Dayna Stephens "I'll Take My Chances"
Criss Crossの秋の新譜は3枚だったのですが、特に気になる1枚だけを購入しています。
Dayna Stephensのリーダー作は、同じcriss crossから出ていた"Today Is Tomorrow"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61220268.html)を聴いていますが最近作の"That Nepenthetic Place"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00BKBCIU8/)は手が出ていません。
今見ると、結構そそられる面々が参加しているんですけどね..欲しいアルバムが多すぎる時期だったんでしょう。
Ambrose Akinmusire, Taylor Eigsti, Justin Brown, Jaleel Shaw, Joe Sanders ・・・
で本作ですが、こちらも若手が多いですが、負けずになかなかなメンツが揃っておりまして、個人的にもリーダー作を聴いている面々が揃っています。
Bill Stewartが
Gerald Claytonは、"Life Forum"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62029800.html)。
Joe Sandersは、"Introducing Joe Sanders"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61215300.html)。
Becca Stevensも聴いてまして、"Weightless"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61019768.html)。
Charles Alturaは、リーダー作は聴いてないですが、参加アルバムが凄い!!
Chick Coreaの"The Vigil"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62118193.html)に、Stanley Clarkeの"Stanley Clarke Band"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59674640.html)ときたもんだってヤツです。
Gerald Clayton(P)、Charles Altura(G)、Bill Stewart(Ds)、Joe Sanders(B)
Becca Stevens(Vo:6)
演奏曲は、以下10曲。Dayna Stephens作か絡むのが6曲に、Aaron Parks(1曲)、Brad Mehldau(2曲)の曲と
Duke Ellington(1曲)という内訳になります。
1. Good Tree, Good Fruit
2. Jfk International
3. Adrift
4. Dirty
5. Unrequited I
6. Prelude to a Kiss
7. Field of Landmines
8. I'll Take My Chances
9. Weezy
10. Unrequited
冒頭、ちょっと拍がとりにくいけど滑らかな旋律のテーマの曲が1曲め。途中展開がいくつか変化する、実はドラマチックな曲。
2曲目、4ビート基調でありながら、ちょっとダークな雰囲気を蓄えた演奏。中盤のピアノとギターのソロは、ちょっと聴き応えあり。
3曲目も、ちょっとダークな6/拍子(で良いと思う)が、不思議な雰囲気を醸す楽曲。キラキラしたピアノサウンドが印象的。と、冒頭3曲は似た曲調の曲が並びます。
4曲目で、オルガンが入って曲もちょっとファンクっぽさが入りますが、ダークな雰囲気は大きく変わらない曲。ここでのギターソロが、また良い感じで..
Brad Mehldau作曲の5曲目は、4ビートを前面に出して、テーマは前面に出さない演奏。最後に、あぁこの曲かと判るんですが..
6曲目は、しっとりとボーカルが入るんですが、個人的にはこれはいらない(笑)
7曲目は、ちょっとコンテンポラリ色が強めの曲で、途中エフェクト入れたサックスが紛れ込む。
8曲目は、バラード調の美旋律。9曲目はシンバルに先導される、ちょっと疾走感のある曲。
最後は、ベースの4ビートが気持ち良い、ちょっとモーダルな気配も感じさせる曲。
・・・
軽妙で骨太なDayna Stephensのサックス。
印象的には、あまり前面に出てこないんですが、出てくると凄い演奏をこれでもかと繰り広げるギター。
要所で繰り出されるリフが斬新で、印象に残るピアノ。Gerald Clayton良い味出してるわと感嘆。
全体を締めるのは、名手Bill Stewartのドラム(というかシンバルというか)。といったところが白眉か。
レーベルがcriss crossなので、そう奇抜だったり過激だったりする演奏ではなく、派手な演奏でもないので、渋い部類にはなるんでしょう。それでも若手の繰り出す現代ジャズな雰囲気はたっぷり楽しめるアルバムと言えるでしょう。
ベストは9曲目。アルバム紹介する時は10曲目と合わせ技でかけさせてもらうと思います。
Dayna Stephens "I'll Take My Chances"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00DT55OHM/)
Dayna Stephensのリーダー作は、同じcriss crossから出ていた"Today Is Tomorrow"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61220268.html)を聴いていますが最近作の"That Nepenthetic Place"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00BKBCIU8/)は手が出ていません。
今見ると、結構そそられる面々が参加しているんですけどね..欲しいアルバムが多すぎる時期だったんでしょう。
Ambrose Akinmusire, Taylor Eigsti, Justin Brown, Jaleel Shaw, Joe Sanders ・・・
で本作ですが、こちらも若手が多いですが、負けずになかなかなメンツが揃っておりまして、個人的にもリーダー作を聴いている面々が揃っています。
Bill Stewartが
Gerald Claytonは、"Life Forum"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62029800.html)。
Joe Sandersは、"Introducing Joe Sanders"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61215300.html)。
Becca Stevensも聴いてまして、"Weightless"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61019768.html)。
Charles Alturaは、リーダー作は聴いてないですが、参加アルバムが凄い!!
