James Farm "Montrey 2011"

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James Farmは2011年に組まれたユニットで、たぶんアルバム(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60572847.html)をリリースしてからツアーに出ていたんじゃないかと思います。
この音源は、2011年のモントレージャズフェスティバルに出演した時の音源ということになっています。
ということで、久々にBootを入手してみました。えーと、先日の来日ライブが良かったという噂を聞いたから
というのが主な理由って感じになります。

James Farmのメンツは以下のとおりとなります。当然ですが、正規アルバムと変化ありません。
Joshua Redman(Sax)、Aaron Parks(P)、Matt Pennman(B)、Eric Harland(Ds)

演奏曲ですが、トラック1は、アナウンスだけなので、6曲収録となります。元アルバムの10曲から6曲を持って来ての演奏となります。ライブだとありがちなスタンダード等他の楽曲を演奏というのはありませんでした。
1 Tim Jackson Intoroduction
2 1981
3 If By Air
4 Bijou
5 Chronos
6 Star Crossed
7 1-10

Tim Jacksonのアナウンスでメンツが紹介されるとおもむろに演奏がスタート。
ピアノのイントロからドラムがダンダンと入ったところで、あっという間に演奏に引き込まれます。

音も(褒められたもんじゃないのは事実だが)そう目くじら立てるほどに悪いという感じでもなく、ライブの雰囲気は良く出ていると思います。

演奏も、さすがにライブということで良い意味での荒々しさを感じさせつつテンションの高い演奏がたっぷりと楽しめます。
特に、 Aaron Parksのピアノが縦横無尽に奏でるピアノサウンドに個人的にはかなり耳を惹きつけられてましてAaron Parksのピアノをたっぷり堪能できただけで、この盤を買って聴いて良かったと言ってしまいます。
どっちがどっちにつられてか判らないですが、他の3人も見事にテンションの高い、良い演奏を聴かせてくれます。

途中でのJoshua Redmanのアナウンスの感じからも結構ノっているというか、テンション高めな雰囲気がうかがい知れ、全体に演奏を楽しんでいるんだろうなと思わせるところも好感触です。
演奏時間も5曲が8分超で、さらに10分超がうち2曲と、じっくりたっぷりと曲を料理していながら、あまりダレることもなく聴かせているところもポイントが高いところです。

来日公演でもこういう演奏をしていたんだとすると、そりゃ満足度も高かったんだろうなと。。
えーと、ライブチケットの半額以下でCD入手しているんですが、どっちが良いのかと言うと...(個人の趣向なので)

ベストは3曲目ですかねぇ。


ということで、本盤はbootでありました。

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