Ai Kuwabara Trio Project "Sixth Sense"
桑原あいさんの2作目が早くもリリースされました。
前作を知ったのは、昨年5月頃?(なんで、約1年前)に吉祥寺で路上ライブを見たときで、若いネーチャン(失礼)がなかなかイキの良い演奏をしてるじゃん♪ みたいな感想を持っていたのですが、その直後からあれよあれよという間にメジャー(eweはメジャーかなぁ..)デビューして、タワーレコードで強力プッシュされて、あっという間に"時の人"になってしまいました。
その前作は、その路上ライブのとき購入した↓(ただし、マイナーリリース時のもの。既にレア盤)
"From Here To There"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61449684.html)
そしたら、前作から1年経たずに2枚目のリリースですから凄いことです。
まさに勢いに乗っているといったところなんでしょう。
そういえば、先日森田さんとはNo trunksでちょっと話ができました。"凄いですねぇ!!"なんて(笑)
メンツですが、前作では3人のドラマーを起用していましたが、今作では1人に固定しています。
ピアノは主役の若干21才。ブレーンの森田さんは不動の2人となります。
桑原あい(P)、森田悠介(B)、今村慎太郎(Ds)
演奏曲は、以下の9曲。全部、桑原さんのオリジナルのようです。
1. PAPERS
2. LOST “ABILITY”
3. INTUITION ~your sixth sense~
4. CLOCKLIKE DROPS OF WATER
5. AUGURY, WAVES, DIVE!
6. ONE DAY AFTER PREDICTION DREAM
7. BRAINWORK
8. METHOD FOR...
9. LABORATORY
冒頭、一瞬フリーか?と思わせるイントロからスタート。45秒過ぎからテンポがしっかりしてきますが電気な音が主でちょっと驚きます。
直後に出てくる主旋律は生ピなので、すぐに安心できるのですが..。
他の曲にもありますが、ちょっとエフェクトがかった音を入れるとか、ちょっとズれた音程を混ぜるとかで不思議な雰囲気を醸し出すことで、"第6感"を表しているようです。
桑原さんのピアノですが、前作ではソロの終盤で演奏が破綻していると感じられる部分が見受けられたのですが、今作ではしっかり演奏しきってテーマに戻ってきていて、この辺は実力がしっかりついてきたことが如実に感じられます。
実は、もしかしたら、アレンジとか進行の部分でうまくやっているのか?とも思ったのですが..
正直、前の盤よりもそのソロの秀逸さ(破綻するまで真正面からインプロを繰り広げているという意味で)というか、ソロの魅力が前面に出てきていると感じられる部分が希薄と感じられるのも事実でして..。
演奏で聴かせる部分よりも音楽全体で聴かせるほうに主軸が移った作品というふうにも感じています。
その分、森田さんのベースソロ(この盤のソロ好きです)を楽しめるようになっている部分もあるので、全体としての完成度は高いと言えますが、桑原さんのインパクトのあるピアノを楽しむという意味では前作のほうが聴き応えがあったのかなぁとも..
と、ないものねだり的なちょっと辛口のコメントになっていますが、まだまだこれからの期待感が高いが故と言うことでお許しください。
ベストは3曲目です。この曲、妙に好きです。
Ai Kuwabara Trio Project "Sixth Sense"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00BSXP4MC/)
前作を知ったのは、昨年5月頃?(なんで、約1年前)に吉祥寺で路上ライブを見たときで、若いネーチャン(失礼)がなかなかイキの良い演奏をしてるじゃん♪ みたいな感想を持っていたのですが、その直後からあれよあれよという間にメジャー(eweはメジャーかなぁ..)デビューして、タワーレコードで強力プッシュされて、あっという間に"時の人"になってしまいました。
その前作は、その路上ライブのとき購入した↓(ただし、マイナーリリース時のもの。既にレア盤)
"From Here To There"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61449684.html)
そしたら、前作から1年経たずに2枚目のリリースですから凄いことです。
まさに勢いに乗っているといったところなんでしょう。
そういえば、先日森田さんとはNo trunksでちょっと話ができました。"凄いですねぇ!!"なんて(笑)
メンツですが、前作では3人のドラマーを起用していましたが、今作では1人に固定しています。
ピアノは主役の若干21才。ブレーンの森田さんは不動の2人となります。
桑原あい(P)、森田悠介(B)、今村慎太郎(Ds)
演奏曲は、以下の9曲。全部、桑原さんのオリジナルのようです。
1. PAPERS
2. LOST “ABILITY”
3. INTUITION ~your sixth sense~
4. CLOCKLIKE DROPS OF WATER
5. AUGURY, WAVES, DIVE!
6. ONE DAY AFTER PREDICTION DREAM
7. BRAINWORK
8. METHOD FOR...
9. LABORATORY
冒頭、一瞬フリーか?と思わせるイントロからスタート。45秒過ぎからテンポがしっかりしてきますが電気な音が主でちょっと驚きます。
直後に出てくる主旋律は生ピなので、すぐに安心できるのですが..。
他の曲にもありますが、ちょっとエフェクトがかった音を入れるとか、ちょっとズれた音程を混ぜるとかで不思議な雰囲気を醸し出すことで、"第6感"を表しているようです。
桑原さんのピアノですが、前作ではソロの終盤で演奏が破綻していると感じられる部分が見受けられたのですが、今作ではしっかり演奏しきってテーマに戻ってきていて、この辺は実力がしっかりついてきたことが如実に感じられます。
実は、もしかしたら、アレンジとか進行の部分でうまくやっているのか?とも思ったのですが..
正直、前の盤よりもそのソロの秀逸さ(破綻するまで真正面からインプロを繰り広げているという意味で)というか、ソロの魅力が前面に出てきていると感じられる部分が希薄と感じられるのも事実でして..。
演奏で聴かせる部分よりも音楽全体で聴かせるほうに主軸が移った作品というふうにも感じています。
その分、森田さんのベースソロ(この盤のソロ好きです)を楽しめるようになっている部分もあるので、全体としての完成度は高いと言えますが、桑原さんのインパクトのあるピアノを楽しむという意味では前作のほうが聴き応えがあったのかなぁとも..
と、ないものねだり的なちょっと辛口のコメントになっていますが、まだまだこれからの期待感が高いが故と言うことでお許しください。
ベストは3曲目です。この曲、妙に好きです。
Ai Kuwabara Trio Project "Sixth Sense"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00BSXP4MC/)
この記事へのコメント