Jesse Davis "Live At Smalls"

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Live at Smallsシリーズのおそらく6回目のリリースになると思います。

今回は以下の4枚のリリースとなります。正直Lage Lund以外は知らないリーダーなんですが、当面は全部買いをしてみようと思っているので、このまま全部買っています。
今回も米国に直接発注をしています。
 Ralph Lalama "Live at Smalls"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/5052144)
 Rick Germanson "Live At Smalls"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/5052133)
 Jesse Davis "Live At Smalls"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/5052138)
 Lage Lund "Live At Smalls"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/5052135)

Jesse Davisというアルト奏者のリーダー作となります。
Jesse Davisという人は個人的には、初めてになると思います。
他のメンツは、でもなかなか強力で、以下の通りなかなか興味深い面容となっております。
Jesse Davis以外は、みな良く知ってる名前ばかりですからねぇ..
JESSE DAVIS(As)、RYAN KISOR(Tp)、SPIKE WILNER(P)、PETER WASHINGTON(B)、BILLY DRUMMOND(Ds)

演奏曲は、以下の通りの5曲。3曲のオリジナルに有名曲を2つ入れているという内容になります。
1 I'll Close My Eyes
2 Piece Of The Apple
3 Body & Soul
4 Pray Thee / Beyond The Storm
5 Journey From The Lighthouse

これがライブの曲順通りとしたら、かなり落ち着いた滑り出しということになると思います。
アルトサックスが、ちょっとイントロにアドリブなフレーズを入れて、すぐにお馴染みのテーマをゆったりとしたテンポで奏でるところからスタート。
こういう、どんな演奏が始まるんだろうという不安感を根底から安心感にひっくり返すようなオープニングってのもなかなかオツなもんでありまして、気分も楽になるってもんです。

15分直前くらいのところでベースソロが終わってサックスがテーマをちょっと演奏したところで不思議な一瞬の間があるのですが、そこで女性が"おぅ"とか"わぉ"とか叫ぶんですが、そこのところがなんともスリリングで。。。
その間が、誰のソロの順番か判らなくなったのか?とも思ったのですが、直後にもピアノソロに入る直前に同様の間を作っているので、そういう演出(フォーバースの変形?)何だと思います。
これが長丁場の演奏にダレてきた聴衆の耳をグググッと演奏に引き戻す良いアクセントになっています。
私も引き戻されました(笑)

2曲目はドラムソロから始まるちょっとアップテンポの4ビートで、ちょっと気分を高揚させるような演奏を、3曲目もお馴染みの曲をピアノイントロからトランペットのテーマ吹奏へと、という感じで特にリーダーだけが前面に出ているようなこともなく、さりとて誰かが飛びぬけて光った演奏をしているということもなく、5人がそれぞれに全体の調和を崩さない範疇で盤石かつご機嫌な4ビートジャズをたっぷり浴びられるような演奏は、思わず絶賛したくなるようなものではありませんが、それが"Live At Smalls"の真骨頂でもあるわけです。。

前半2曲が20分近い演奏。後半3曲が10分近い演奏と、じっくりと各曲を掘り下げ、各人のソロもたっぷり堪能できるうえに、相応に聴衆を楽しませてくれる演出も相まって、アルバム1枚をゆったりと楽しませてもらえました。


Jesse Davis "Live At Smalls" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/5052138)

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