Milton Nascimento "Clube Da Esquina"
ミナス・ジュライス州出身の(当時の)若手ミュージシャンが「新しい音楽」の探求を目指していたものを1972年にひとつの形としたものという認識で良いんだと思います。
細かいことは、おそらく下記サイトの記載通りと言うことで良いんでしょう。
http://www.geocities.jp/minas_geraes/index2.htm
この盤もすでに名盤の域に達しているとは思っています。ブラジル(ミナス)のアルバムの中では、もっとも有名な1枚と言えるんじゃないでしょうか?
ということで、ようやく、買おう、聴こうと言う気になったと言うことにしておいてください。
実質的には、昨今のミナスの若い面々の演奏も、端を発すれば(コンセプト的には)ここに行きつく部分もあるのか?という憶測に基づいてと言う部分もあります。
しかし、購入価格が\1,000-以下だったか。流通量の多いアルバムは安いっす。
個人的認識として、「街角クラブ」が行なった新しい音楽の探求結果をオムニバス的に詰め込んだアルバムということになっているんですが、一般的にも「まとまりに欠ける」、または「作品としてのコンセプトが一貫しない」という評もあるようです。
メンツですが、上記urlに出てくる面々の名前を眺めていて、Milton NascimentoとLo Borges以外に知った名前というと、実はToninho Hortaくらいしかなく。どれだけの人が現在でも活躍しているのかよく知らないです(汗)
演奏者も、曲によっていろいろでしょうから、メンツは割愛しておきます。
演奏曲は以下の21曲とてんこに入ってます。。Milton NascimentoとLo Borgesの作曲のものが多いようですが、他の人の名前も少し見えます。
1. Tudo Que Voce Podia Ser
2. Cais
3. O Trem Azul
4. Saidas E Bandeiras No. 1
5. Nuvem Cigana
6. Cravo E Canela
7. Dos Cruces
8. Um Girassol Da Cor De Seu Cabelo
9. San Vicente
10. Estrelas
11. Clube Da Esquina No. 2
12. Paisagem Da Janela
13. Me Deixa Em Paz
14. Os Povos
15. Saidas E Bandeiras No. 2
16. Um Gosto De Sol
17. Pelo Amor De Deus
18. Lilia
19. Trem De Doido
20. Nada Sera Como Antes
21. Ao Que Vai Nascer
こういう盤も、他の名盤同様、中身について自分が何か言うことはないですね。
Toninho Hortaを筆頭に、Celso Fonseca、Milton Nascimento、Vinicius CantuariaからAntonio Loureiro、Andre Mehmari。。。と、相当偏向しているとはいえ、そこそこブラジル(ミナス)の音楽を楽しんでいるほうだと思いますが・・・
それでも真髄、真骨頂にまでその魅力に開眼しているかはなはだ疑問ではありますが、このアルバムもそこそこしっかり楽しめていると思います。
でも、Lo Borgesのリーダー作も少し漁ろうかなと、漠然と思ったのでありました...
Milton Nascimento "Clube Da Esquina"(http://www.amazon.co.jp/dp/B000005GYI/)
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