片山広明×石渡明廣×藤掛正隆 "8Seasons"
この盤は、片山広明買いです。
このアルバムを出しているFULLDESIGN RECORDS(http://fulldesignrecords.com/)ってレーベルなんですが、たぶん藤掛正隆さんが主宰しているレーベルなんだと思いますが、内橋和久さん、加藤崇之さん、早川岳晴さん、林栄一さん・・と、中央線感満載なアルバムをリリースしています。
ここ最近は、この片山広明さんのアルバムと、林栄一さんの入った"トリオねじ×林栄一"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00FE7KP8G/)と立て続けにリリースしてまして、うはうは言いながら連続して購入したところで、このレーベルが気になったという馴れ初めとなります。
ちなみに、片山さんのアルバムの近作は以下の通り。
Tokyo Slim "Live!"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59990223.html)
"dust off"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a50218935.html)
"With渋さ知らズ"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a24572521.html)
って感じで、最近のリリースぺースはあまり良い感じではありません。
とはいえ、病気しているのであまり無理してもらっても困るってのもあるんですが..
この盤は、ギターとドラムを従えた1ホーントリオ編成でのアルバムとなります。
メンツは、レーベルオーナーの藤掛さんに石渡さんという布陣になります。
片山広明(Ts)、石渡明廣(G)、藤掛正隆(Ds)
演奏曲は以下の通り。ご覧の通り、数字が並んでいるだけです。
1. uno
2. dos
3. tres
4. cuatro
5. cinco
6. seis
7. siete
8. ocho
藤掛さんの叩きだす(ドンドコドンドコな)強ビートの上に良い感じに石渡さんの低音系ギターサウンドが乗っかって作られるリズムを従え、(これまでより)ちょっとアクの弱め(に感じる)片山さんのサックスが吠えると言うのが大筋の流れ。
曲名から判る通り、すべてフリーインプロになるためドラム、(ベース化した)ギターが作るしっかりしたリズムの上で、サックスがのたうちまわることになるわけでありますが、言ってみればこれまで(の片山作品)と大きくは変わらない展開の演奏が繰り広げられているとも言えるわけではありますね。。
ギターは、ほとんどの曲の大半でベースと化しています。主役になる場面ではしっかりギターとしての役割をまっとうするんですが、脇役では目立っていてもベースをやっていることが多いイメージ。
ただギターとサックスが絡まりまくるより、脇役時は低音攻めしてもらったほうが好都合ってもんです。
片山さんのサックスの印象が、これまでと違っていて、なんだかアクが弱め。けっして、力感が足りないとか、吹きまくっていないとか、そういう弱さを感じるわけではないのでありますが、全体に音色がきれいになっているような気がします。
もしかしたら、Albert Ayler ばりのドスの効いた低音とフリークトーンの使用量が減っているのかもしれません。そうなるときれいに聴こえるだろうなと..
もっとも、それが不満になっているってこともないのでありますが..
しかし、藤掛の叩きだすドラムは、強烈に腹に響いてきます。
自身のレーベルだから、リーダーではなくてもドラムを目立たせる工作を図っている可能性は否定できませんが、それにしても叩きだされる強力なビートは、これだけ聴いてても気持ちいレベル。
ベストは。。。
片山広明×石渡明廣×藤掛正隆 "8Seasons"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00EY7FYVU/)
このアルバムを出しているFULLDESIGN RECORDS(http://fulldesignrecords.com/)ってレーベルなんですが、たぶん藤掛正隆さんが主宰しているレーベルなんだと思いますが、内橋和久さん、加藤崇之さん、早川岳晴さん、林栄一さん・・と、中央線感満載なアルバムをリリースしています。
ここ最近は、この片山広明さんのアルバムと、林栄一さんの入った"トリオねじ×林栄一"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00FE7KP8G/)と立て続けにリリースしてまして、うはうは言いながら連続して購入したところで、このレーベルが気になったという馴れ初めとなります。
ちなみに、片山さんのアルバムの近作は以下の通り。
Tokyo Slim "Live!"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59990223.html)
"dust off"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a50218935.html)
"With渋さ知らズ"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a24572521.html)
って感じで、最近のリリースぺースはあまり良い感じではありません。
とはいえ、病気しているのであまり無理してもらっても困るってのもあるんですが..
この盤は、ギターとドラムを従えた1ホーントリオ編成でのアルバムとなります。
メンツは、レーベルオーナーの藤掛さんに石渡さんという布陣になります。
片山広明(Ts)、石渡明廣(G)、藤掛正隆(Ds)
演奏曲は以下の通り。ご覧の通り、数字が並んでいるだけです。
1. uno
2. dos
3. tres
4. cuatro
5. cinco
6. seis
7. siete
8. ocho
藤掛さんの叩きだす(ドンドコドンドコな)強ビートの上に良い感じに石渡さんの低音系ギターサウンドが乗っかって作られるリズムを従え、(これまでより)ちょっとアクの弱め(に感じる)片山さんのサックスが吠えると言うのが大筋の流れ。
曲名から判る通り、すべてフリーインプロになるためドラム、(ベース化した)ギターが作るしっかりしたリズムの上で、サックスがのたうちまわることになるわけでありますが、言ってみればこれまで(の片山作品)と大きくは変わらない展開の演奏が繰り広げられているとも言えるわけではありますね。。
ギターは、ほとんどの曲の大半でベースと化しています。主役になる場面ではしっかりギターとしての役割をまっとうするんですが、脇役では目立っていてもベースをやっていることが多いイメージ。
ただギターとサックスが絡まりまくるより、脇役時は低音攻めしてもらったほうが好都合ってもんです。
片山さんのサックスの印象が、これまでと違っていて、なんだかアクが弱め。けっして、力感が足りないとか、吹きまくっていないとか、そういう弱さを感じるわけではないのでありますが、全体に音色がきれいになっているような気がします。
もしかしたら、Albert Ayler ばりのドスの効いた低音とフリークトーンの使用量が減っているのかもしれません。そうなるときれいに聴こえるだろうなと..
もっとも、それが不満になっているってこともないのでありますが..
しかし、藤掛の叩きだすドラムは、強烈に腹に響いてきます。
自身のレーベルだから、リーダーではなくてもドラムを目立たせる工作を図っている可能性は否定できませんが、それにしても叩きだされる強力なビートは、これだけ聴いてても気持ちいレベル。
ベストは。。。
片山広明×石渡明廣×藤掛正隆 "8Seasons"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00EY7FYVU/)
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