Courtney Pine "House Of Legends"
Courtney Pineの新作となります。前作が、昨年の"Europa"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60421929.html)で、曲毎の完成度は高いけれど、全体としては散漫な印象を持ったアルバムでありました。
個人的に、なんか気になる存在なんでしょう。性懲りもなく新譜も手に入れましたが、内容について大きな期待を持っているかと言うと。。
メンツは、曲毎に細かく入れ替わりがあるようなので、割愛します。
ジャケの作りをみると、1ページ1曲で曲毎に作詞作曲、演奏者クレジットを書いているので、このアルバムも、もしかしたらアルバムとしてのトータルでの一体感より、曲毎の完成度を求めた結果と受け取ることもできそうです。(ってことは、前作の流れのような演奏か?)
演奏曲は以下の通り。10曲目まですべてCourtney Pineのオリジナルで、最後の曲はボーナストラックという扱いで、有名な曲を演っています。
1 The Tale of Stephen Lawrence
2 Kingstonian Swing
3 Liamuiga (Cook Up)
4 Samuel Sharpe
5 Ca C'est Bon Ca
6 Claudia Jones
7 Song of the Maroons
8 House of Hutch
9 From the Father to the Son
10 Ma-Di-Ba
11 Tico Tico
1曲目はイントロとして機能しているピアノとサックスのデュオ作で、バラード調のせつない旋律の小品。
これがおごそかに終了し、そこから一気に裏打ちの強リズムが出てきてスカに突入します。
単調なリズムの上でぶ厚いブラスのアンサンブルで曲の骨格を形造り、さらにその上でいろいろな楽器のソロが繰り広げられる展開。
3曲目は、渡辺貞夫が演ってそうなラテンリズムのご機嫌な一曲。
4曲目は、ピアノソロのイントロでグッと雰囲気を落ち着かせるのか?と思ったら、そこから軽やかなリズムが入ってきて、どことなくStevie WonderのSir Dukeを彷彿とさせるような曲になります。
アルバム紹介の文に、カリビアンサウンド集だ みたいなことが書いてありましたが、まさにそんな曲が並んでいるってことのようです。
あまりあっち方面のリズムに詳しいわけではないので、どれがなんていうリズムなのかは実は良く判ってはいないのですが、マンボ、ルンバ、スカ、カリプソ、タンゴとか、おおざっぱに同系統のラテン基調のリズムがとっかえひっかえ登場しているんだと思います。
もしかしたら、ラテンリズムに造詣が深い人が聴くと狂喜とまではいかなくても、興味深く聴けるような内容なのかもしれません。
個人的には、ラテン系のリズムが若干単調に聞こえてちょっと飽きてしまう感じになるのは、Charlie Hadenの"Nocturne"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00005A0RI/)でも感じたことでありました。
とはいえ、もう少し聴き込めばその楽しさが見えてきそうな気配も感じてはいるのですが。。。
"Nocturne"ももう少し聴き込めばその楽しさが垣間見れるか?と思ったこともありましたが、その後聴き込んではいません(汗)
Courtney Pine "House Of Legends" (http://www.amazon.co.jp/dp/B0099ETKAY/)
個人的に、なんか気になる存在なんでしょう。性懲りもなく新譜も手に入れましたが、内容について大きな期待を持っているかと言うと。。
メンツは、曲毎に細かく入れ替わりがあるようなので、割愛します。
ジャケの作りをみると、1ページ1曲で曲毎に作詞作曲、演奏者クレジットを書いているので、このアルバムも、もしかしたらアルバムとしてのトータルでの一体感より、曲毎の完成度を求めた結果と受け取ることもできそうです。(ってことは、前作の流れのような演奏か?)
演奏曲は以下の通り。10曲目まですべてCourtney Pineのオリジナルで、最後の曲はボーナストラックという扱いで、有名な曲を演っています。
1 The Tale of Stephen Lawrence
2 Kingstonian Swing
3 Liamuiga (Cook Up)
4 Samuel Sharpe
5 Ca C'est Bon Ca
6 Claudia Jones
7 Song of the Maroons
8 House of Hutch
9 From the Father to the Son
10 Ma-Di-Ba
11 Tico Tico
1曲目はイントロとして機能しているピアノとサックスのデュオ作で、バラード調のせつない旋律の小品。
これがおごそかに終了し、そこから一気に裏打ちの強リズムが出てきてスカに突入します。
単調なリズムの上でぶ厚いブラスのアンサンブルで曲の骨格を形造り、さらにその上でいろいろな楽器のソロが繰り広げられる展開。
3曲目は、渡辺貞夫が演ってそうなラテンリズムのご機嫌な一曲。
4曲目は、ピアノソロのイントロでグッと雰囲気を落ち着かせるのか?と思ったら、そこから軽やかなリズムが入ってきて、どことなくStevie WonderのSir Dukeを彷彿とさせるような曲になります。
アルバム紹介の文に、カリビアンサウンド集だ みたいなことが書いてありましたが、まさにそんな曲が並んでいるってことのようです。
あまりあっち方面のリズムに詳しいわけではないので、どれがなんていうリズムなのかは実は良く判ってはいないのですが、マンボ、ルンバ、スカ、カリプソ、タンゴとか、おおざっぱに同系統のラテン基調のリズムがとっかえひっかえ登場しているんだと思います。
もしかしたら、ラテンリズムに造詣が深い人が聴くと狂喜とまではいかなくても、興味深く聴けるような内容なのかもしれません。
個人的には、ラテン系のリズムが若干単調に聞こえてちょっと飽きてしまう感じになるのは、Charlie Hadenの"Nocturne"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00005A0RI/)でも感じたことでありました。
とはいえ、もう少し聴き込めばその楽しさが見えてきそうな気配も感じてはいるのですが。。。
"Nocturne"ももう少し聴き込めばその楽しさが垣間見れるか?と思ったこともありましたが、その後聴き込んではいません(汗)
Courtney Pine "House Of Legends" (http://www.amazon.co.jp/dp/B0099ETKAY/)
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