国立パワージャズ 2013
昨年は、諸般?の事情で開催されなかった、国立パワージャズですが、今年は市と商店街の協力もあって、無事、再開の開催ができました。
今回のプログラムは、下記3組。
1.ものんくる
2.板橋文夫FIT!+川嶋哲郎
3.渋さ知らズ
個人的には"ものんくる"を生で見たいのが大きな期待の1つでありまして、渋さ知らズも、板橋さんのトリオも、過去にパワージャズで見ているので...
だったら前日の青山のライブに行けば良いじゃないかと言うのもあったんですが、それでも兼松講堂でみるジャズのライブの一種の独特感ってのは、変え難いものがると思っています。
今回、初めて2階にも足を踏み入れられました^^
定刻の14:30に開始。一番手が"ものんくる"なのですが、アルバムはリリース早々買って聴いていて、お気に入りのアルバムになっておりましたが、ライブ圧巻。
ベースの角田さんが、頭脳、司令塔と聴いていますが、彼の作り出すサウンド、ハーモニーが、これほど圧倒的に響いてくるとは思いませんでした。ライブ凄すぎ。
ハーモニーは Maria Schneider(くしくも前日までBN東京で公演があった) に通ずるものがあるのはアルバム紹介(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62039921.html)に書いたとおり。
でも、それ以上にたった4人で奏でる管楽器のサウンドを見事に、角田(or ものんくる)ワールドになっていたと思います。
そしてそこに、吉田さんのボーカルが乗っかるわけですが、これが見事に全体の雰囲気にぴったりあってまして、これほどまでに凄い演奏が聴けるとは思っていませんでした。感動の嵐です。
今回、彼らが出演するきっかけの1部にはなっている(はずの)身としては、感無量であります。
会場で売っていた、1stのミニアルバムも買って来てしまいましたw
続く、板橋トリオ+ゲスト川嶋さんの演奏ですが、お決まり(watarase, Goodbye, For You)なしでありながら、テンションの高い演奏をこれでもかとブチ切れ川嶋さんの演奏、アーティスティックな瀬尾さんのベースソロ。圧巻のロングソロを2回も披露してくれた一哲さん。そして、その全体をしっかりコントロールしながら、がっつりのピアノを聴かせてくれた板橋さん。たっぷりと堪能させてもらいました。
そして、トリは渋さ知らズ。さすがに熱狂的なファンの方はいるようで、後ろで凄いノリで聴いているのが見え隠れしてますが大半は着席のまま。多少のノリは見えども、おとなしく(?)演奏を楽しんでます。
前回(?)は、始まったとたん後ろから数人がステージ前になだれ込んで、ステージ前はカオス然に踊りまくってましたが、今回は..
バリサクの吉田さんがステージを降りて走りまわり、ステージ上で海老反り演奏を繰り広げても、盛り上がりはしても、席を立つ気配は..
直後の渡部さんのMCが秀逸で(以下、ネタバレ注意)、曰く「いろいろなホールで演奏しているが、格式の高いところは"おメぇらの演奏は、ちょっと.."という反応を感じることがままあるが、歴史のあるホールでは、許容力があるせいか、あまり、"ちょっと"と感じることは少ない。」と古いホールの賛辞をしておき、「ただ、難点があるとしたら、座席が古いため長時間座っているのがツラい場合がままあると」と、長い間同じ格好をしていることをねぎらい。「今回のコンサートも、長時間の着席で体が固まっているかもしれないから、ちょっと軽い運動をしましょう」と、観客を立たせる。「背伸びしましょう。ちょっと体を横に倒して..」と、やってるすきに、演奏開始。全員総立ちで演奏開始です。(見事でした。)
全員総立ちの中、大盛り上がりの演奏が繰り広げられました。
いつものように、踊り、舞踏、その他パフォーマンスを交えての、狭いステージを目いっぱい使ったパフォーマンスは、圧巻のうちにあっという間に終了したのでありました。
3組とも、アンコールなしの時間制限通り(+α)で終演は、7時20分頃。
正直、おなかいっぱい、胸いっぱいで、会場を後にしました。
もう、しっかり毎年の恒例行事になるよう"musia"の皆さんがんばってください。来年は開催無しなんてことにならないよう切にお願いします。(できれば、もう少し暖かさが残ってる時期が嬉しい)
本当は講堂前の売店も復活してくれると良いんですけどね。学園祭での酒販すら禁止された状況だと、ハードルはエベレストよりも高くなっているとは思いますが..
