Vijay Iyer "Accelerando"
Vijay Iyerは新譜試聴会で教えてもらった"Historicity"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58747928.html)
という盤が唯一聴いているアルバムとなります。
この後"solo""Tirtha"とアルバムが出ていましたが全然聴いてません(汗)
本作は聴いている"Historicity"以来のノーマルトリオ編成でメンツもそのときと同じ面々となっています。
Vijay Iyer(P)、Stephan Crump(B)、Marcus Gilmore(Ds)
オリジナルが5曲に、Michael Jackson, Duke Ellington, Herbie Nicholsなどを交えての全11曲となります。
1 Bode
2 Optimism
3 The Star of a Story
4 Human Nature
5 Wildflower
6 Mmmhmm
7 Little Pocket Size Demons
8 Lude
9 Accelerando
10 Actions Speak
11 The Village of the Virgins
1曲目はイントロ然とした2分程度のちょっと怪しい雰囲気を持ったイントロ。
2曲目も1曲目に似た雰囲気からスタートしますが徐々に盛り上がりを見せていく。
テーマが、そこここにちょこっとずつ出てくるような楽曲ですが、それが顕著になる後半の展開はかなり好きです。
3曲目が、リズムの感じとかYMOで演ってもおかしくないような楽曲で、これまた格好良い。
と、ここでYMOもピアノトリオ編成だったのねとあらためて思い起こしたりするのでした。
4曲目。Human Natureです。原曲のテーマをしっかり生かしつつちょっとリズムに変化をつけて面白い感じの演奏に仕上がっています。この曲もそれでいて相当格好良いっす。
全体にリズムを強調した演奏が多くて、ドラム、ベースは複雑だったりかなり格好良かったりするのですが、基本はリズムを刻む仕事に徹している場面が多いイメージとなります。
さらに、ベースが短いパッセージのアルコを差し挟む場面もあるのですが、これも合わせて格好良いから、堪りません。。
その上でピアノが(アドリブを含む)旋律を普通に弾いている形式になりますが、その中に自身で合いの手を入れるようなサウンドを紛れ込ませるのですが、これがまた絶妙に格好良かったりするわけであります。
全体の印象としては、いわゆる昨今のピアノトリオの系統ということで良いと思います。
昨今のピアノトリオ作品というと、(このフレーズ自blogに多すぎですが..)E.S.T.からの、
ちょっとゆったりめのリズムにあまり早くないピアノの旋律を入れて、効果音的に電子音
(他楽器音)を入れるというスタイルが多い。
本作も大筋ではその流れに乗った作品ということになると感じています。が、効果音的部分を自信で演じているということになります。
後半は、前半ほど格好良かったりインパクトの強い演奏って感じは減ってきますが、それでも同系統の格好良い演奏がそのまま続きますが、やっぱり前半が楽しいと思います。
ベストは、3曲目が個人的には好きです。
Vijay Iyer "Accelerando"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4963328)
という盤が唯一聴いているアルバムとなります。
この後"solo""Tirtha"とアルバムが出ていましたが全然聴いてません(汗)
本作は聴いている"Historicity"以来のノーマルトリオ編成でメンツもそのときと同じ面々となっています。
Vijay Iyer(P)、Stephan Crump(B)、Marcus Gilmore(Ds)
オリジナルが5曲に、Michael Jackson, Duke Ellington, Herbie Nicholsなどを交えての全11曲となります。
1 Bode
2 Optimism
3 The Star of a Story
4 Human Nature
5 Wildflower
6 Mmmhmm
7 Little Pocket Size Demons
8 Lude
9 Accelerando
10 Actions Speak
11 The Village of the Virgins
1曲目はイントロ然とした2分程度のちょっと怪しい雰囲気を持ったイントロ。
2曲目も1曲目に似た雰囲気からスタートしますが徐々に盛り上がりを見せていく。
テーマが、そこここにちょこっとずつ出てくるような楽曲ですが、それが顕著になる後半の展開はかなり好きです。
3曲目が、リズムの感じとかYMOで演ってもおかしくないような楽曲で、これまた格好良い。
と、ここでYMOもピアノトリオ編成だったのねとあらためて思い起こしたりするのでした。
4曲目。Human Natureです。原曲のテーマをしっかり生かしつつちょっとリズムに変化をつけて面白い感じの演奏に仕上がっています。この曲もそれでいて相当格好良いっす。
全体にリズムを強調した演奏が多くて、ドラム、ベースは複雑だったりかなり格好良かったりするのですが、基本はリズムを刻む仕事に徹している場面が多いイメージとなります。
さらに、ベースが短いパッセージのアルコを差し挟む場面もあるのですが、これも合わせて格好良いから、堪りません。。
その上でピアノが(アドリブを含む)旋律を普通に弾いている形式になりますが、その中に自身で合いの手を入れるようなサウンドを紛れ込ませるのですが、これがまた絶妙に格好良かったりするわけであります。
全体の印象としては、いわゆる昨今のピアノトリオの系統ということで良いと思います。
昨今のピアノトリオ作品というと、(このフレーズ自blogに多すぎですが..)E.S.T.からの、
ちょっとゆったりめのリズムにあまり早くないピアノの旋律を入れて、効果音的に電子音
(他楽器音)を入れるというスタイルが多い。
本作も大筋ではその流れに乗った作品ということになると感じています。が、効果音的部分を自信で演じているということになります。
後半は、前半ほど格好良かったりインパクトの強い演奏って感じは減ってきますが、それでも同系統の格好良い演奏がそのまま続きますが、やっぱり前半が楽しいと思います。
ベストは、3曲目が個人的には好きです。
Vijay Iyer "Accelerando"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4963328)
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