Antonio Loureiro "Antonio Loureiro"

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Antonio Loureiroは、"SO"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61798990.html)と言うアルバムを聴いていますが、この盤はその前にリリースされた盤で、ミュージックマガジンの「ベストアルバム2010」にて高橋 健太郎さんが1位に挙げていて話題になった盤となります。
が、この音源は無料でダウンロードできたため迷わずの入手をしております。
 http://www.amusicoteca.com.br/?p=3889
なので、細かいことはあまりよく判ってない(調べてない)ので、メンツとか不明です。あまり気にもしてませんが(汗)
ブラジルでは、音源の売上はかなり軽視されていて、ライブでの観客動員が重要ごとになっているようでこうやって、音源の無料ダウンロードをしているものが多くあるらしいです。
2012年6月号のミュージックマガジンでいくつかURLが書いてあったと思いますが、・・記録してませんでした orz

演奏曲は以下の通りの11曲となります。
1 Woo A Dois
2 Camara Escura
3 Coreira
4 A Partir
5 Roda Gigante
6 Nova
7 A Cor Do Progresso
8 Id
9 Um Inicio Meio Fim
10 Sentimento
11 Qui Nem Quiabo

中身ですが、全体に"SO"ほどの作り込み感は感じられないような気がしています。もう少し、素朴と言うかオーソドクスな音作りになっているような印象を感じています。

曲としては全体的にちょっと内向きな感じを受けること。楽器の使い方に意表をついているような感じがなく、その辺はが上記感想になっていると思いますが、そう言う意味ではインパクトは強くないのかもしれませんが安心して聴いていられるような部分があると思います。

感覚的に"SO"と較べてこっちのほうがブラジル感(ミナス感)の強さを感じるのですが、"SO"では「(個人的に確立していないくせに)ミナス感をあまり感じない」なんて書いているので、信頼性もなにもあったもんじゃぁありませんが、こうやってちょっと比較気味に聴くと、多少なりとも違いを感じられてるってことなんでしょう。ということで許してください。

おそらく、このアルバムの評判がえらくよかったんだと思います。次作がより「世界的に通用するような作り」に進化したってことで、個人的には解釈しています。

ベストは3曲目だと思います。ちょっとPedro Aznarを思い出しましたが、この曲好きです。


Antonio Loureiro "Antonio Loureiro"(http://www.amazon.co.jp/dp/B008A5H802/)

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