Nicola Sergio "Illusions"
Nicola Sergioというイタリアのピアニストのリーダー作です。
どうやら、これが2枚目のリーダーアルバムらしいので、これからの活躍が期待できるような人材ということになりそうです。と、名前検索したらmyspace(http://www.myspace.com/nicolasergio)に日本語での自己紹介文まで載せてました。凄いことです。
このアルバムの購入動機ですが、これは個人的には明確でStephane Kereckiが参加していたからにほかなりません。
メンツは以下の通り。ピアノトリオ編成となります。
Nicola Sergio(P)、Stephane Kerecki(B)、Fabrice Moreau(Ds)
演奏曲は、前半4曲、後半3曲の7曲がオリジナル。schubertの5曲目、スタンダードの6曲目、Kenny Wheelerの7曲目を入れた全部で10曲となります。
1. Peleriange a lile de Cythere
2. Suspense
3. Parfum
4. Butterfly
5. Gretchen
6. Be My Love
7. For Jan
8. Il Poeta Romantico
9. La Ballata Dei Due Amanti
10. Chopin is Dancing Tarantella
中身ですが、イタリア系のピアニストと言うには、北欧臭の強い演奏になっているのは、Stephane Kereckiの存在が大きいのかなぁと思ってみたり。。
実際には、前半のオリジナル4曲が、マイナー調だったり、クラシック臭の強いものだったり、安定感希薄な楽曲だったりと、ピアニストの嗜好自体も温度感の低いものが多いところがありそうです。
そんな曲調なので、ドラムもシンバルレガートを中心としたドラミングをすることになって、さらに温度感を下げていくような感じになります。
実は、ピアノ奏法自体の温度感ってのはあまり低い感じではなく(と聴いてるんですが..)、ベーシックな部分にクラシックな素養は充分に持っていそうだしそっち方面への造詣も深そう(っていうか好みはそっちだと思う)ではありますが、それを武器にしての演奏の表情付けは、なかなか興味深いというか、個人的にも好感が持てる演奏であります。
なんで、まん中に挟まれた楽曲も含めて一貫して温度感の低い演奏が並んでいることは、おそらくNicola Sergioの好みどおりの選曲なんだと思っていますが、はてさて..
個人的興味の的のStephane Kereckiについては、おおむね期待通りに縦横無尽な旋律で前に後ろに演奏を繰り広げてくれていて、全体の温度感の低さに絶妙に合いながら一筋縄ではいかないな演奏をじっくりと聴かせてくれています。
ベストは4曲目の曲名通りの蝶がひらひら舞うような感じのテーマが美しい楽曲で良いと思います。
Nicola Sergio "Illusions" (http://www.amazon.co.jp/dp/B0090UH6N0/)
どうやら、これが2枚目のリーダーアルバムらしいので、これからの活躍が期待できるような人材ということになりそうです。と、名前検索したらmyspace(http://www.myspace.com/nicolasergio)に日本語での自己紹介文まで載せてました。凄いことです。
このアルバムの購入動機ですが、これは個人的には明確でStephane Kereckiが参加していたからにほかなりません。
メンツは以下の通り。ピアノトリオ編成となります。
Nicola Sergio(P)、Stephane Kerecki(B)、Fabrice Moreau(Ds)
演奏曲は、前半4曲、後半3曲の7曲がオリジナル。schubertの5曲目、スタンダードの6曲目、Kenny Wheelerの7曲目を入れた全部で10曲となります。
1. Peleriange a lile de Cythere
2. Suspense
3. Parfum
4. Butterfly
5. Gretchen
6. Be My Love
7. For Jan
8. Il Poeta Romantico
9. La Ballata Dei Due Amanti
10. Chopin is Dancing Tarantella
中身ですが、イタリア系のピアニストと言うには、北欧臭の強い演奏になっているのは、Stephane Kereckiの存在が大きいのかなぁと思ってみたり。。
実際には、前半のオリジナル4曲が、マイナー調だったり、クラシック臭の強いものだったり、安定感希薄な楽曲だったりと、ピアニストの嗜好自体も温度感の低いものが多いところがありそうです。
そんな曲調なので、ドラムもシンバルレガートを中心としたドラミングをすることになって、さらに温度感を下げていくような感じになります。
実は、ピアノ奏法自体の温度感ってのはあまり低い感じではなく(と聴いてるんですが..)、ベーシックな部分にクラシックな素養は充分に持っていそうだしそっち方面への造詣も深そう(っていうか好みはそっちだと思う)ではありますが、それを武器にしての演奏の表情付けは、なかなか興味深いというか、個人的にも好感が持てる演奏であります。
なんで、まん中に挟まれた楽曲も含めて一貫して温度感の低い演奏が並んでいることは、おそらくNicola Sergioの好みどおりの選曲なんだと思っていますが、はてさて..
個人的興味の的のStephane Kereckiについては、おおむね期待通りに縦横無尽な旋律で前に後ろに演奏を繰り広げてくれていて、全体の温度感の低さに絶妙に合いながら一筋縄ではいかないな演奏をじっくりと聴かせてくれています。
ベストは4曲目の曲名通りの蝶がひらひら舞うような感じのテーマが美しい楽曲で良いと思います。
Nicola Sergio "Illusions" (http://www.amazon.co.jp/dp/B0090UH6N0/)
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