Stephane Kerecki "Sound Architects"
Stephane Kereckiというベーシストは、2009年初頭になんとなく買いした中古盤"Focus Danse"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56713912.html)で妙に気になったのがなれそめで、その後、参加作リーダー作をいくつか聴いている状態です。
概ねハズれなしの好盤を楽しませてもらっています。
本作もその流れでリーダー作を聴いてみたいという欲求からの購入となります。
メンツは、2サックス+ピアノトリオのクインテットとなり、前々作"Houria"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58629652.html)にピアノが加わった編成と言うことになります。そのピアニストは↓ではフルネーム記載ですが、Bojan Zですね(驚)
Stephane Kerecki(B)、Tony Malaby(Ts,Ss)-left、Matthieu Donarier(Ts,Ss)-right、Bojan Zulfikarpasic(P)、Thomas Grimmonprez(Ds)
演奏曲は、Stephane Kereckiのオリジナルが8曲。共作が3曲。セルビアのトラディショナルが1曲で全部で12曲の構成となります。が、共作とある3曲(1,5,9)はどれも"snapshot"とあるので、即興で作った間奏ということになりそうです。(演奏時間も短い)
1 Snapshot 1
2 Serbian Folk Song
3 Le Scaphandre et le Papillon
4 Sound Architects
5 Snapshot 2
6 Lunatic
7 Song for Anna
8 Kung Fu
9 Snapshot 3
10 La Source
11 Bass Prayer
12 Fandango
1曲目が"snapshot"で間奏の扱い。ベースソロの後ろでドラムが軽く音を出しているような..。
2曲目からが本編になるわけでありますが、2サックスが奏でるテーマがいきなり中東風な雰囲気で、Stephane Kereckiってこっちの出身??と.. ちょっとのけぞります。
テーマからサックスソロ、テーマに戻ってピアノソロ。ここからピアノが前面に出てきてテーマに戻るのですが、これが格好良い。変態フレーズと言っても過言でない暴れようは掟破りと言っていいくらいだが妙に惹かれる。
3曲目、美旋律のテーマを持ったミディアムスローくらいのテンポの楽曲。4者のアンサンブルが美しい。
4曲目が、アルバムのタイトル曲で、リズム感希薄なスピリチュアルな曲。2人のサックス奏者がそれぞれ気合の入ったソロを繰り広げるところが聴きどころとなります。
6曲目は、ベースのイントロから始まる、テーマをちょっと重い雰囲気の楽曲で、3者の音の重なりが格好良いのと、エレピでのBojan Zのソロが印象的。
無調で難易度高めの8曲め。。。
難易度高めの演奏を織り交ぜながら、独特なStephane Kereckiの音世界を構築したアルバムと言えると思います。
正直、ちょっととっつきにくいところはあると思います。
聴きどころとしては、Stephane Kereckiのヘヴィなベースと、2人のサックスの掛け合い、ボヤンZのピアノソロの3点と言うことになると思いますが、この辺を拠り所に聴いているのが吉ではないかと思います。
ベストは、突出して良い曲好きな曲って実はないんですが3曲目としておきます。
Stephane Kerecki "Sound Architects"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00918TZZS/)
概ねハズれなしの好盤を楽しませてもらっています。
本作もその流れでリーダー作を聴いてみたいという欲求からの購入となります。
メンツは、2サックス+ピアノトリオのクインテットとなり、前々作"Houria"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58629652.html)にピアノが加わった編成と言うことになります。そのピアニストは↓ではフルネーム記載ですが、Bojan Zですね(驚)
Stephane Kerecki(B)、Tony Malaby(Ts,Ss)-left、Matthieu Donarier(Ts,Ss)-right、Bojan Zulfikarpasic(P)、Thomas Grimmonprez(Ds)
演奏曲は、Stephane Kereckiのオリジナルが8曲。共作が3曲。セルビアのトラディショナルが1曲で全部で12曲の構成となります。が、共作とある3曲(1,5,9)はどれも"snapshot"とあるので、即興で作った間奏ということになりそうです。(演奏時間も短い)
1 Snapshot 1
2 Serbian Folk Song
3 Le Scaphandre et le Papillon
4 Sound Architects
5 Snapshot 2
6 Lunatic
7 Song for Anna
8 Kung Fu
9 Snapshot 3
10 La Source
11 Bass Prayer
12 Fandango
1曲目が"snapshot"で間奏の扱い。ベースソロの後ろでドラムが軽く音を出しているような..。
2曲目からが本編になるわけでありますが、2サックスが奏でるテーマがいきなり中東風な雰囲気で、Stephane Kereckiってこっちの出身??と.. ちょっとのけぞります。
テーマからサックスソロ、テーマに戻ってピアノソロ。ここからピアノが前面に出てきてテーマに戻るのですが、これが格好良い。変態フレーズと言っても過言でない暴れようは掟破りと言っていいくらいだが妙に惹かれる。
3曲目、美旋律のテーマを持ったミディアムスローくらいのテンポの楽曲。4者のアンサンブルが美しい。
4曲目が、アルバムのタイトル曲で、リズム感希薄なスピリチュアルな曲。2人のサックス奏者がそれぞれ気合の入ったソロを繰り広げるところが聴きどころとなります。
6曲目は、ベースのイントロから始まる、テーマをちょっと重い雰囲気の楽曲で、3者の音の重なりが格好良いのと、エレピでのBojan Zのソロが印象的。
無調で難易度高めの8曲め。。。
難易度高めの演奏を織り交ぜながら、独特なStephane Kereckiの音世界を構築したアルバムと言えると思います。
正直、ちょっととっつきにくいところはあると思います。
聴きどころとしては、Stephane Kereckiのヘヴィなベースと、2人のサックスの掛け合い、ボヤンZのピアノソロの3点と言うことになると思いますが、この辺を拠り所に聴いているのが吉ではないかと思います。
ベストは、突出して良い曲好きな曲って実はないんですが3曲目としておきます。
Stephane Kerecki "Sound Architects"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00918TZZS/)
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