Derrick Hodge "Live Today"
Derrick HodgeはRobert Glasperバンドのベーシストで、Robert Glasperの"Black Radio 2"がリリースされる直前にこのリーダー作を出しています。
当初は、あまりこっち系をたくさん聴いても..てな感覚でスルーしていたんですが、ある人(あるいは、巷)のこっちのほうが良いと言うひと言がきっかけで、じゃ買ってみっかと言うことになった次第であります。
メンツは、曲によって変わってきますが、楽器ごとに大筋以下のような感じになります。
ドラムの2人は、"Black Radio""Black Radio 2"の2人で、両アルバムともベースはDerrick Hodgeだったので、雰囲気は似てくるだろうなという予想はできます。
Derrick Hodge(B)
Chris Dave(Ds)、Mark Colenburg(Ds)
Aaron Parks(P)、Travis SAyles(HammondB3)、Robert Glasper(P)、James Poyser(Kb)
Alan Hampton(G)、Keyon Harold(Tp)、Marcus Strickland(Ts)・・・
演奏曲は、以下の14曲。オリジナル13曲+他の人の曲1曲という構成になります。
01. The Real
02. Table Jawn
03. Message Of Hope
04. Boro March
05. Live Today feat. Common
06. Dances With Ancestors
07. Anthem in 7
08. Still The One
09. Holding Onto You feat. Alan Hampton
10. Solitude
11. Rubberband
12. Gritty Folk
13. Doxology (I Remember)
14. Night Visions (bonus track)
Robert Glasperバンドのベーシストで、Robert Glasperの話題のアルバム"Black Radio2"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00E7Z7D2M/)がリリースされる直前のリリースだってことで、(さらに、自分が比較対象として購入している感が強いので)どうしても比較してしまうのでありますが、Robert Glasperのアルバムがほとんどの曲でボーカルを入れ、そしていかにも"Robert Glasperサウンド"と言えるくらいに個性的な雰囲気を醸し他アルバムであったのに対し
このアルバムでは、ボーカルは1曲だけ、全体の雰囲気からもRobert Glasper臭も(数曲でそこはかとなく感じる程度の例外があるが..)ほぼ感じられず、ある種独特の雰囲気を持った楽曲を並べてきているなというのが第一印象。
第一印象としては、Robert Glasperのアルバムより良かったかも..
全体に、ベーシストがリーダーなんで良いんですが、ベースサウンドが前面に出た曲が多い印象で、前半は現代ブラックミュージック的なビート強めなサウンドが多く、この雰囲気が全体の印象として強く残るわけですが、後半は9曲目のフォーク調な曲、10曲目、13曲目のstrigsを入れたアンサンブル重視だったり、ゴスペル調を感じる曲だったりと、ちょっと印象が散漫になってきているのが。。。
おそらくどれも本人が興味の対象のサウンドってことになると思うのですが、個人的には惜しいなぁと思ってしまっているのが正直なところ。
Robert Glasperと較べると、Robert Glasper盤のほうがクオリティは高いんだと思います。
あっちのほうが、聴けば聴くほど聴きごたえを感じるようなところがあるんですが、こっちは聴けば聴くほど散漫感を強く感じてくるようなところがありまして、アルバムとしてのクオリティも、あっちのほうが高いと個人的には判断しております。
そんな中でのベストは、3曲目でしょうか。ベースとドラムが醸す雰囲気が良い曲です。
Derrick Hodge "Live Today"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00CXQL8EQ/)
ということで、本年もありがとうございました。来年も同じペースで続けられたらと考えております。
ひきつづき、なにとぞよろしくお願いいたします。 よいお年を
当初は、あまりこっち系をたくさん聴いても..てな感覚でスルーしていたんですが、ある人(あるいは、巷)のこっちのほうが良いと言うひと言がきっかけで、じゃ買ってみっかと言うことになった次第であります。
メンツは、曲によって変わってきますが、楽器ごとに大筋以下のような感じになります。
ドラムの2人は、"Black Radio""Black Radio 2"の2人で、両アルバムともベースはDerrick Hodgeだったので、雰囲気は似てくるだろうなという予想はできます。
Derrick Hodge(B)
Chris Dave(Ds)、Mark Colenburg(Ds)
Aaron Parks(P)、Travis SAyles(HammondB3)、Robert Glasper(P)、James Poyser(Kb)
Alan Hampton(G)、Keyon Harold(Tp)、Marcus Strickland(Ts)・・・
演奏曲は、以下の14曲。オリジナル13曲+他の人の曲1曲という構成になります。
01. The Real
02. Table Jawn
03. Message Of Hope
04. Boro March
05. Live Today feat. Common
06. Dances With Ancestors
07. Anthem in 7
08. Still The One
09. Holding Onto You feat. Alan Hampton
10. Solitude
11. Rubberband
12. Gritty Folk
13. Doxology (I Remember)
14. Night Visions (bonus track)
Robert Glasperバンドのベーシストで、Robert Glasperの話題のアルバム"Black Radio2"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00E7Z7D2M/)がリリースされる直前のリリースだってことで、(さらに、自分が比較対象として購入している感が強いので)どうしても比較してしまうのでありますが、Robert Glasperのアルバムがほとんどの曲でボーカルを入れ、そしていかにも"Robert Glasperサウンド"と言えるくらいに個性的な雰囲気を醸し他アルバムであったのに対し
このアルバムでは、ボーカルは1曲だけ、全体の雰囲気からもRobert Glasper臭も(数曲でそこはかとなく感じる程度の例外があるが..)ほぼ感じられず、ある種独特の雰囲気を持った楽曲を並べてきているなというのが第一印象。
第一印象としては、Robert Glasperのアルバムより良かったかも..
全体に、ベーシストがリーダーなんで良いんですが、ベースサウンドが前面に出た曲が多い印象で、前半は現代ブラックミュージック的なビート強めなサウンドが多く、この雰囲気が全体の印象として強く残るわけですが、後半は9曲目のフォーク調な曲、10曲目、13曲目のstrigsを入れたアンサンブル重視だったり、ゴスペル調を感じる曲だったりと、ちょっと印象が散漫になってきているのが。。。
おそらくどれも本人が興味の対象のサウンドってことになると思うのですが、個人的には惜しいなぁと思ってしまっているのが正直なところ。
Robert Glasperと較べると、Robert Glasper盤のほうがクオリティは高いんだと思います。
あっちのほうが、聴けば聴くほど聴きごたえを感じるようなところがあるんですが、こっちは聴けば聴くほど散漫感を強く感じてくるようなところがありまして、アルバムとしてのクオリティも、あっちのほうが高いと個人的には判断しております。
そんな中でのベストは、3曲目でしょうか。ベースとドラムが醸す雰囲気が良い曲です。
Derrick Hodge "Live Today"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00CXQL8EQ/)
ということで、本年もありがとうございました。来年も同じペースで続けられたらと考えております。
ひきつづき、なにとぞよろしくお願いいたします。 よいお年を
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