Luis Perdomo "Universal Mind"
Luis Perdomoのピアノトリオ作品です。Luis Perdomoは、"Introducing Joe Sanders"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61215300.html)で気になるピアニストになって、リーダー作が出るのを見つけて、さらにメンツが凄いのを確認したうえで購入を決めています。
Luis Perdomo自体は、自blogを漁ると以下のようなアルバムが出てきます。
Ben Wolfe Quintet "Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60118936.html)
E.J.Strickland "In This Day"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57940361.html)
Ben Wolfe "No Strangers Here"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a53819888.html)
Ari Ambrose "Chainsaw"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a46489328.html)
気になったメンツは以下の通りで、なんといってもドラムですね(笑)
Luis Perdomo(P)、Drew Gress(B)、Jack DeJohnette(Ds)
演奏曲は以下の11曲。うち9曲がメンバーオリジナルとなります。残りの2曲が1.Joe Hederson,
10.Miriam Sullivanとなります。
1 Tetragon
2 Langnau
3 Rebellious Contempolation
4 Unified Path I
5 Just Before
6 Unified Path II
7 Tin Can Alley
8 Above The Storm
9 Gene's Crown
10 Dance Of The Elephants
11 Doppio
4ビート主体の流麗で美しい楽曲、親しみやすい旋律をもった楽曲が主体になっています。
内容としてはかなり聴きごたえがあり、Luis Perdomoのピアノはおおむね抑制の効いた暴れない演奏にはなるんですが、紡ぎだすフレーズは淀みなく溢れ出てくる感じでありながら、その1音1音が興味深い。
2曲目のソロ、5曲目のソロ、8曲目のソロとか、思わず唸ってしまうという感じあります。
さらに、気合の入り具合がかなりのものであることが音に現れてきているところが聴きどころになります。
具体的には、4曲目後半のピアノのダイナミックさ、6曲目の緊張感を持った速さ、最終曲中後半のソロとか...。
Jack DeJohnetteのピアノトリオというと、Standards Trioということになってしまいますが、すでに食傷気味なのか、他のメンツでのピアノトリオでの暴れたときの凄さってのはあるなぁと。。
3曲目の前半、7曲目中盤での暴れ具合や、11曲目後半の淡々としながら鬼気迫るようなソロといったあたりで感じられる演奏のテンションの高さってのは、すげぇなと..。
近作のリーダー作よりこっちのほうが気合の入ったドラムが聴けるような気がするのは気のせいではないと思います。
Drew Gressも、このPianoとDrumだと際立った印象という感じにはならないのですが、しっかり高いテンションで演奏を鼓舞している感じは、やっぱり貢献度高いんだろうなと感じさせてくれます。
しかし、久々にかなり気合の入った正統的に硬派なピアノトリオの演奏を聴かせてもらったって印象なんですが、何かを忘れているのか(汗)
ベストは、2曲目の美しさか、3曲目のテンションの高さか といったとことで..後者をとります(笑)
Luis Perdomo "Universal Mind" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/5045907)
Luis Perdomo自体は、自blogを漁ると以下のようなアルバムが出てきます。
Ben Wolfe Quintet "Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60118936.html)
E.J.Strickland "In This Day"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57940361.html)
Ben Wolfe "No Strangers Here"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a53819888.html)
Ari Ambrose "Chainsaw"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a46489328.html)
気になったメンツは以下の通りで、なんといってもドラムですね(笑)
Luis Perdomo(P)、Drew Gress(B)、Jack DeJohnette(Ds)
演奏曲は以下の11曲。うち9曲がメンバーオリジナルとなります。残りの2曲が1.Joe Hederson,
10.Miriam Sullivanとなります。
1 Tetragon
2 Langnau
3 Rebellious Contempolation
4 Unified Path I
5 Just Before
6 Unified Path II
7 Tin Can Alley
8 Above The Storm
9 Gene's Crown
10 Dance Of The Elephants
11 Doppio
4ビート主体の流麗で美しい楽曲、親しみやすい旋律をもった楽曲が主体になっています。
内容としてはかなり聴きごたえがあり、Luis Perdomoのピアノはおおむね抑制の効いた暴れない演奏にはなるんですが、紡ぎだすフレーズは淀みなく溢れ出てくる感じでありながら、その1音1音が興味深い。
2曲目のソロ、5曲目のソロ、8曲目のソロとか、思わず唸ってしまうという感じあります。
さらに、気合の入り具合がかなりのものであることが音に現れてきているところが聴きどころになります。
具体的には、4曲目後半のピアノのダイナミックさ、6曲目の緊張感を持った速さ、最終曲中後半のソロとか...。
Jack DeJohnetteのピアノトリオというと、Standards Trioということになってしまいますが、すでに食傷気味なのか、他のメンツでのピアノトリオでの暴れたときの凄さってのはあるなぁと。。
3曲目の前半、7曲目中盤での暴れ具合や、11曲目後半の淡々としながら鬼気迫るようなソロといったあたりで感じられる演奏のテンションの高さってのは、すげぇなと..。
近作のリーダー作よりこっちのほうが気合の入ったドラムが聴けるような気がするのは気のせいではないと思います。
Drew Gressも、このPianoとDrumだと際立った印象という感じにはならないのですが、しっかり高いテンションで演奏を鼓舞している感じは、やっぱり貢献度高いんだろうなと感じさせてくれます。
しかし、久々にかなり気合の入った正統的に硬派なピアノトリオの演奏を聴かせてもらったって印象なんですが、何かを忘れているのか(汗)
ベストは、2曲目の美しさか、3曲目のテンションの高さか といったとことで..後者をとります(笑)
Luis Perdomo "Universal Mind" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/5045907)
この記事へのコメント