Cedric Caillaud "Swingin The Count"
Count Basieの"April in Paris"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00F5DXK7C/)のジャケをパクったCedric Caillaudの新作です。
Cedric Caillaudは、以前"june 26"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a44923899.html)と言う作品を聴いていますがこれがデビュー作で、その後Harry Allenを加えたカルテットで"Emma's Groove"(http://www.amazon.co.jp/dp/B0027REDHA/)というアルバムを出していますがそれは未聴。
本作が3枚目のリーダー作となるようです。
ジャケ見て演奏曲見れば、Count Basie信奉者のCount Basie信奉アルバムであることは一目瞭然でありますが、ジャケ裏にButch miles, John Claytonの推薦文?ジャケ中に"Count Basie is one of my heroes forever and ・・"なんて文章を筆頭に、おそらく賛辞がずらりと英語とフランス語でたっぷりかかれています。
メンツは、リーダーでベーシストのCedric Caillaudに、ピアノが"june 26"でも"Emma's Groove"でも共演しているPatrick Cabon。それにAlvin Queen(は巨匠でいいのかな?)のドラムという陣容。
1曲だけ、ボーカルが入ります。
Cedric Caillaud(B)、Alvin Queen(Ds)、Patrick Cabon(P)
China Moses(Vo:5)
演奏曲は、Count Basieゆかりの曲が多めで、Neal Hefti作が2,3,4,5,8,12、7,9,10とQuincy Jonesの曲他有名曲となります。オリジナルは1つもありません。
01. April In Paris
02. Flight Of The Foo Birds
03. Splanky
04. Ain't That's Right
05. Li'l Darlin'
06. Blues In Hoss Flat
07. For Lena & Lennie
08. Shinny Stockings
09. Meet BB
10. Rate Race
11. Easy Does It
12. Together Again
ゴリゴリに弾かれるスウィンギーなベースに導かれて、強タッチのピアノがカツカツと叩きだす王道的ピアノフレーズは、どうしても"Kansas City 3"(http://www.amazon.co.jp/dp/B0025KN49W/)の演奏を想起させるものとなっており、それだけでCount Basieのピアノ好きとしては、ちょっと嬉しくなってしまう展開であります。
フランス人のベースとピアノに欧州在住のドラマーということで、表層的にはCount Basie調王道サウンドをまっとうに強烈強力に引き倒していることになるのですが、ドラムがちょっとしなやかさを持たせた演奏をしていたり、この辺の塩梅というかバランスと言うか、そこはかとなくフランスっぽいストレートじゃないセンスを感じさせる(気のせいかも)ような演奏になっており、そこが演奏を単調じゃなくし、良い具合に琴線をくすぐるというか、ニヤニヤしながら聴いてしまうというか。
10曲目は、Count Basie Plays Quincy Jones And Neal Hefti Vol 1に収録されている曲ですが、エレピでゴーゴー調に演奏されていて、これがいいアクセントになっている。
ベストは1曲目でしょう。このアルバムにトップにふさわしいジャケゆかりの曲をインパクトのある演奏で聴かせてくれます。
Cedric Caillaud "Swingin The Count"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00F4IMBMS/)
Cedric Caillaudは、以前"june 26"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a44923899.html)と言う作品を聴いていますがこれがデビュー作で、その後Harry Allenを加えたカルテットで"Emma's Groove"(http://www.amazon.co.jp/dp/B0027REDHA/)というアルバムを出していますがそれは未聴。
本作が3枚目のリーダー作となるようです。
ジャケ見て演奏曲見れば、Count Basie信奉者のCount Basie信奉アルバムであることは一目瞭然でありますが、ジャケ裏にButch miles, John Claytonの推薦文?ジャケ中に"Count Basie is one of my heroes forever and ・・"なんて文章を筆頭に、おそらく賛辞がずらりと英語とフランス語でたっぷりかかれています。
メンツは、リーダーでベーシストのCedric Caillaudに、ピアノが"june 26"でも"Emma's Groove"でも共演しているPatrick Cabon。それにAlvin Queen(は巨匠でいいのかな?)のドラムという陣容。
1曲だけ、ボーカルが入ります。
Cedric Caillaud(B)、Alvin Queen(Ds)、Patrick Cabon(P)
China Moses(Vo:5)
演奏曲は、Count Basieゆかりの曲が多めで、Neal Hefti作が2,3,4,5,8,12、7,9,10とQuincy Jonesの曲他有名曲となります。オリジナルは1つもありません。
01. April In Paris
02. Flight Of The Foo Birds
03. Splanky
04. Ain't That's Right
05. Li'l Darlin'
06. Blues In Hoss Flat
07. For Lena & Lennie
08. Shinny Stockings
09. Meet BB
10. Rate Race
11. Easy Does It
12. Together Again
ゴリゴリに弾かれるスウィンギーなベースに導かれて、強タッチのピアノがカツカツと叩きだす王道的ピアノフレーズは、どうしても"Kansas City 3"(http://www.amazon.co.jp/dp/B0025KN49W/)の演奏を想起させるものとなっており、それだけでCount Basieのピアノ好きとしては、ちょっと嬉しくなってしまう展開であります。
フランス人のベースとピアノに欧州在住のドラマーということで、表層的にはCount Basie調王道サウンドをまっとうに強烈強力に引き倒していることになるのですが、ドラムがちょっとしなやかさを持たせた演奏をしていたり、この辺の塩梅というかバランスと言うか、そこはかとなくフランスっぽいストレートじゃないセンスを感じさせる(気のせいかも)ような演奏になっており、そこが演奏を単調じゃなくし、良い具合に琴線をくすぐるというか、ニヤニヤしながら聴いてしまうというか。
10曲目は、Count Basie Plays Quincy Jones And Neal Hefti Vol 1に収録されている曲ですが、エレピでゴーゴー調に演奏されていて、これがいいアクセントになっている。
ベストは1曲目でしょう。このアルバムにトップにふさわしいジャケゆかりの曲をインパクトのある演奏で聴かせてくれます。
Cedric Caillaud "Swingin The Count"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00F4IMBMS/)
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