Joe Jackson "Duke"
Joe Jacksonがデューク・エリントンのトリビュート・アルバムを出しました。
Joe Jacksonは、以前"Big World"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/748302)を聴いてぶっ飛んだことがありまして、このまま全部買いか?な気分になったのですが、次作だったか、あまりピンとこなくてそこまでで、買い漁るのをやめたことがあります(笑)
ということで、それ以前にも、ジャズなジャケの作品がたくさんあるのは知ってましたが、全然聴いてません。
今作は、久々にJAZZの寄った作品ということなのか、通販サイトのジャズのところで頻出してまして、思わず昔の(良いほうの)記憶がよみがえって購入した次第であります。
メンツは割愛して、演奏曲は以下の10曲。
1 Isfahan
2 Caravan
3 I'm Beginning To See The Light ? Take The A Train
4 Mood Indigo
5 Rockin' In Rhythm
6 I Ain't Got Nothin' But The Blues ? Do Nothin' 'til You Hear from Me
7 I Got It Bad (And That Ain't Good)
8 Perdido ? Satin Doll
9 The Mooche ? Black and Tan Fantasy
10 It Don't Mean A Thing (If You Ain't Got That Swing)
1曲目の冒頭の凄く小音量から響いてくるリズムで始まり、印象的かつ美麗なピアノが入ってくるところからかなりぞくぞくとキます。最初からおのずとサウンドに集中させるようなアレンジは、秀逸であります。
2曲目もリズムだけのイントロからリズムを強調したサウンドで、ギターのカッティングが効果的に使われているあたりは、Joe Jacksonらしい音作りなんだと思います。
後半で女性ボーカルが入ってきて、雰囲気が華やかになります。も実に格好良い演奏で引き込まれます。
3曲目は、ベースのイントロからシンプルなバックの上で男性ボーカルが入る曲で、ベースがビンビン響くサウンドが、ほんのちょっとだけロカビリーを彷彿とさせるような心地よいサウンド。
5曲目のRockin' In Rhythmはバスドラのイントロからチューバをフィーチャしたファニーな演奏。
7曲目がヴァイオリン(弦楽器)をイントロに起用して、そこからこれは間違いなくJoe Jacksonというボーカルが入り込んでくる1曲。
という感じで、手を変え品を変え、いろいろなサウンドでいろいろなスタイルで、デューク・エリントンの楽曲をときに真っ黒だったり、エキゾチックだったり、豪勢だったり瀟洒だったりと、1つの側面に固執していないサウンド作りは、文章だけ読むと散漫な雰囲気を感じさせるが、そんなことは一切ないJoe Jacksonのエリントンサウンドに仕立て上げられいるわけであります。
全体に、良く作り込まれているなぁと感じられるところは、Quincy JonesのBack On The Blockをそこはかとなく感じさせるものであると言ってしまいましょう。
ベストは・・・、2曲目か7曲目かと悩んで、・・両方ともにしちゃいます。
Joe Jackson "Duke"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/5044261)
Joe Jacksonは、以前"Big World"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/748302)を聴いてぶっ飛んだことがありまして、このまま全部買いか?な気分になったのですが、次作だったか、あまりピンとこなくてそこまでで、買い漁るのをやめたことがあります(笑)
ということで、それ以前にも、ジャズなジャケの作品がたくさんあるのは知ってましたが、全然聴いてません。
今作は、久々にJAZZの寄った作品ということなのか、通販サイトのジャズのところで頻出してまして、思わず昔の(良いほうの)記憶がよみがえって購入した次第であります。
メンツは割愛して、演奏曲は以下の10曲。
1 Isfahan
2 Caravan
3 I'm Beginning To See The Light ? Take The A Train
4 Mood Indigo
5 Rockin' In Rhythm
6 I Ain't Got Nothin' But The Blues ? Do Nothin' 'til You Hear from Me
7 I Got It Bad (And That Ain't Good)
8 Perdido ? Satin Doll
9 The Mooche ? Black and Tan Fantasy
10 It Don't Mean A Thing (If You Ain't Got That Swing)
1曲目の冒頭の凄く小音量から響いてくるリズムで始まり、印象的かつ美麗なピアノが入ってくるところからかなりぞくぞくとキます。最初からおのずとサウンドに集中させるようなアレンジは、秀逸であります。
2曲目もリズムだけのイントロからリズムを強調したサウンドで、ギターのカッティングが効果的に使われているあたりは、Joe Jacksonらしい音作りなんだと思います。
後半で女性ボーカルが入ってきて、雰囲気が華やかになります。も実に格好良い演奏で引き込まれます。
3曲目は、ベースのイントロからシンプルなバックの上で男性ボーカルが入る曲で、ベースがビンビン響くサウンドが、ほんのちょっとだけロカビリーを彷彿とさせるような心地よいサウンド。
5曲目のRockin' In Rhythmはバスドラのイントロからチューバをフィーチャしたファニーな演奏。
7曲目がヴァイオリン(弦楽器)をイントロに起用して、そこからこれは間違いなくJoe Jacksonというボーカルが入り込んでくる1曲。
という感じで、手を変え品を変え、いろいろなサウンドでいろいろなスタイルで、デューク・エリントンの楽曲をときに真っ黒だったり、エキゾチックだったり、豪勢だったり瀟洒だったりと、1つの側面に固執していないサウンド作りは、文章だけ読むと散漫な雰囲気を感じさせるが、そんなことは一切ないJoe Jacksonのエリントンサウンドに仕立て上げられいるわけであります。
全体に、良く作り込まれているなぁと感じられるところは、Quincy JonesのBack On The Blockをそこはかとなく感じさせるものであると言ってしまいましょう。
ベストは・・・、2曲目か7曲目かと悩んで、・・両方ともにしちゃいます。
Joe Jackson "Duke"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/5044261)
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