blacksheep "blacksheep"

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吉田さんとスガさんの入っているユニットBlackSheepの1stを買い込んできました。
2ndは先に入手していまして、下記にて紹介済みのものとなります。
この2ndのジャケに(そっち系の人でなくてもインパクト強いので)見覚えのある人は多いんじゃないかと思います。もちろん内容的にも充分なインパクトがあり、それが1stを買う動機になっていることは間違いありません。

 "2"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60671522.html)

ということで、2ndと同じメンツは、バリサク、トロンボーン、ピアノと言う実に変則的な編成のトリオとなります。
吉田隆一(Bs)、後藤篤(Tb)、スガダイロー(P)

演奏曲は、以下の5曲。2ndでは7曲収録だったので、こっちのほうが1曲をじっくり料理する時間を長く撮っていることになります。
1曲目が17分、4曲目が13分と長丁場を2つ入れた内容となります。でもスタジオ録音作。
1. 切り取られた空と回転する断片 (17:04)
2. 黒羊の夢 (9:58)
3. すべて世は事も無し (8:36)
4. 風を待つアスファルトの夢 (13:27)
5. アーク灯の夢 (6:06)

素朴でありながら印象的なメロディをもった1曲目のピアノの単調なリズムの上でバリサク、トロンボーンのアンサンブルの心地よさから、変則的なリズムに移っての管楽器のフリーインプロという流れがなんとも気持ち良い。

おおざっぱには、バリサク、トロンボーンのアンサンブルの心地よさと、逆に管楽器がリズムを刻ム上でピアノが暴れるときの荒々しさが聴きどころになっていると思いますが、全体に過激さよりも調和を重視したような演奏が全体的に行われていると言えると思います。

3曲目の後半とかかなり暑い演奏になっていますが、全体的な荒々しさとか温度感の高さとかでは2ndに軍配があがりそうですが、こっちの非常に心地よい音空間というのも実は捨て難く、というよりこっちのほうが聴いていて気持ちが良い部分が多いと感じているのは、あくまで個人的感想ではありますが。。

フリージャズでありながら素朴で哀愁感をすら感じさせる内容は、これが中央線ジャズなんだなとあらためて感じさせるところであります。
しかし、最近中央線ジャズどまん中な作品を買ってない、聴いてないなと、感じ入ってしまいました。
"渋さチビず"のアルバムが出る噂はありますが、アナログらしい
"寅カルテット"が出る予定はあるが、早くて年末か。。

ベストは、大作でありながら次作で再演までしている1曲目で間違いないところでしょう。

blacksheep "blacksheep"(http://www.amazon.co.jp/dp/B001CB0TBG/)

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