Pat Metheny "Orchestrion Project"
Pat MethenyのOrchestrionでのライブを収めた2枚組CDとなります。この前に映像作品もリリースされています。
映像作品では、お客さんをいれた会場でのライブ演奏を収めたものではなく、スタジオ?にセッティングされた装置での演奏を映像に収めたものでした。
これまでのPat Metheny( Group)の作品リリース形態は、アルバムをリリース -> ツアーを敢行 -> そのライブ作品をリリース という流れでライブ盤は、音源だけから映像作品に変わってきているという状況です。
が、今回は、映像作品をリリースした後に、音源作品もリリースしています。
おそらく、装置の収支をあわせるためにリリース形態を増やしたということなんじゃないかと推測してますが、予想以上に映像作品の流れが悪かったということなんでしょう。
あるいは、Orchestrionの装置でいろいろな曲(演奏)を聴いてもらいたかったのか?とも思ったんですが、収録曲目が映像作品と同じなので、この可能性はなさそうです。
メンツは、以下のように書くしかないんでしょうね。
Pat Metheny(G,Orchestrion)
演奏曲は以下の通り。大筋では映像(DVD)作品と大差ないようです。テイクの差があるとかそういうことは全然チェックしていません。あしからず。
1. Improvisation #1
2. Antonia
3. Entry Point
4. Expansion
5. Improvisation #2
6. 80/81-Broadway Blues
7. Orchestrion
1. Soul Search
2. Spirit of the Air
3. Stranger in Town
4. Sueno con Mexico
5. Tell Her You Saw Me
6. Unity Village
肝心の内容ですが、音圧がオリジナルの"Orchestrion"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59090701.html)よりもしっかりとしていて、それだけでこっちを聴く価値があると言うか、あっちが不要になると言うかそれくらいの価値があると思っています。
反応の早い演奏を機械にやらせるということで、打楽器、マリンバ類のスティック、マレット、ギターも手に当たる部分はかなり軽く作られていて、打力がそう強く出せてないことは容易に想像がつきます。
軽い打力であればインパクトもそう強くなく、生の音量もそう大きくはないことが推察される中で、どれだけ音に力を込められるか、込めてるように録れるかというのが命題になるんだと思います。
それが、最初の作品ではあまりうまく取り込めていなく、音楽としては充分満足のいくものではありましが、サウンド面では、全体に音量が小さく、ダイナミック感には欠けている部分があったのかなと今では思います。
この盤は、2枚組でオリジナルに入っていた5曲を全部演奏していますし、どうしたらどういう音が出るというしかけの部分はオリジナル時と同じでしょう。
さらに、今回DVDと同じ音源のCD化だとしたら一応ライブ演奏ということになりますが、機械仕掛けでの演奏なのでオリジナルの録音のときとライブとで(テイクは当然違うが)演奏に大きな違いがあるとは思えないので、この盤を所有することでオリジナルを持つ意味はだいぶ削がれると思ってます。(売らないけど)
Pat Metheny "Orchestrion Project"(http://www.amazon.co.jp/dp/B008HFWF3U/)
映像作品では、お客さんをいれた会場でのライブ演奏を収めたものではなく、スタジオ?にセッティングされた装置での演奏を映像に収めたものでした。
これまでのPat Metheny( Group)の作品リリース形態は、アルバムをリリース -> ツアーを敢行 -> そのライブ作品をリリース という流れでライブ盤は、音源だけから映像作品に変わってきているという状況です。
が、今回は、映像作品をリリースした後に、音源作品もリリースしています。
おそらく、装置の収支をあわせるためにリリース形態を増やしたということなんじゃないかと推測してますが、予想以上に映像作品の流れが悪かったということなんでしょう。
あるいは、Orchestrionの装置でいろいろな曲(演奏)を聴いてもらいたかったのか?とも思ったんですが、収録曲目が映像作品と同じなので、この可能性はなさそうです。
メンツは、以下のように書くしかないんでしょうね。
Pat Metheny(G,Orchestrion)
演奏曲は以下の通り。大筋では映像(DVD)作品と大差ないようです。テイクの差があるとかそういうことは全然チェックしていません。あしからず。
1. Improvisation #1
2. Antonia
3. Entry Point
4. Expansion
5. Improvisation #2
6. 80/81-Broadway Blues
7. Orchestrion
1. Soul Search
2. Spirit of the Air
3. Stranger in Town
4. Sueno con Mexico
5. Tell Her You Saw Me
6. Unity Village
肝心の内容ですが、音圧がオリジナルの"Orchestrion"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59090701.html)よりもしっかりとしていて、それだけでこっちを聴く価値があると言うか、あっちが不要になると言うかそれくらいの価値があると思っています。
反応の早い演奏を機械にやらせるということで、打楽器、マリンバ類のスティック、マレット、ギターも手に当たる部分はかなり軽く作られていて、打力がそう強く出せてないことは容易に想像がつきます。
軽い打力であればインパクトもそう強くなく、生の音量もそう大きくはないことが推察される中で、どれだけ音に力を込められるか、込めてるように録れるかというのが命題になるんだと思います。
それが、最初の作品ではあまりうまく取り込めていなく、音楽としては充分満足のいくものではありましが、サウンド面では、全体に音量が小さく、ダイナミック感には欠けている部分があったのかなと今では思います。
この盤は、2枚組でオリジナルに入っていた5曲を全部演奏していますし、どうしたらどういう音が出るというしかけの部分はオリジナル時と同じでしょう。
さらに、今回DVDと同じ音源のCD化だとしたら一応ライブ演奏ということになりますが、機械仕掛けでの演奏なのでオリジナルの録音のときとライブとで(テイクは当然違うが)演奏に大きな違いがあるとは思えないので、この盤を所有することでオリジナルを持つ意味はだいぶ削がれると思ってます。(売らないけど)
Pat Metheny "Orchestrion Project"(http://www.amazon.co.jp/dp/B008HFWF3U/)
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