Rez Abbasi "Continuous Beat"
Rez Abbasiというパキスタン出身で米国在住のギタリストのリーダー作です。
Rez Abbasiは、"Suno Suno"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61027662.html)というアルバムを2011年末に聴いています。
この盤は、Rudresh Mahanthappa買いをしていて、当時Rez Abbasiを特に意識していたわけではないのですが...
実は、この盤、巷では結構評判良くて2011年の年ベストに挙げられているくらいの好盤でした。
ということで、秋頃のリリースではあったのですが気になり続けていたので(抱き合わせで)買い込んだ次第であります。
Rez Abbasinのリーダー作は9枚目になるようです。全貌は[http://www.reztone.com/?cat=6]で見れます(一部試聴可)。
2009年の6枚目"Things To Come"がsunny sideからのリリースでこの辺で認知されだしたということでしょうか。。こっから毎年1枚のペースでリリースで来ているようです。
そして、"Suno Suno"からenjaレーベルのリリースと言うことでこのアルバムに辿り着きます。
メンツは、ギタートリオの3人で、武石聡さんという日本人ドラマーが参加しています。
Rez Abbasi(G)、John Hebert(B)、Satoshi Takeishi(Ds)
演奏曲は、以下の9曲。オリジナルが5曲、Gary Peacock(3), Keith Jarrett(6), Thelonious Monk(7),
アメリカ国歌(9)という構成になります。
1 Introduction
2 Divided Attention
3 Major Major
4 Rivalry
5 iTexture
6 The Cure
7 Off Minor
8 Back Skin
9 Star Spangled Banner
イントロはインドっぽいフレーズのギターソロなんですが、これは不要だったかも。
2曲目からが本編で8ビートのちょっとウネウネ感のあるテーマから乾系のドラムサウンドとゴリゴリのベースが奏でるリズムの上で、うねうね感のギターがソロを繰り広げるような楽曲。
3曲目以降も、オリジナルは、ちょっとダークな雰囲気(は、パキスタン/インド系フレーズをそこはかとなく感じるからか..)を醸した8ビート基調の楽曲が多めで、3者の演奏をじっくり楽しむには格好だが、曲を気持ち良く楽しむってのとはちょっと違うかなぁ..
と、ここで6曲目になると、聞き覚えのあるリズムパターンが聞こえてきて、Keith JarrettのThe Cureなんですが、これは曲を気持ち良く楽しむことができます。あぁ、良い曲だ(笑)
7曲目がThelonious Monkなんですが、フリー要素の濃いイントロが延々続いたところで、おもむろに聞き覚えのあるフレーズが、ちら見され、徐々に演奏曲が判ってくるような展開。
8曲目もベースが奏でる特徴的なリズムが続く上でのギターソロという演奏なんですが、途中でリズムが変わってテンポが上がってテンションの高い演奏になだれ込むと言う展開。ちょっと燃えます。
最後の曲がアメリカ国歌なんですが、これもイントロ同様不要かなぁと思うんですが..
武石さんのドラムは、前述の通り乾系の音色で音数も多めと感じるのですが、あまり五月蠅くならないのは、音がタイトだからか。鈴系の鳴り物を多用しているイメージがあります。
John Hebertのベースは、Fred Hersch盤(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61559678.html)で聴いていますが、こっちのほうがアグレッシブでありながら腰の据わった演奏って感じなのは、曲調のせいかも。
Rez Abbasinのギターはコンテンポラリー系になるとは思うんですが、巷ではPat Methenyの影響を大なり小なり。。という記述を見るが、それよりもJohn ScofieldとかBill Frisellとかの雰囲気を感じるのは..
この3者ががっつりと対峙した骨太な演奏は、聴きごたえ十分なものがあります。
ベストは、6曲目からの3曲が良い感じに響くんで"この一連の流れ。"で良いか?と思ったんですが8曲目のオリジナルをベストに挙げておきます。
Rez Abbasi "Continuous Beat"(http://www.amazon.co.jp/dp/B0094BDPYY/)
Rez Abbasiは、"Suno Suno"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61027662.html)というアルバムを2011年末に聴いています。
この盤は、Rudresh Mahanthappa買いをしていて、当時Rez Abbasiを特に意識していたわけではないのですが...
