Medeski Martin And Wood "Free Magic"

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Medeski, Martin & Woodの新譜です。このユニットも息が長いです。
2007年にデビューアルバム発見(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a43763194.html)なんて記事を書いてますが、その中に1991年とか1992年とかの記述があるので、およそ20年の活動歴ということになります。

元々が、JAM Bandという緩いグルーブの音楽ジャンルに位置づけされるだけに、あまり生き急がずに緩く活動を続けてきたたまものってことなんでしょうか?
メンバーの3人が、それぞれに独自の活動もコンスタントに入れていることが長続きの秘訣なんでしょうか?

とはいえ、すでに旬の時期は過ぎている感じもありまして、ネット上でも新譜が出た!!と話題になることもほぼなく、淡々としたもんです。

かく言う私は、。。 たぶん、今まで全部買いしているその惰性で買っているのかもしれません(汗)
本作は、2007年のアコースティックツアーからのライブ収録ということになるようです。
2009年のRadiolarians3部作が、純粋新譜だったと思うのですが、その後2011年に、にJohn Scofieldと共演した2006年の音源盤(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61024684.html)がリリースされていますが、この盤もそこからの一環というか過去のライブ音源集と言う位置づけになるんでしょうか..

演奏曲は、以下の5曲。最後の曲以外はオリジナルで良いと思います。ちなみに最後はMingus。
すべて、10分を超えるどころか、15分前後も含めたいかにもライブ録音らしい、じっくり料理の演奏が並んでいます。(嘘、5曲目は9分台だが、それでも充分長い)
1. Doppler
2. Blues For Another Day
3. Free Magic/Ballade In C Minor, ‘Vergessene Seelen’
4. Where’s Sly?
5. Nostalgia In Times Square/Angel Rac

ライブと言うことで、大きな歓声からスタートします。カリンバのような音によるイントロからピアニカと笛のような、一聴アフリカンな楽器のサウンドでの演奏が繰り広げられます。
曲としては、あまりアフリカンな感じではなくジャムバンドらしい単調なリズムのインプロビゼーションといった感じ。途中から普通にドラム、ベース、ピアノでの演奏に変化しますが、全体の雰囲気は変わらず気持ち良い演奏
2曲目は、フリーの要素が強くなり、ピアノの連打がやかましい(笑)イントロから中半は、どっぷりなブルース演奏をたっぷり聴かせ、徐々に盛り上がって後半はまたフリーの要素が強くなり、ピアノの連打がやかましくなって終了。盛り上がる演奏です。
3曲目は、きっとピアノの弦を直接いじっているんだと思うんですが、それと鐘の音とで打音が中心のサウンドで作られた楽曲。ちょっと重い感じですが不思議な魅力があります。が10分を超えて聴きたい感じでもないですかねぇ・・
4曲目は、ピアノのイントロから始まるが、曲は耳馴染みの良い格好良い曲で、これもブルージーな雰囲気を持った曲です。
5曲目も、耳馴染みの良い格好良い曲で、ベースが効いてるところが格好良さの増強になっているような楽曲。こういう演奏を体をゆるく揺らして聴いているのは至福の時かもしれません。

ということで、ピアノトリオとしてしっかりとジャムバンドな演奏をしているということになりますが、聴きどころは満載で、満足度は高いです。

格好良いところは後半の2曲ですがドラマチックなのは2曲目でしょう。ベストは。。2曲目にしときます。


Medeski Martin And Wood "Free Magic"(http://www.amazon.co.jp/dp/B008O9V3UU/)

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