横田寛之カルテット「ゴウダヴ」 "表参道ワンピース"

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横田寛之さんは、Ethnic Minority "Startin'"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61359673.html)で聴いてる人ですが、相変わらずストリート(特に渋谷)での活動をしっかり続けているのは凄いと思います。
その、横田さんのカルテット「ゴウダヴ」の1stアルバムになるようで2010年リリースの作品となります。
先日、中古漁りをしていて見つけて、思わず買ってしまいました。
横田さんのSAXって、実は結構好きだったりします。

メンツは、若手ミュージシャンで構成されているようですが、安東さんは知ってる名ですが、他は..。
横田寛之(As,Ss)、堀秀彰(P)、安東昇(B)、横山和明(Ds)

演奏曲は、横田さんのオリジナル7曲。堀さんが2曲、その他1曲の全部で10曲という布陣になります。
1 We're Young Lions
2 表参道ワンピース
3 アレントの恋
4 走れメロス
5 空は海のもの
6 J.C.Street
7 青の緑と緑の青
8 ASK
9 終わらないでガロア
10 Always There

4ビート8ビート基調の演奏が中心となりますが、全体にアグレッシブでタイトな演奏が中心となるためともすると、FUSION臭さを感じさせる部分があるかもしれないです。
とはいえ、テクニック偏重の日本のFUSIONというよりは、西海岸的明るさを持ったものと言う感じではありますが..

横田さんのアルトのサウンドも高音基調のキレのあるものなので、それがあっさりと聞こえる部分ってのもあるかもしれません。
それに呼応した堀さんのメロディアスなピアノがこれまた好感触。バッキングも含めてこなれた演奏で雰囲気を盛りたてています。
横山さんは、高校生のときに渡辺貞夫カルテットのツアーに参加した逸材で、ここでもタイトなドラムで演奏を鼓舞しています。
そして、安東さんのベースですが、ちょっと印象変わっちゃいました。これまで聴いている彼の演奏は、もっと内に向かうようなものが多かったのでちょっと驚きです。
4曲目でソロがあるんですがなかなか良いもん聴かせてもらったな演奏をしています。

全体的には勢いのある曲が多めに並びますが、6,7曲目のメロディアスな曲もなかなかに惹かれます。ここでの美しいフレーズを美しく弾く堀さんの演奏が光っていると思います。

10曲目のAlways Thereは、Ethnic Minorityでも取り上げていました。あっちはタイトで熱い演奏でしたが、こっちはエモーショナルに響くちょっとテンポ落としめの演奏で、どちらもなかなかに捨て難い演奏です。

ベストは、実はベタだったりするんですが、でもタイトル曲になるんだと思います。


横田寛之カルテット「ゴウダヴ」 "表参道ワンピース"(http://www.amazon.co.jp/dp/B003VVKYKG/)

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