのイントロから入るスローで美旋律な曲。実に滋味深い演奏でピアノとフルートのやりとりが実に気持ちよい。
3曲目、ちょっと速度を上げるが美しくも魅惑的なテーマを持った曲。フルートとクラリネットの掛け合いが素晴らしい。
4曲目も怪しげな雰囲気を醸し出したような曲。ベースを前面に出した演奏で、ソロもベースからスタートするがその後の2管との掛け合いが聴きどころ。
5曲目では、木工人形作家の方との共演で、ノミを叩く音と、木琴とコラボレートする曲で、妖精という語が似合うようなかわいらしい楽曲。
タイトル曲がアルバムに入っていないのですが、曲としては存在していて「ライブ会場で聴いて完結して欲しい」なんて文章をどっかで読みましたが、このアルバムのハイライトはこの曲で、この人形達の動物園イメージがアルバムイメージであることは、ジャケを見れば一目瞭然であります。(そうなんだと思っているんですが。。)
6曲目、4ビートでジャジーな曲で、テーマはフルートで一気呵成に聴かせるが、ソロはフルートからスタートするが、クラリネットが出てきて幻惑的な雰囲気になったところからの展開が興味深く面白い演奏。
最後にスタンダードをピアノとのデュオでじっくりたっぷりと聴かせてくれて、大団円となります。
最近(2012/4頃)のライブスケジュールを眺めてみると、ピアノとのデュオがいくつか見つけられるので、現状の探求の対象は、ピアノとのデュオなのかもしれないと勘ぐる次第であります。
そう言う意味では、この最後の演奏が一番(彼女の)時流に乗った演奏なのかもしれません。
次のソロ作品は、この辺で攻めてもらっても良い作品が完成しそう。。
全体を通して、太田さんのフルートは相変わらずに骨太で力強いサウンドを奏でていまして、彼女の演奏を聴いていると一般的に抱くフルートの音色のイメージ、印象とかとは全然別なものを感じさせてくれます。
これに負けないサウンドで絡んでくるクラリネットがこれまた良い感じのサウンドで、この盤では太田さんとの相性の良さってのをしっかりと感じられました。
なんで、フルートとクラリネットの掛け合いってのが特に印象的で、実に息のあった演奏を楽しませてくれるのも、このアルバムの大きな聴きどころの1つなんだと思います。
ベストは・・・アルバムを通していろいろ聴きどころはありますが、5曲目だと思います。
RiskFactor "私を動物園につれてって" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4988567)
販売開始時はかなり限られたルートでしか入手できませんでしたが、1.5ヶ月経過してメジャーな流通にものって、購入しやすくなりました。
個人的には、メジャーな流通に乗る直前にご本人様から入手させていただきました。
ちなみに前作は "Risk Factor"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52038606.html)
上記アルバムを購入したときはまだライブを生で見ていなかったのですが、この後5~6回は見ている勘定になると思います。
メンツは、前作からクラリネットの土井さんを加えた5人となります。土井さんは太田さんの夫ですね。。
太田朱美(Fl)、土井徳浩(Cl)、石田衛(P)、織原良次(B)、橋本学(Ds)
演奏曲は、以下7曲。2曲を除いて太田さんのオリジナルとなります。
1.皆既日食
2.すぱしいば
3.x rpm
4.out of order
5.あざらしぽにょぽにょ
6.テグメンタ
7.darn that dream
1曲目、アップテンポでノリの良い演奏がよくスウィングしている1曲。キメを重視した演奏という感じが個人的にちょっと・・ではありますが..
2曲目、ピアノのイントロから入るスローで美旋律な曲。実に滋味深い演奏でピアノとフルートのやりとりが実に気持ちよい。
3曲目、ちょっと速度を上げるが美しくも魅惑的なテーマを持った曲。フルートとクラリネットの掛け合いが素晴らしい。
4曲目も怪しげな雰囲気を醸し出したような曲。ベースを前面に出した演奏で、ソロもベースからスタートするがその後の2管との掛け合いが聴きどころ。
5曲目では、木工人形作家の方との共演で、ノミを叩く音と、木琴とコラボレートする曲で、妖精という語が似合うようなかわいらしい楽曲。
タイトル曲がアルバムに入っていないのですが、曲としては存在していて「ライブ会場で聴いて完結して欲しい」なんて文章をどっかで読みましたが、このアルバムのハイライトはこの曲で、この人形達の動物園イメージがアルバムイメージであることは、ジャケを見れば一目瞭然であります。(そうなんだと思っているんですが。。)
6曲目、4ビートでジャジーな曲で、テーマはフルートで一気呵成に聴かせるが、ソロはフルートからスタートするが、クラリネットが出てきて幻惑的な雰囲気になったところからの展開が興味深く面白い演奏。
最後にスタンダードをピアノとのデュオでじっくりたっぷりと聴かせてくれて、大団円となります。
最近(2012/4頃)のライブスケジュールを眺めてみると、ピアノとのデュオがいくつか見つけられるので、現状の探求の対象は、ピアノとのデュオなのかもしれないと勘ぐる次第であります。
そう言う意味では、この最後の演奏が一番(彼女の)時流に乗った演奏なのかもしれません。
次のソロ作品は、この辺で攻めてもらっても良い作品が完成しそう。。
全体を通して、太田さんのフルートは相変わらずに骨太で力強いサウンドを奏でていまして、彼女の演奏を聴いていると一般的に抱くフルートの音色のイメージ、印象とかとは全然別なものを感じさせてくれます。
これに負けないサウンドで絡んでくるクラリネットがこれまた良い感じのサウンドで、この盤では太田さんとの相性の良さってのをしっかりと感じられました。
なんで、フルートとクラリネットの掛け合いってのが特に印象的で、実に息のあった演奏を楽しませてくれるのも、このアルバムの大きな聴きどころの1つなんだと思います。
ベストは・・・アルバムを通していろいろ聴きどころはありますが、5曲目だと思います。
RiskFactor "私を動物園につれてって" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4988567)
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