Kurt Rosenwinkel "Star Of Jupiter"
Kurt Rosenwinkelの新譜が出ました。彼の新譜はsongX JAZZレーベルのこけら落とし?だった、2010年の"Our Secret World"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59878330.html)以来の2年ぶりということになります。
メンツは以下の通り、Eric Revisが不動のベーシストという位置づけで、固い人選のピアニストに、話題のJustin Faulknerを起用したカルテットとなります。メンツ的にも興味津々の布陣であります。
Kurt Rosenwinkel(G)、Aaron Parks(P)、Eric Revis(B)、Justin Faulkner(Ds)
演奏曲は、2枚にてんこ盛りの下記12曲。全部オリジナルとなります。
Disk1
1 Gamma Band
2 Welcome Home
3 Something, Sometimes
4 Mr. Hope
5 Heavenly Bodies
6 Homage A'Mitch
Disk2
1 Spirit Kiss
2 kurt1
3 Under It All
4 A Shifting Design
5 Deja Vu
6 Star of Jupiter
1曲目、いかにもスペイシーなサウンドにのってギターのフレーズが踊るイントロから、テンポが一気にあがりドラムが入ったところで、一気にテンションが上がります。
以降、いかにもカートなフレーズを入れたテンポはちょっと落ち着き目の聴かせる演奏が多めの展開となります。
テンポ遅めの曲だとテンション高めに一気に聴いてスカッと爽やかって感じにはならないんですが、何回か聴いているとカート節が身に沁みてきて、1曲1曲がすべてスルメ濃度の濃い演奏であることを実感させられています。
曲によって、エフェクト(これもカートらしい)のかかったギターサウンドだったり、ギターとカートの声とのユニゾンだったりと、さらにアーロンパークスは、アコピとエレピを駆使し、さらにソロで唸るし(笑)と、多彩な音色で趣向を凝らしつつも、思わず引き込まれる演奏を繰り広げていきます。
白眉のジャステンンフォークナーですが、早めの曲でこそ本領発揮という感じで気持ち良いドラムを聴かせてくれていますが、テンポ遅めだとちょっともてあまし気味になるのかなぁと感じられます。
2枚にたっぷり12曲収録、アップテンポの曲は、1枚目の1曲目と2枚目の6曲目、ようするに最初と最後だけということで、間は聴かせる演奏をしっかり聴かせてくれているので、それをじっくり堪能できれば満足度はかなり高いと思います。
2枚組ということで、ちょっと冗長な感じ(もしかしたら、曲を厳選して1枚に詰め込んだほうがよかったのかもとも思うほどに)を受けないわけではないんですが、カートの演奏をたっぷりと堪能できるということで個人的には許容(っていうか満足度高い)してしまいますし、2枚通して(何回も)聴いてますが、全然飽きずに(たいがい)一気に全部聴いてます。そんなことを何回もしてるんですけど、聴くたび、ニヤニヤしているような感じです。
ベストは、2枚目の最後の曲にします。これが一番格好良い。1枚目の5曲目もなかなか惹かれるんですが..
Kurt Rosenwinkel "Star Of Jupiter" (http://www.amazon.co.jp/dp/B009XPNMNK/)
メンツは以下の通り、Eric Revisが不動のベーシストという位置づけで、固い人選のピアニストに、話題のJustin Faulknerを起用したカルテットとなります。メンツ的にも興味津々の布陣であります。
Kurt Rosenwinkel(G)、Aaron Parks(P)、Eric Revis(B)、Justin Faulkner(Ds)
演奏曲は、2枚にてんこ盛りの下記12曲。全部オリジナルとなります。
Disk1
1 Gamma Band
2 Welcome Home
3 Something, Sometimes
4 Mr. Hope
5 Heavenly Bodies
6 Homage A'Mitch
Disk2
1 Spirit Kiss
2 kurt1
3 Under It All
4 A Shifting Design
5 Deja Vu
6 Star of Jupiter
1曲目、いかにもスペイシーなサウンドにのってギターのフレーズが踊るイントロから、テンポが一気にあがりドラムが入ったところで、一気にテンションが上がります。
以降、いかにもカートなフレーズを入れたテンポはちょっと落ち着き目の聴かせる演奏が多めの展開となります。
テンポ遅めの曲だとテンション高めに一気に聴いてスカッと爽やかって感じにはならないんですが、何回か聴いているとカート節が身に沁みてきて、1曲1曲がすべてスルメ濃度の濃い演奏であることを実感させられています。
曲によって、エフェクト(これもカートらしい)のかかったギターサウンドだったり、ギターとカートの声とのユニゾンだったりと、さらにアーロンパークスは、アコピとエレピを駆使し、さらにソロで唸るし(笑)と、多彩な音色で趣向を凝らしつつも、思わず引き込まれる演奏を繰り広げていきます。
白眉のジャステンンフォークナーですが、早めの曲でこそ本領発揮という感じで気持ち良いドラムを聴かせてくれていますが、テンポ遅めだとちょっともてあまし気味になるのかなぁと感じられます。
2枚にたっぷり12曲収録、アップテンポの曲は、1枚目の1曲目と2枚目の6曲目、ようするに最初と最後だけということで、間は聴かせる演奏をしっかり聴かせてくれているので、それをじっくり堪能できれば満足度はかなり高いと思います。
2枚組ということで、ちょっと冗長な感じ(もしかしたら、曲を厳選して1枚に詰め込んだほうがよかったのかもとも思うほどに)を受けないわけではないんですが、カートの演奏をたっぷりと堪能できるということで個人的には許容(っていうか満足度高い)してしまいますし、2枚通して(何回も)聴いてますが、全然飽きずに(たいがい)一気に全部聴いてます。そんなことを何回もしてるんですけど、聴くたび、ニヤニヤしているような感じです。
ベストは、2枚目の最後の曲にします。これが一番格好良い。1枚目の5曲目もなかなか惹かれるんですが..
Kurt Rosenwinkel "Star Of Jupiter" (http://www.amazon.co.jp/dp/B009XPNMNK/)
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