Francesco Cafiso "Concerto For Michel Petrucciani"
昨年(2011)のベスト3に挙げたのがFrancesco Cafisoの新作"Mood'yn"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61042286.html)だったのですが、そのFrancesco Cafisoの初期のアルバムが聴きたかったので買い込んできたものとなります。
初期盤は、2001年の"VERY EARLY"、2002年の"Standing Ovation At Pescara Jazz Festival 2002"、2004年の"Concerto For Michel Petrucciani"という布陣となりますが、2004年のこのアルバムを(元々高値安定だったんですが、(円高で)安くなった頃合いを見計らって)選んでみました。
次作の"Newyork Lullaby"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a19968033.html)からは、おおむね(全部ではない)買えていると思います。
録音は、2004年3月14日のMacerata Lauro Rossi Teatherというところでのライブ収録となります。
演奏者は以下の通りの1ホーンカルテット編成となります。Francesco Cafiso以外は知らない名前ばかりですが、最近でも特に頭角を現しているような人材ではないんでしょうか?調査不足かもしれませんが..
Francesco Cafiso(As)、Riccardo Arrighini(P)、Amedeo Ronga(B)、Stefano Rapicavoli(Ds)
本作は2枚組みなので、演奏曲はてんこ盛りの12曲となります。
Disk 1
1 Chloe Meets Gershwin
2 Why
3 Pasolini
4 Our Tune
5 Hidden Joy
6 She Did It Again
Disk 2
1 Brazilian Like
2 Even Mice Dance
3 Montelmar
4 You Are My Waltz
5 Cherokee
6 Body and Soul
Michel Petruccianiを冠したライブということなんだと思いますが、全体を聴いて特に際立ってMichel Petruccianiを感じる部分ってのは、希薄な印象です。
ディスク1の最後の曲”she did it again”ではおなじみのイントロからcaravanになだれ込みその後はtake the a train をも包含したアレンジで、これはMichel Petruccianiのオハコといっても過言でない演奏を詰め込んだ演奏と言えると思います。
なのでここがそういう意味ではハイライトになるんでしょうかねぇ
とはいえ、この盤の本当のハイライトはFrancesco Cafisoの、ただただ、淀みなく怒涛のごとく湧き上がるフレーズの応酬にありまして、これは本当に圧倒されます。圧巻です。
このとき(1989生だから)15~6才くらい??ってことですか?それでこれだけの演奏をされてしまうとこの後はどうなってしまうんだろうって思ってしまいますが、昨年ベストに挙げた "Mood'yn"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61042286.html) では、勢いだけではない深みみたいなものを感じさせる演奏になってきていますので、しっかり年を経ることで進化もしているということであります。
ベストは、やっぱりcherokeeということになると思います。
Francesco Cafiso "Concerto For Michel Petrucciani"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1824556)
初期盤は、2001年の"VERY EARLY"、2002年の"Standing Ovation At Pescara Jazz Festival 2002"、2004年の"Concerto For Michel Petrucciani"という布陣となりますが、2004年のこのアルバムを(元々高値安定だったんですが、(円高で)安くなった頃合いを見計らって)選んでみました。
次作の"Newyork Lullaby"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a19968033.html)からは、おおむね(全部ではない)買えていると思います。
録音は、2004年3月14日のMacerata Lauro Rossi Teatherというところでのライブ収録となります。
演奏者は以下の通りの1ホーンカルテット編成となります。Francesco Cafiso以外は知らない名前ばかりですが、最近でも特に頭角を現しているような人材ではないんでしょうか?調査不足かもしれませんが..
Francesco Cafiso(As)、Riccardo Arrighini(P)、Amedeo Ronga(B)、Stefano Rapicavoli(Ds)
本作は2枚組みなので、演奏曲はてんこ盛りの12曲となります。
Disk 1
1 Chloe Meets Gershwin
2 Why
3 Pasolini
4 Our Tune
5 Hidden Joy
6 She Did It Again
Disk 2
1 Brazilian Like
2 Even Mice Dance
3 Montelmar
4 You Are My Waltz
5 Cherokee
6 Body and Soul
Michel Petruccianiを冠したライブということなんだと思いますが、全体を聴いて特に際立ってMichel Petruccianiを感じる部分ってのは、希薄な印象です。
ディスク1の最後の曲”she did it again”ではおなじみのイントロからcaravanになだれ込みその後はtake the a train をも包含したアレンジで、これはMichel Petruccianiのオハコといっても過言でない演奏を詰め込んだ演奏と言えると思います。
なのでここがそういう意味ではハイライトになるんでしょうかねぇ
とはいえ、この盤の本当のハイライトはFrancesco Cafisoの、ただただ、淀みなく怒涛のごとく湧き上がるフレーズの応酬にありまして、これは本当に圧倒されます。圧巻です。
このとき(1989生だから)15~6才くらい??ってことですか?それでこれだけの演奏をされてしまうとこの後はどうなってしまうんだろうって思ってしまいますが、昨年ベストに挙げた "Mood'yn"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61042286.html) では、勢いだけではない深みみたいなものを感じさせる演奏になってきていますので、しっかり年を経ることで進化もしているということであります。
ベストは、やっぱりcherokeeということになると思います。
Francesco Cafiso "Concerto For Michel Petrucciani"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1824556)
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