Celso Fonseca "No Meu Filme"
Celso Fonsecaのアルバムはおおかた買い込んで聴いていると思います。
最近作は以下のような布陣。
"Voz E Violao"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59807757.html)
"Pagina Central"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58832980.html)
"Feriado Ao Vivo"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57560940.html)
ブラジルものはメンツ書いていないので、この盤も割愛。
演奏曲は以下の12曲となります。全部Celso Fonsecaのオリジナル(共作含む)で良さそうです。
1 Alegria de viver
2 Indigo
3 No meu filme
4 Agora dancei
5 Linda
6 Maio e junho
7 Enquanto espero voce chegar
8 Nos dois somos tudo
9 Depois de voce
10 So guarde o que e bom
11 Ficar
12 Ninho vazio
1曲目のイントロの最初がハイハットが刻むリズムの上でギターの演奏からなんですが、すぐに弦が入ってゴージャズなサウンドのアルバムであることを物語っています。
事実、この後もコーラスこそ入ってきませんが、伴奏は弦入り管入りでゴージャスなサウンドが響いています。
"Pagina Central"の文章で"ん~、もしかしたらドラムの打音がはいると、ポイント下がるのかしら(^^;;"
なんて書いているくらいだから、ドラムどころか。。。なゴージャズな伴奏は余計なお世話と思ってしまうところがありまして...このアルバムはそういう意味ではオールスターキャスト的な音数になりますからねぇ。。
ブラジルものって基本的に楽器の音数は少ないほうがいいと思っているので、個人的にはこれでポイントが結構下がってしまうんですが、こればっかりはどうしようもありません(苦笑)
とか言って、"Ao Vivo"ではライブに対して"個人的な感覚では、Celso Fonsecaの音楽については構築美(に真骨頂がある)と思っているので、そう言う意味ではポイントはちょいと低めかなぁと.."なぁんて書いていますので、個人趣味の中でのブラジル音楽のツボってのは、かなり狭いんだと思います。
とはいえ、曲は実にCelso Fonsecaらしい楽曲がずらずらずらっと並んでいまして、そういう部分での満足度は相応に高いものになっています。
全部が新作なのか、自己カバー曲がいかほどあるのか未確認ですが、どこかで聴いていても不思議じゃないくらいに、自身のCelso Fonsecaを聴く耳にしっかり馴染む旋律は、それでも大したもんだと言わざるを得ないものがあります。
ゴージャズなサウンドも聴き馴染んでくれば、それほど気にならない(ていうか、そのアレンジの妙に耳が向くようになってくる)ようになるってもんです。
ベストは。。5曲目のラブソングもかなりソソられますが、3曲目とか好きですねぇ。
Celso Fonseca "No Meu Filme"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4242984)
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