Wes Montgomery "Echoes Of Indiana Avenue"
Wes Montgomeryの完全未発表音源としてリリースされたアルバムです。
Wes Montgomery自体をそう多く聴いているわけではありませんが、聴いているのは後期の音源が多い身としては、「インディアナポリス時代の初期音」というだけで、聴いておく価値はあるんだろうなという意識が働いた次第であります。
3つのメンツ構成での演奏が収められていていて、前半はスタジオ録音を収録していて、3曲目だけメンツが異なることになるようです。後半4曲がライブ音源となります。
と言うメンツは以下の通り。
Wes Montgomery(G)、
Monk Montgomery(B:3), Buddy Montgomery(P:3),
Mingo Jones(B:6,7,8,9), Earl Van Riper(P:6,7,8,9), Sonny Johnson(Ds:6,7,8),
Melvin Rhyne(P:1,4 Org:2,5), Paul Parker(Ds:M1,2,4,5) Unknown(B:1,4)
演奏曲は下記9曲。いわゆるスタンダードが並ぶことになります。ウェスのスタンダード集ってだけでもそそられます(笑)
1 Diablo's Dance
2 Round Midnight
3 Straight No Chaser
4 Nica's Dream
5 Darn That Dream
6 Take the A Train
7 Misty
8 Body and Soul
9 After Hours Blues
ザクザクゴリゴリした音色のギターサウンドは、往年のジャズギターを好む人にはたまらんもんがあります。
ウェスというと、オクターブ奏法の印象が強いですが、それは後期を多く聴いているからなのか?と感じるくらいに、本作ではシングルトーンで旋律を奏でている場面が多く登場しています。
さらに、ピアノソロの後ろでのコード弾きの伴奏ですらもなかなかに良い味を出していまして唸らされます。
そのピアノのソロもなかなかの粒揃いで、Take the A Trainのピアノソロなんか、かなり気合いの入った良いソロだと思います。
この人(Earl Van Riper)の名前って聞いたこと無いと思うんですが、当時の米国は多くの人材がジャズに傾倒していたんだろうなと伺わせます。
選曲面でも聴きどころってのがあるような気がしてまして ・・・ Mistyなんて他のアルバムで演っているんでしょうか?
Take the A Trainなんてのも、ウェスとしてはなかなか珍しい選曲だと思うのですが。。
最後に入っているAfter Hours Bluesは、おふざけ感たっぷりの濃ゆいブルース演奏で、本人も笑いながら(思いっきり笑い声が入ってる)いかにもなベタフレーズを弾きまくっているのが、なんとも・・・ぐふふ
こういうこともやっちゃうおちゃめなところがあったのねと(笑)
そして、宣伝文にある通り、「そして、このインディアナポリスで、59 年キャノンボール・アダレイの感動を呼び、推薦をもって、ウエスはリバーサイドとの契約を締結するに至るのです。」というNYに出る直前の脂の乗った演奏が楽しめる記録ということになるんでしょう。
と、発掘音源というと話題性は高いので、中身はともかく宣伝はしやすい素材とは思いますが、この盤については話題性だけでない内容の伴った好発掘音源と言えると思います。
ベストは、聴きどころの多いTake the A Trainでしょうか。
Wes Montgomery "Echoes Of Indiana Avenue"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4922508)
Wes Montgomery自体をそう多く聴いているわけではありませんが、聴いているのは後期の音源が多い身としては、「インディアナポリス時代の初期音」というだけで、聴いておく価値はあるんだろうなという意識が働いた次第であります。
3つのメンツ構成での演奏が収められていていて、前半はスタジオ録音を収録していて、3曲目だけメンツが異なることになるようです。後半4曲がライブ音源となります。
と言うメンツは以下の通り。
Wes Montgomery(G)、
Monk Montgomery(B:3), Buddy Montgomery(P:3),
Mingo Jones(B:6,7,8,9), Earl Van Riper(P:6,7,8,9), Sonny Johnson(Ds:6,7,8),
Melvin Rhyne(P:1,4 Org:2,5), Paul Parker(Ds:M1,2,4,5) Unknown(B:1,4)
演奏曲は下記9曲。いわゆるスタンダードが並ぶことになります。ウェスのスタンダード集ってだけでもそそられます(笑)
1 Diablo's Dance
2 Round Midnight
3 Straight No Chaser
4 Nica's Dream
5 Darn That Dream
6 Take the A Train
7 Misty
8 Body and Soul
9 After Hours Blues
ザクザクゴリゴリした音色のギターサウンドは、往年のジャズギターを好む人にはたまらんもんがあります。
ウェスというと、オクターブ奏法の印象が強いですが、それは後期を多く聴いているからなのか?と感じるくらいに、本作ではシングルトーンで旋律を奏でている場面が多く登場しています。
さらに、ピアノソロの後ろでのコード弾きの伴奏ですらもなかなかに良い味を出していまして唸らされます。
そのピアノのソロもなかなかの粒揃いで、Take the A Trainのピアノソロなんか、かなり気合いの入った良いソロだと思います。
この人(Earl Van Riper)の名前って聞いたこと無いと思うんですが、当時の米国は多くの人材がジャズに傾倒していたんだろうなと伺わせます。
選曲面でも聴きどころってのがあるような気がしてまして ・・・ Mistyなんて他のアルバムで演っているんでしょうか?
Take the A Trainなんてのも、ウェスとしてはなかなか珍しい選曲だと思うのですが。。
最後に入っているAfter Hours Bluesは、おふざけ感たっぷりの濃ゆいブルース演奏で、本人も笑いながら(思いっきり笑い声が入ってる)いかにもなベタフレーズを弾きまくっているのが、なんとも・・・ぐふふ
こういうこともやっちゃうおちゃめなところがあったのねと(笑)
そして、宣伝文にある通り、「そして、このインディアナポリスで、59 年キャノンボール・アダレイの感動を呼び、推薦をもって、ウエスはリバーサイドとの契約を締結するに至るのです。」というNYに出る直前の脂の乗った演奏が楽しめる記録ということになるんでしょう。
と、発掘音源というと話題性は高いので、中身はともかく宣伝はしやすい素材とは思いますが、この盤については話題性だけでない内容の伴った好発掘音源と言えると思います。
ベストは、聴きどころの多いTake the A Trainでしょうか。
Wes Montgomery "Echoes Of Indiana Avenue"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4922508)
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