実は、この盤、巷では結構評判良くて2011年の年ベストに挙げられているくらいの好盤でした。
ということで、秋頃のリリースではあったのですが気になり続けていたので(抱き合わせで)買い込んだ次第であります。
Rez Abbasinのリーダー作は9枚目になるようです。全貌は[http://www.reztone.com/?cat=6]で見れます(一部試聴可)。
2009年の6枚目"Things To Come"がsunny sideからのリリースでこの辺で認知されだしたということでしょうか。。こっから毎年1枚のペースでリリースで来ているようです。
そして、"Suno Suno"からenjaレーベルのリリースと言うことでこのアルバムに辿り着きます。
メンツは、ギタートリオの3人で、武石聡さんという日本人ドラマーが参加しています。
Rez Abbasi(G)、John Hebert(B)、Satoshi Takeishi(Ds)
演奏曲は、以下の9曲。オリジナルが5曲、Gary Peacock(3), Keith Jarrett(6), Thelonious Monk(7),
アメリカ国歌(9)という構成になります。
1 Introduction
2 Divided Attention
3 Major Major
4 Rivalry
5 iTexture
6 The Cure
7 Off Minor
8 Back Skin
9 Star Spangled Banner
イントロはインドっぽいフレーズのギターソロなんですが、これは不要だったかも。
2曲目からが本編で8ビートのちょっとウネウネ感のあるテーマから乾系のドラムサウンドとゴリゴリのベースが奏でるリズムの上で、うねうね感のギターがソロを繰り広げるような楽曲。
3曲目以降も、オリジナルは、ちょっとダークな雰囲気(は、パキスタン/インド系フレーズをそこはかとなく感じるからか..)を醸した8ビート基調の楽曲が多めで、3者の演奏をじっくり楽しむには格好だが、曲を気持ち良く楽しむってのとはちょっと違うかなぁ..
と、ここで6曲目になると、聞き覚えのあるリズムパターンが聞こえてきて、Keith JarrettのThe Cureなんですが、これは曲を気持ち良く楽しむことができます。あぁ、良い曲だ(笑)
7曲目がThelonious Monkなんですが、フリー要素の濃いイントロが延々続いたところで、おもむろに聞き覚えのあるフレーズが、ちら見され、徐々に演奏曲が判ってくるような展開。
8曲目もベースが奏でる特徴的なリズムが続く上でのギターソロという演奏なんですが、途中でリズムが変わってテンポが上がってテンションの高い演奏になだれ込むと言う展開。ちょっと燃えます。
最後の曲がアメリカ国歌なんですが、これもイントロ同様不要かなぁと思うんですが..
武石さんのドラムは、前述の通り乾系の音色で音数も多めと感じるのですが、あまり五月蠅くならないのは、音がタイトだからか。鈴系の鳴り物を多用しているイメージがあります。
John Hebertのベースは、Fred Hersch盤(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61559678.html)で聴いていますが、こっちのほうがアグレッシブでありながら腰の据わった演奏って感じなのは、曲調のせいかも。
Rez Abbasinのギターはコンテンポラリー系になるとは思うんですが、巷ではPat Methenyの影響を大なり小なり。。という記述を見るが、それよりもJohn ScofieldとかBill Frisellとかの雰囲気を感じるのは..
この3者ががっつりと対峙した骨太な演奏は、聴きごたえ十分なものがあります。
ベストは、6曲目からの3曲が良い感じに響くんで"この一連の流れ。"で良いか?と思ったんですが8曲目のオリジナルをベストに挙げておきます。
Rez Abbasi "Continuous Beat"(http://www.amazon.co.jp/dp/B0094BDPYY/)
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