今回のプログラムは、下記3組。
1.ものんくる
2.板橋文夫FIT!+川嶋哲郎
3.渋さ知らズ
個人的には"ものんくる"を生で見たいのが大きな期待の1つでありまして、渋さ知らズも、板橋さんのトリオも、過去にパワージャズで見ているので...
だったら前日の青山のライブに行けば良いじゃないかと言うのもあったんですが、それでも兼松講堂でみるジャズのライブの一種の独特感ってのは、変え難いものがると思っています。
今回、初めて2階にも足を踏み入れられました^^
定刻の14:30に開始。一番手が"ものんくる"なのですが、アルバムはリリース早々買って聴いていて、お気に入りのアルバムになっておりましたが、ライブ圧巻。
ベースの角田さんが、頭脳、司令塔と聴いていますが、彼の作り出すサウンド、ハーモニーが、これほど圧倒的に響いてくるとは思いませんでした。ライブ凄すぎ。
ハーモニーは Maria Schneider(くしくも前日までBN東京で公演があった) に通ずるものがあるのはアルバム紹介(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62039921.html)に書いたとおり。
でも、それ以上にたった4人で奏でる管楽器のサウンドを見事に、角田(or ものんくる)ワールドになっていたと思います。
そしてそこに、吉田さんのボーカルが乗っかるわけですが、これが見事に全体の雰囲気にぴったりあってまして、これほどまでに凄い演奏が聴けるとは思っていませんでした。感動の嵐です。
今回、彼らが出演するきっかけの1部にはなっている(はずの)身としては、感無量であります。
会場で売っていた、1stのミニアルバムも買って来てしまいましたw
続く、板橋トリオ+ゲスト川嶋さんの演奏ですが、お決まり(watarase, Goodbye, For You)なしでありながら、テンションの高い演奏をこれでもかとブチ切れ川嶋さんの演奏、アーティスティックな瀬尾さんのベースソロ。圧巻のロングソロを2回も披露してくれた一哲さん。そして、その全体をしっかりコントロールしながら、がっつりのピアノを聴かせてくれた板橋さん。たっぷりと堪能させてもらいました。
そして、トリは渋さ知らズ。さすがに熱狂的なファンの方はいるようで、後ろで凄いノリで聴いているのが見え隠れしてますが大半は着席のまま。多少のノリは見えども、おとなしく(?)演奏を楽しんでます。
前回(?)は、始まったとたん後ろから数人がステージ前になだれ込んで、ステージ前はカオス然に踊りまくってましたが、今回は..
バリサクの吉田さんがステージを降りて走りまわり、ステージ上で海老反り演奏を繰り広げても、盛り上がりはしても、席を立つ気配は..
直後の渡部さんのMCが秀逸で(以下、ネタバレ注意)、曰く「いろいろなホールで演奏しているが、格式の高いところは"おメぇらの演奏は、ちょっと.."という反応を感じることがままあるが、歴史のあるホールでは、許容力があるせいか、あまり、"ちょっと"と感じることは少ない。」と古いホールの賛辞をしておき、「ただ、難点があるとしたら、座席が古いため長時間座っているのがツラい場合がままあると」と、長い間同じ格好をしていることをねぎらい。「今回のコンサートも、長時間の着席で体が固まっているかもしれないから、ちょっと軽い運動をしましょう」と、観客を立たせる。「背伸びしましょう。ちょっと体を横に倒して..」と、やってるすきに、演奏開始。全員総立ちで演奏開始です。(見事でした。)
全員総立ちの中、大盛り上がりの演奏が繰り広げられました。
いつものように、踊り、舞踏、その他パフォーマンスを交えての、狭いステージを目いっぱい使ったパフォーマンスは、圧巻のうちにあっという間に終了したのでありました。
3組とも、アンコールなしの時間制限通り(+α)で終演は、7時20分頃。
正直、おなかいっぱい、胸いっぱいで、会場を後にしました。
もう、しっかり毎年の恒例行事になるよう"musia"の皆さんがんばってください。来年は開催無しなんてことにならないよう切にお願いします。(できれば、もう少し暖かさが残ってる時期が嬉しい)
本当は講堂前の売店も復活してくれると良いんですけどね。学園祭での酒販すら禁止された状況だと、ハードルはエベレストよりも高くなっているとは思いますが..
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