板橋文夫×林栄一(2013/6/21)

本年2月は、板橋さんと峰さんのデュオ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61762091.html)がありましたがその4ヵ月後に、林さんとのデュオがあるってんで、いそいそと出かけてきました。

7時10分頃について、すでに10人くらいはお客さんがいたんじゃないかと思います。
さすがに、人気の面々のライブは集客が凄いです。

例によって、ピアノがドア前まで引っ張り出されてあります。

7時40分頃1stセットが開始。たしか、"my back pages"からスタートして、フリー度高めの曲、バラード・・と4曲。約1時間の演奏。
2ndセットは、9時10分頃からだったと思います。オリジナルを中心に("夜はともだち"って曲が入ってたと記憶してますが、)同様に4曲演奏して、おおよそ1時間弱。
アンコールは、「娘が明日誕生日だ」とMCのあと"ミナ"を演り、最後は"わたらせ"で締めくくられました。
アンコールも20分くらい。全部で80分くらいの長いセットの演奏を単のさせてもらいました。

1stセットは、林さんはリードを取り替える頻度高めで、調子いまいちだったのかなぁなんて感じもあり、板橋さんのピアノもいまいち鳴りきっていない感じで、ピアノが響きがちょっと足りないかなぁなんて感じてました。
それでも、林さんは林節全開のソロは充分圧巻で、板橋さんも体全体を使って、ピアノを御するがごとくの勢いでピアノと対峙は、これまた圧巻ではありました。
あらためて林さんのソロを聴いていて、いろいろな技を駆使してもの凄い演奏を繰り広げているさまに感銘を受けてしまいました。
が、2ndセットでは、林さんのリードも決まったようで、板橋さんのピアノも1stよりは鳴りだした感じで、より熱く気合の入った演奏を繰り広げてくれました。
お互いがお互いので出方をうかがう緊張感のあるインプロビゼーションって感じではなく、双方それぞれがこれでもかってくらいのがっつりしたソロを繰り広げあうという感じで、本当に気持ち良く"うはうは"と演奏を楽しんでいました。

板橋さんのピアノは、本当にピアノを御するというか、対峙するというか、説得して良く鳴るようにてなづけてるというか、そういう言い方が一番似合うピアノの演奏スタイルで、これまた見て聴いて感動するというか...感嘆するというか...

2nd終了後、板橋さんがカウンターまで戻って、水分をたっぷり補給し汗を拭いて息を整えて。。
そして、アンコールを演奏するために前へ歩いて行くところは、なんだか格好良かった..

お客さんは最終的に30人弱はいたんじゃないでしょうか。圧巻の演奏を皆さんとたっぷり堪能させてもらいました。

今週はなんだか疲れていたので(ガツ葱食べた^^。)、終演後早々に辞してきましたが、もうちょっといろんな人とお話してから帰ってもよかったかなぁとも..

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