Oncenth Trio(2013/9/13)

こうやって、記録をとっていると前回いつライブに行ったかが一目瞭然なんですが、6月の板橋さん林さん以来となります。久々に結構間が空いた気がします。
ちなみにOnsenth Trioを見るのは、その前月の5月以来となります。

今回、ちょっと電車に乗るのが遅くなって、お店に着いたのが7時半過ぎてたのですが、お客さんが1+1+1+4もいらっしゃいました(狂喜)、がいつもの定位置が空いていたのでそこに着座し、開演を待ちます。

今回の配置は、左に池澤さん、中央が岩見さんでした。前々回は逆(池澤さんが中央)だったようです。
8時過ぎに開演。1曲目にエリントンを持ってきました。1stセットはその後、メンバーオリジナルと他の人の曲を交互に演奏して、全部で6曲で終了。
全体に、まるく収まった演奏が大半で、演奏をうまくまとめるような方向の演奏が多くて、なんだなんだ!?状態になってしまいました。
ジャズの範疇の中では聴き易い演奏の範疇に収まるような、あまり聴き馴染んで無い人には判り易い演奏が多かったとも言えるんですが..
 後から聞いたらすべて初演になる曲だったようです。
 ある程度回数をこなすと、各人の自由度が増して、Onsenth Trioらしさが出せてくるようです。

なかでは、池澤さんの新作が疾走感ある曲調で、ちょっと良かったかも..。

後半は、9時20分頃から。後半が始まったら、これがいつものOnsenth Trioの演奏になって、思わず、コレコレとニヤついてしまいました。
聴いてる最中は、ニヤつきながらも1stとのギャップに??だったんですが..
2ndは、過去から演ってるメンバーオリジナルを中心に演奏。

メンバー各自の作る音楽の性格の違い(栗田さんは、みんなのうたか童謡かという素朴感のある曲、岩見さんはちょっとおちゃめな雰囲気、池澤さんは静的な雰囲気の曲が多い・・・かな?)が出ているのですが、それぞれの曲を、しっかりOnsenth Trio色に染め上げて演奏しているのは、No Trunksでの、ライブを毎回聴いている身にとっても気持ちのいいものであります。
その、Onsenth Trioの魅力って(と、演奏聴きながらあらためて考えていたんですが)各人のつくる曲の魅力と、多少のアレンジと決めごとがある中で、キメる部分はしっかりと決め、あっちこっち逸脱する部分はかなりしっかりと逸脱した演奏を繰り広げるところなんだろうなと。今後、オリジナルの魅力から他の人の曲をやる機会を増やしていくようなので、あらたま魅力がでてくるのかもしれません。
今回は、妙に栗田さんのピアノに惹かれていましたかねぇ。

と言う魅力が、たっぷりつまった演奏を楽しむことができました。2ndセットは。
終演後、1曲アンコールに応えていただいて大団円。

結果的に、1stで、ごくまっとうな演奏(それでも、良い雰囲気の演奏であることは間違いない)を聴いていたから2ndでの、Onsenth Trioの魅力満載の演奏が映えたんじゃないかとも、思っています。


お客さんは、途中入れ替わりもありましたが、1+1+1+4+1+1+4+1くらいはいたんじゃないかと思います。

終演後、岩見さんにお願いしてあったZYCOSの新譜を入手。その後、並べてあったディスクを見てたら、思わずさらに2枚買い込んで金使い過ぎ。

その後、いろいろ話(年末のパワージャズについても、ちょっと話を聞いたり..)していたら
時間もあっという間に過ぎ去って、風邪ひいて体調あまりよくないんですが、なんだかんだと
ほぼ午前様で帰路につきました。

次回は、年明けになる予定とのこと。
そして、今日(9/14)は、新譜会です!!

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