Chick Coreaの"The Vigil"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62118193.html)に、Stanley Clarkeの"Stanley Clarke Band"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59674640.html)ときたもんだってヤツです。
Gerald Clayton(P)、Charles Altura(G)、Bill Stewart(Ds)、Joe Sanders(B)
Becca Stevens(Vo:6)
演奏曲は、以下10曲。Dayna Stephens作か絡むのが6曲に、Aaron Parks(1曲)、Brad Mehldau(2曲)の曲と
Duke Ellington(1曲)という内訳になります。
1. Good Tree, Good Fruit
2. Jfk International
3. Adrift
4. Dirty
5. Unrequited I
6. Prelude to a Kiss
7. Field of Landmines
8. I'll Take My Chances
9. Weezy
10. Unrequited
冒頭、ちょっと拍がとりにくいけど滑らかな旋律のテーマの曲が1曲め。途中展開がいくつか変化する、実はドラマチックな曲。
2曲目、4ビート基調でありながら、ちょっとダークな雰囲気を蓄えた演奏。中盤のピアノとギターのソロは、ちょっと聴き応えあり。
3曲目も、ちょっとダークな6/拍子(で良いと思う)が、不思議な雰囲気を醸す楽曲。キラキラしたピアノサウンドが印象的。と、冒頭3曲は似た曲調の曲が並びます。
4曲目で、オルガンが入って曲もちょっとファンクっぽさが入りますが、ダークな雰囲気は大きく変わらない曲。ここでのギターソロが、また良い感じで..
Brad Mehldau作曲の5曲目は、4ビートを前面に出して、テーマは前面に出さない演奏。最後に、あぁこの曲かと判るんですが..
6曲目は、しっとりとボーカルが入るんですが、個人的にはこれはいらない(笑)
7曲目は、ちょっとコンテンポラリ色が強めの曲で、途中エフェクト入れたサックスが紛れ込む。
8曲目は、バラード調の美旋律。9曲目はシンバルに先導される、ちょっと疾走感のある曲。
最後は、ベースの4ビートが気持ち良い、ちょっとモーダルな気配も感じさせる曲。
・・・
軽妙で骨太なDayna Stephensのサックス。
印象的には、あまり前面に出てこないんですが、出てくると凄い演奏をこれでもかと繰り広げるギター。
要所で繰り出されるリフが斬新で、印象に残るピアノ。Gerald Clayton良い味出してるわと感嘆。
全体を締めるのは、名手Bill Stewartのドラム(というかシンバルというか)。といったところが白眉か。
レーベルがcriss crossなので、そう奇抜だったり過激だったりする演奏ではなく、派手な演奏でもないので、渋い部類にはなるんでしょう。それでも若手の繰り出す現代ジャズな雰囲気はたっぷり楽しめるアルバムと言えるでしょう。
ベストは9曲目。アルバム紹介する時は10曲目と合わせ技でかけさせてもらうと思います。
Dayna Stephens "I'll Take My Chances"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00DT55OHM/)
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