石田幹雄 独壇場

国立のいつものお店では、月曜日にライブを行っていることがあります。(月、1~2回?)
かなり前から続けているのでやっていることは当然ながら知っていましたが、月曜の夜にライブを聴きに行く気力はあまり持てなくて、今まで2回くらいしか行ってません。

ちなみに前回は、スガダイローさん( http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58145579.html) しかもかなり前


今回は、石田さんがNo Trunks初登場のギタリストと絡むということで、突発的に8時半過ぎに出かけることを決めて行ってきました。
メンツは
石田幹雄p+小山道之g

9時過ぎにスタートして、オリジナルを中心としてスローな楽曲を多く並べたステージでした。
オリジナル以外では、たしかThelonius Monk, Kenny Wheelerの曲を演っていたような..

石田さんの感情が爆発しないようグッグッと抑制を効かせた(ような唸りを発しつつの)ピアノが響く中を、あまり音数多くなく相手に合わせるようなギターが絡む。とてもストイックな演奏がたんたんと進行していくようなステージ。
石田さんのギターはていねいに音を置いていくような感じのスタイルなのかもしれませんが、石田さんにあわせるような演奏が大半をしめていたような印象で、もうちょっと自己主張してくれても良いのになぁなんて思っていたら、途中で石田さんがしきりに小山さんのほうを見て演奏を盛り上げようとして、それでそこそこのテンションまでは上がるんですが逝ききるほどにはならないのは微妙にもどかしいというか..
逆に石田さんの凄さをあらためて感じた部分もあったかなと..


たっぷり1時間強の演奏をした後アンコールにも応えてくれ、In a Sentimental Moodを演奏して終了。
結局80分くらいは演っていたようです。
独壇場って、公開リハーサル(あるいは、実験場?)に近い意味合いを多少ならずとも持っていると認識しているのですが(あくまでも憶測です)、演奏者当人たちもある程度納得できるだけの量の演奏ができたんじゃないかとは思いました。

お客さんは6~7人。10時半前に終わって、明日もあるので早々に辞してきました。

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